神喰、狩人始めます『更新停止』   作:血途

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イ「サブタイトルを見るかぎり、これでまた一つ終了か。いや~また前後書きも賑やかになるな」

え?まだ終わってませんよ?

イ「エエ!?」

まだまだ終わってなんかいません。皆サブタイトルに騙されないでくださいね!

それでは本編です。


帰還

「離れろ、クソ隊長!むさ苦しい!」

 

「だって~、後輩くんに会うのも久々だし、今まで会えなかった分、摂取出来なかった後輩くんエナジーを取り込もうかな~なんて」

 

久々に会えたのが嬉しいのか、必要以上に要に抱き着こうとする。要は両手で必死にそれを押さえていた。

 

「ギャァァァ!」

 

「「!?」」

 

突如、またあの不気味な声が響き渡る。見るとそこには血まみれになり、ふらつきながらも立ちあがろうとするアラガミの姿があった。

 

「おいおい、脳天ぶち抜かれて生きてるとか、どんな神経してんだ?」

 

「あちゃー。殺しきれなかったか....」

 

トドメをさすために要達はもう一度神機を構える。しかし、アラガミは体から毒霧を発生させ、煙幕のように要達の視界を奪った。その隙をついてアラガミはこの場から逃れようとする。

 

「くそっ。待ちやがれ!」

 

要が逃がすまいと追いかけるも、霧に阻まれ動けない。視界が晴れたとき、そこには何もいなかった。

 

「カナメ!リンが.....リンの血が止まらない!」

 

アキラの声でふと我に帰り、負傷したリンの元へ駆け付ける。アキラの言う通り、リンの血は止まることがなく、ドクドクと流れ出ていた。このままでは失血死の可能性もありうるだろう。

 

「おい、お前達。大丈夫か!?」

 

そこへ衛兵のトロスが遅れてやってきた。トロスはこの状況を一目見ると、リンの肩を担ぎ、荷車にのせる。

 

「お前達も早く乗れ!一刻も早く帰るぞ。」

 

「わかった」

 

要達は重傷のリンの容態に気をつけながら、出来るだけ早くユクモ村へ帰還することになった。

 

 

ユクモ村に着くと、カンナが血相を変えて飛んできた。カンナは村の医師と共にリンの治療にあたり、無事一命を取り留めることが出来た。幸い、リンの体に毒が残ることもなく、後遺症の心配も無いそうだ。そのかわり、リンはカンナの説教を受ける羽目になったが....。

 

「やっほー」

 

「見舞いに来てやったぞ」

 

「....」

 

しかし、そんな事件があったにも関わらず、要とは一向に口を利かないようだった。

 

「はじめまして!えーと、リンちゃんだっけ?私は美空、夜神美空(やがみ みそら)っていうの。よろしくね」

 

「よ、よろしくおねがいします」

 

「で、最初に言うことは無いのか?」

 

「ちょっと、後輩くん!」

 

「....」

 

頑なに口を閉じて、話をしようとはしないらしい。そんなリンに要はさらに追い撃ちをかけるが如く言い放つ。

 

「俺はあいつらに手を出すなと最初に言ったはずだ。今回の騒動はそれを破ったお前が悪い」

 

「....」

 

「わかったらもう手をd「ああ、もう!一旦後輩くん引っ込んでて!」」

 

見かねた美空は、強引に要をリンの部屋から追い出し、ドアの鍵をかける。部屋の中はリンと美空の二人きりの空間となった。

 

「....あ、あの!」

 

「うん、なに?」

 

「あの、その....カナメって私の事を足手まといだと思っているんでしょうか?」

 

さすがに、この質問は予想外だったのか、美空は一瞬呆気にとられるも、その質問に苦笑した。

 

「....後輩くんがあんな態度をとるときは、誰かを傷つけたくない時なんだよ」

 

「....え?」

 

「聞きたい?後輩くんの話」

 

「は、はい」

 

美空はリンの要望どうり、要の話をした。要から聞いた、要が幼い頃に経験した忌ま忌ましい光景のこと。自分の部隊に配属されてからも、周りと相容れない態度をとっていた時のこと。そしてそんな態度は、自分のせいで誰かが傷つくことが嫌だった、という感情の裏返しであること。口は悪いけど、カピバラが大好きな可愛い子であること。

 

リンは自分の知らない要の姿に驚愕していた。と、同時に、要がアラガミから自分を遠ざけようとしていた理由が理解できた。

今度会ったら謝ろう。そう心に決意したリンだった。

 

 

「あのクソ隊長、まだ俺の説教は終わってねぇのに....。はぁ、そこにいるんだろ?アキラ」

 

「まさかバレるとはな。結構うまくいってたと思うけど。まあいいカナメ、話がある」

 

そう言ってアキラは要を自分の部屋に入れた。部屋にある木で出来た椅子の上に要を座らせると、アキラは要の真正面に座り、話しはじめた。

 

「今回の一件、あまりリンを責めないで欲しい」

 

「は?」

 

「俺がリンを凍土に連れ出した。だからリンは悪くない」

 

リンを凍土に連れ出した挙げ句、大怪我を負わせてきた原因は自分にある。だからリンを許して欲しいとアキラは懇願した。

 

「リンから聞いたんだ。あいつがクエストにも顔を出さなくなったのはカナメ傷つく所見たく無いからだって!」

 

「!?」(リンが....俺の....?)

 

「俺にはあいつの気持ちがよくわかる。あいつは...あいつは十年前に親父を亡くしたから」

 

「んな!?それどういう意味だ!」

 

要はアキラにつかみ掛かる。アキラは要にも知る権利があると思い、その口を静かに開いた。




さて、今回は新キャラの夜神美空さんにお越しいただきました。

美「やっほー。みんな、はじめまして!」

これはまたリンちゃん以上に元気な女の子ですね。それでは自己紹介もかねていろいろ質問していきたいと思います。

Q1好きなものは?

美「もちろん後輩くんだよ!後輩くんがいるだけでジャンボトウモロコシ4本は行けちゃうよ!」

それでは第二問、Q2嫌いなものは?

美「うーん。あまりないけど、強いて言うならやっぱりアラガミかな。後輩くん辛い目に合わせたし。」

Q3読者の皆様に一言

美「あたしと後輩くんのラブラブイチャイチャな日常ををお楽しみに!」

要「そんなものはない。お前ら、期待はするなよ(怒)....」
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