残念な死に方をした僕はスライムとして転生しました 作:九流トキオ
そこには話し合っていた紫、霊夢、慧音がいた。
主人公は何事かと聞いてみたら、子供達が小物妖怪を倒していると言う事を聞く。
主人公はそれを解決させるために首を突っ込むが心配された。
主人公は大丈夫と言って、説得した。
2時間後、作戦開始時刻になり、博麗神社で休んでいた主人公達の元に紫がやって来た。
「覚悟は出来てるかしら?」
「うん。大丈夫!」
「そう。なら、この隙間の中に入って。人里の外に続いているわ。それから、霊夢達は留守番よ。」
「何でだ?」
「大勢で来ても邪魔になるだけよ。まあ、彼を送ったら私もこっち側に行くから隙間から見ましょう。」
「分かったぜ。」
「なら、スラぼう。この隙間の中に入って。」
紫がそう言いながら自分が出てきた場所とは違う場所に隙間を開いた。
「ここを抜けたら人里の外に出るから。」
「分かった。」
僕は頷き中に入った。
中は目玉が沢山こちらを見ていて気持ち悪かった。
てか、クトゥルフでいなかったか?こう言う奴。
そんな事を考えていると、暗い場所に出た。
「おっと?着いたのか?」
辺りを見渡すと、門のような物が少し先にあった。
「おい、急げ。」
「ま、まってよ!」
「しいぃぃぃ。大きな声出すな馬鹿。」
「いて!痛いよぅ。」
「漫才やってないで行くぞ。」
暫く待ってると、3人の子供の声が聞こえて来た。
「お?来たな。よし、少し進んでからが良いよな。」
俺は広く離れず、それでいて人里に近い場所で襲う事にして、暫く様子を見ていた。
「いねえなぁ。」
「確かに。今までは少なからずいたのに。」
「そうだなぁ。」
よし、そろそろかな。
僕がてて行こうとしたその時。
「貴様らか。我が息子を殺したのは。」
頭に角が生えている妖怪、鬼が現れた。
「ひっ!?」
「う、うわあぁぁぁ!!」
「お、怖気吐くんじゃねえ!こ、こっちには札があるんだ!」
リーダー格の少年は腰が引けながら札を投げた。
「きかん。」
鬼の男は札を握り潰した。
「へ?な、なんで効かねえんだよ!?」
「俺をそこら辺の雑魚と一緒にするな。息子の仇だ。死んで詫びてこい。」
鬼の男はそう言うと太い拳を子供に振りかぶった。
やべえ!
「スラ・ストライク!」
「げふ!?」
僕はとっさにスラ・ストライクを威力を落とし少年に当てた。
少年は横に倒れこみななんとか鬼の一撃を回避した。
「ひぐ。な、なに。」
「てめえら!さっさと逃げろ!」
「な、何でお前に。」
「死にてえのか!?死にたくなかったらさっさと逃げろ。」
「ひ、うわあぁぁぁ!」
「ひいぃぃぃぃ!!」
「ま、待てよ!置いてかないで!」
3人組は走って逃げて行った。
「貴様、何故邪魔をする。」
「あいつらを殺したらお前がころされるぞ!」
「どうでもいい。息子がいないこんな世の中、どうだってな。死ぬなら死ぬでいいさ。だが!あの人間どもは許せん!じゃまをする貴様もな!」
鬼の男は僕に強烈な一撃を繰り出してきた。
「ぴぎ!」
僕は吹き飛ばされたが、それを利用し、木に思い切りバウンドして威力をあげたスラ・ストライクを決めた。
「ぐっ!」
「僕に物理は効かないよ!」
「ならば!」
男は蹴りを繰り出して来たが、そんな物は効かない!?
「ぴぐっ!?」
「はあ!」
「ぐぎゃ!?」
蹴りで吹き飛ばされた僕は戻る前に拳で木ごと潰された。
何だ!?すげえ痛え。
「ぐうぅぅ。どうして。」
「闘気を纏わした一撃だ。この技は物理が効かない相手に生み出した技だ。効くだろう?」
「何故そこまで人間怨む!」
「何故だと?何故だと!!息子は我の後を継ぐと笑顔で頑張っていた。自慢の息子だった!許せるか?許せるわけがない!!ああ、憎い!憎い憎いニクいニクイ!!」
「な、何だ?」
鬼の男がブツブツ呟いたかと思うと身体中に黒い煙の様な物が男の体から出てきて男を覆う様に黒い煙がたちこめた。
「ニク、イ!ガアァァァァァァァァァァァ!!」
男の一層の叫びと共に黒い霧は飛び去り、男の姿が見えた。
「な、に!?」
男の姿が変わっていた。
黄色の体に、二つの羽。立派な日本の角に、銀で出来た胸当てを着けていた。
そう、ライオネックだ。
「ニクイ。スベテガ、ニクイ。」
「ぴぎゅ!?」
ただ軽く腕を振られただけで竜巻の様な風が吹き荒れ吹き飛ばされた。
「バギマ」
「ピギィィィィィ!?!?」
近くの木々を巻き込みながら竜巻がくる。
中に巻き込まれ風の刃が容赦無く襲い消えたと同時に。
「ガァア!!」
「びぐゅ!!」
闘気を纏わした一撃を加えて来た。
体は吹き飛ばされ木々を何十本となぎ倒しながら、ようやく止まった。
「ぴ、ぎゅ、う。」
僕はたったの3撃で戦闘不能まで持ってかれた。
「ジャマをスルヤツ、コロス。」
奴は、高速で僕の元に向かってる。
後一発だけでも当たれば体は消滅する。
そう、確信が持てる程の実力の差だった。
「真空斬り。」
風で出来た剣が僕に向かってくる。
「夢境「二重大結界」
その声と共にオレンジ色の結界が現れ真空斬りを防いだが、一回当たっただけで結界は崩れ去った。
「ちっ!結構強力なんだけどな。」
「大丈夫か!スラぼう!!」
「魔理、沙。何とか、ね。」
「酷え。瀕死じゃねえか。」
「ジャマをスルナ!ドルクマ!」
「!? 霊夢!」
「分かってる!夢境「二重大結界」」
「結界「魅力的な四重結界」」
膨大な魔力の黒い塊が全てを枯され死に行きながら僕達に向かっていった。
霊夢と紫がスペルカードを発動させると、ドルクマを紫の結界が封じ込み、そこから霊夢の結界が紫の出した結界ごと包み込んだ。
中で巨大な爆発が起こり、何とか威力を殺せたが、爆風が凄まじく、全員吹き飛ばされた。
「ぐぅぅぅ!紫!魔理沙!無事!」
「何とかね。」
「こっちも大丈夫だぜ!」
「スラぼう!あんたは邪魔だからどっか行きなさい!」
「霊夢!そんな言い方。」
「あんたも味わったでしょ!?あいつは今までの異変とは違うただの化け物よ!半端な力じゃこっちがこ殺される!あんたは邪魔なやつを庇いながら戦えるの!」
「それは。」
「魔理沙、ありがとう。」
「スラぼう。」
「確かに邪魔だね。僕。」
「わ、私は!」
「いいんだ。頑張ってね!魔理沙、霊夢、紫。」
「スラぼう!!」
僕はそれだけ言うと全力のスラ・ストライクでその場から離れて行った。