神喰、狩人始めます『更新停止』   作:血途

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皆さん、こんにちは。今回このような作品にチャレンジしました。どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。
それでは本文です。


飛ばされた先
神喰、飛ばされます


 嘆きの平原。そこは中心に渦巻く雲がある場所。そこでが一つの巨体アラガミ・ウロボロスが横たわっていた。寝ている、というわけではない。すでに息絶えている。

 

 「ふう、手間かけさせやがって」

 

 そしてウロボロスの死体の横で神機・ナベリウス(ロングブレード)を肩にかつぎながらさきほど狩ったウロボロスを見下ろす少年国城 要(くにしろ かなめ)は神機を捕食形態へと変形させる。

 

 「そんじゃ、貰うもんもらって帰るとするか」

 

 そしてそのままウロボロスの体へかぶりつく。すると神機が光輝いた。

 

 「お!レア物発見!」

 

 いい素材を見つけたらしく、目を輝かせて要は喜ぶ。これから、この素材をどう使おうか真剣に考えていた。

 

 「この素材使って、新しく武器作るか....いやむしろこれを今の武器に組み合わせられるかも....。今度ギルさんとリッカさんに相談してみるか。........ん?」

 

 ふと顔を上げると、何やら白い物体目の前を高速で飛んでいったようでる。新種のアラガミか?と思い近づくと、

 

 「白い・・・アバドン?」

 

 アバドン、それは神出鬼没なアラガミ。神機使いを襲った記録はないが、体内に稀少なコアを持っており、多くの神機使いがそれを求めている。だが、白いアバドンの目撃情報は今まで一度もない。

 

 「色以外は普通のアバドンと同じみたいだな。堕天種?いや金色のグボロ・グボロみたいな希少種か?」

 

 神機を銃形態に変形し、弾丸の嵐をおみまいする。攻撃を受けたアバドンは必死に逃げようと、その素早く逃げ出す。

 

 「っ!待て!」

 

 即座に追いかけるが、やはりアバドンのほうが速く、追いつくことができない。

 

 「くそ!....そうだ!」

 

 ここで彼は思いついた。嘆きの平原は円形の土地で、アバドンが走り去った方向と逆向きに走れば追いつくのである。

 

 「ここだ!....ん?」

 

 そこにアバドンがいると思ったが、そこにはアバドンはいない。もしかするともう逃げきってしまった可能性もある。

 

 「畜生、まあ一応博士に連絡を(ヒュン!!!)って何じゃこりゃああ!」

 

 アバドンを諦め、帰投しようとしていたとき彼の真下に穴が開いた。落とし穴ではなく、空間的な....。そして彼が見上げるとそこにはさきほど追いかけていたアバドンが彼を嘲笑うかのように浮遊していた。

 

 「んにゃろおおおお!」

 

 この時彼はまだしらなかった。これが物語りの始まりであることを。

 

 ※

 

 「あ~も~どこにいるのよ!」

 

 密林に一つの声が響く。見たところお怒りのようである。草むらから現れた少女は見つからない獲物を捜してキョロキョロと周りを見渡した。

 

 「今日こそ師匠に認めて貰うんだから!」

 

 少女の名前はリン。彼女はまだなってばかりの新米ハンターだが、元々素質があり、物事をすぐ覚える。彼女の師匠は一流のベテランハンターで、彼女のことも評価しているのだが、

 

 「いっつも私が狩るのはドスジャギイとかばっかり。私だって強いモンスターくらい狩れるほど強くなったことを見せてやるわ。」

 

 幸い、といいっていいのか、彼女の師匠は今日恋人とデートしているらしく、この場にはいない。そこで彼女はナルガクルガのクエストを受けた。受付の人は少し戸惑っていたが、一応受付はしてもらった。

 

 「っと、見つけた。相変わらずわかりにくいわね....」

 

 木の影に隠れじっと獲物をみるナルガクルガを発見し、弓を構える。ヒュンという音と共に矢が放たれ、ナルガクルガの足に命中する。

 

 「ギュアアアアアアア!」

 

 いきなり攻撃されたナルガクルガは痛みのあまり声を上げるが、リンを見つけると臨戦体勢に入り、尻尾を回転させてリンのいる一帯を凪ぎはらう。がリンはうまくその攻撃を避ける。

 

 「(ほら、ナルガクルガなんて簡単じゃない)」

 

 浮かれるリン。だがその慢心が命取りだった

 

 「っ!!」

 

 突然体にかかる大きな衝撃。それによってリンは岩の壁にたたき付けられた。

 

 「がっ、はあ!(嘘!なんで・・・亜種がいるのよ!?)」

 

 そこには緑色の毛を持つナルガクルガ亜種がいた。するとナルガクルガ2体は見つけた餌を取り合うように争いを始めた。

 

 「(今のうちに....逃げなきゃ....)」

 

 だがそんなことをナルガクルガが許すはずがなく、尻尾の棘を飛ばす。それによってリンは岩に縫い付けられるような形になった。

 

 「(ああ、そうか....私死ぬんだな....。師匠、ごめんなさい)」

 

 その時、空中に黒い穴が開いた。リンとナルガクルガは突然現れた穴に注意がいく。

 

 「あんにゃろおおおお!!!」

 

 空から人が降ってきた。

 

 「「「!!?」」」

 

 一人と二匹はあまりの光景に唖然としている。当の本人は....

 

 「いっつ!ああ腰打ったなこりゃ」

 

 痛そうに腰をさするも、案外大丈夫そうだった。

 

 「さて、見たこと無い場所だな。アナグラは....ん?」

 

 ようやく彼は周りの状況を把握したらしい。しかしリンにとって驚いたことは、ナルガクルガ2体を目にした彼の第一声

 

 「なんだ?おまえら....新種か?」

 

 どうやら彼はナルガクルガを見たことがないらしい。

 

 「おまえ、何やってんだ?」

 

 そしてようやくリンに気づく

 

 「見ればわかるでしょ!動けないのよ!」

 

 「なるほど」

 

 そういうと彼はナルガクルガの方を向き

 

 「んじゃ、仕事を始めるか」

 

 自らの武器を持って走り出した




皆様いかがでしたか?筆者としてはサブで書いているつもりが、メインになってしまうのが怖いです(ブルブル)では次回もお楽しみに

2016 6/25編集しました
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