雪ノ下雪乃の短編集   作:to110

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part5はとある人との共同作品です。よって、少し雰囲気が違うかもしれませんが、気にせずお読みになってください。


part5

雪乃「」

 

 

雪乃「」

 

 

八幡「よう」ガラガラ

 

 

雪乃「こ、こんにちは………」

 

 

八幡「(雪ノ下が罵倒してこない、だと………一体何があったんだ)」

 

 

雪乃「(聞くべきかしら?比企谷君の胸の好みを。けれどそれじゃあ比企谷君に好きって言ってるみたいじゃない………どうすればいいのかしら………?)」モジモジ

 

 

八幡「(ほんとに何かの病気か?なんなの?そのかわいい動作。もう永遠にそれしてろよ)」

 

 

八幡「ん?(俺としたことが本を忘れてしまった。教室にあるが、取りに行くの面倒だし、音楽でも聞くか)」

 

 

雪乃「」モジモジ

 

 

八幡「(おっ、イヤホン発見)」

 

 

結衣「やっはろー‼︎」

 

 

結衣「ってヒッキー何聞いてるの?」

 

 

八幡「お前に言ってもわからんのが落ちだ」

 

 

結衣「またバカにしてー」プクー

 

 

八幡「じゃあ由比ヶ浜、バカって漢字でどう書くんだ?」

 

 

結衣「バカに漢字なんてないよ‼︎カタカナだよ‼︎ヒッキーのバーカ‼︎」

 

 

雪乃「馬で鹿と書いて馬鹿というのよ由比ヶ浜さん。そのくらい常識なのだから覚えておいた方がいいわよ」

 

 

八幡「(もう復活ですか雪ノ下さん)」

 

 

雪乃「(もう考えても仕方ないわ………)」

 

 

結衣「」ポカーン

 

 

八幡「(はぁ〜、馬鹿がいなくなるとほんとに静かだ。音楽に集中できる)」

 

 

雪乃「(まさか由比ヶ浜さんがあそこまで、その、あれだとは………)」

 

 

結衣「それで、ヒッキーは何聞いてるの?」

 

 

八幡「んあ?お前らリア充には関係のない歌だ。てか、お前らの聞く歌は俺にはあわん」キリッ

 

 

結衣「はあ⁉︎何それ⁉︎キモい‼︎まじキモい‼︎ヒッキーキモい‼︎」

 

 

八幡「キモくて結構。お前らリア充はアニソンとかをキモいとか思ってるだろ」

 

 

雪乃「でもそうね。世の中の一般論はアニメの歌などをそう捉えてるものね。偏見よね」

 

 

八幡「なんだ雪ノ下?アニソン聞いたりするのか?(ここらで罵倒をしてくるのが雪ノ下クオリティではなかったのか?)」

 

 

雪乃「まだ聞いたことないわ。けれど、聞いたこともないのに偏見は持ちたくないもの。ちなみに私がよく聞くのはクラシックよ」

 

 

八幡「さすがは雪ノ下だな(心の底から思うぞ)」

 

 

結衣「それで?どうせプリキュアでしょ?ヒッキーキモい‼︎」

 

 

八幡「プリキュアは純粋でキモい要素なんてない。今聞いてるのはプリキュアじゃないし」

 

 

結衣「じゃあ〜聞かせてよ〜」

 

 

八幡「やだ」

 

 

結衣「むっきー‼︎もういい‼︎ヒッキーまじキモい‼︎ゆきのん、もう帰るね‼︎ヒッキーのバーカ‼︎」タッタッタ

 

 

雪乃「あなた、ちゃんと謝りなさいよ………」ハァ

 

 

八幡「わかってる………」ハァ

 

 

雪乃「それで?何を聞いてるのかしら?聞かせてもらえるかしら?」

 

 

八幡「ん?あぁ、わかった。んじゃ、こっちこい」

 

 

雪乃「えっ⁉︎(こ、こいって………///)」

 

 

八幡「なんだよ………(変なこと言ったか?)」

 

 

雪乃「なぜそっちに行くのかしら?」

 

 

八幡「イヤホン届かねぇだろ」

 

 

雪乃「イ、イヤホン………?なぜ今いるのかしら?」

 

 

八幡「音出してたら依頼人が来たときに入ってこれないだろ?」

 

 

雪乃「あ、あぁ、そういうこと………」

 

 

八幡「というわけだ。こっちにこい」

 

 

雪乃「え、えぇ」トコトコ

 

 

八幡「ほいっ」

 

 

雪乃「あ、ありがとう(え?左耳用?そ、そしたら………)」

 

 

八幡「(しくった。右耳のを渡すべきだったか。めっちゃ近い………)」

 

 

雪乃「(比企谷君の顔がすぐ横に………///)

 

 

雪乃「(え、ええと………聞こえてくるのは………)」

 

 

ありったけの気持ちで アイシテルってつぶやく

 

昨日までの想いあふれ サラサラとけてく

 

これっきりの祈りで 伝わればいいのに

 

確かめあえる言葉をくれて 神様ありがと

 

明日二人は手をのばして

 

いつもよりも強く握りあう

 

明日二人は手をのばして

 

抱き合って キスをして 愛しあう

 

 

雪乃「なっ………⁉︎あ、あっ」カァァァ

 

 

八幡「ん?どうした?(めっちゃ顔赤いじゃん。勘違いする要素しかないじゃん。どうしよう………)」

 

 

雪乃「ひっ、比企谷君、あ、ありがとう………///」

 

 

八幡「いや、気にするな」

 

 

雪乃「そ、それじゃあ、ええと、も戻るわね」

 

 

雪乃「え?(じ、地震………つ、強いわね)」

八幡「え?(地震か、あんま揺れてはいないな)」

 

 

雪乃「(えっ、バランスが………)」

 

 

雪乃「キャッ!」

 

 

八幡「お、おい雪ノ下!」ダキッ

 

 

雪乃「(かかかか、か彼が私を抱きしめて………)」

 

 

八幡「(助けるためとはいえ抱きついてしまった。しかも、なぁ………)」

 

 

雪乃「あっ………なっ………///」カァァァ

 

 

八幡「おっと、地震が終わったな」

 

 

雪乃「そ、そうね………///」

 

 

八幡「んーと、まぁあれだよ。もう時間だし帰ろうぜ?」

 

 

雪乃「え、えぇ。そ、そうね。それから、その………」モジモジ

 

 

八幡「ん?」

 

 

雪乃「あ、ありがとう………///」ウワメヅカイ

 

 

八幡「き、気にするなよ(ぐっ………なんなんだよ、この破壊力は!)」

 

 

雪乃「(今がチャンス、よね)お礼をするから、その、ちょっと待っててもらえるかしら?」

 

 

八幡「お礼なんていいって。気にするなって言っただろ?」

 

 

雪乃「いいのよ。私がやりたいだけなのだから」

 

 

八幡「(そう言って雪ノ下の顔が近づいてくる。そうだ、顔だ)」

 

 

雪乃「///」カァァァ

 

 

八幡「(雪ノ下の顔がすぐ間近にきて、それで………」

 

 

平塚「おーい、大丈夫だったか?てか、もう時間だぞ?鍵を返しにこい」

 

 

雪乃「」ピクッ

 

 

八幡「今から返しに行くところですよ(反射的に雪ノ下との距離はとった)」

 

 

雪乃「えぇ、返します(もう少しだったのに!)」

 

 

平塚「いや、私はちょっとここでやりたいことがあるからな、鍵はいい。というか、時間だからとっとと帰れ」

 

 

八幡「へーい」

 

 

雪乃「わかりました」

 

 

雪乃「(んー!いいところだったのに!平塚先生、間が悪いわよ!)」

 

 

八幡「帰るか」

 

 

雪乃「そうね………」

 

 

雪乃「(うーーー、私のせっかくの覚悟が………)」

 

 

雪乃「(けれど………)」

 

 

八幡「///」

 

 

雪乃「(彼も少し顔が赤くなっていて、作戦の半分は成功、かしらっ)」♪

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