セ「サブタイトルが最終回みたいなのですが、さっさと終わってくれますの?」
嫌だよ!まだ続けるよ!読者のみんなも続けて欲しいよね!
....
うん、そうだよね!
セ「チッ」
ちょっと待って、何で舌打ち!?キャラ崩れてるよ!
セ「あら、失敬。それでは駄文な本編をどうぞ」
人の台詞を取るな!
sideカル
俺の名前はカル。ユクモ村でハンターをしている。歳は35、武器は大剣。村の中でも指折りのベテランハンターだ。今日も晴天に恵まれ、無事クエストを終えてきた。
「お父さん、お帰り!」
「おう、リン。今帰ってきたぞ」
妻を早くに亡くし、男手一つで育ててきた愛娘が玄関までお出迎えに来てくれた。
「ねぇねぇ、今日はなにとってきたの?」
「今日はなぁ、とびっきり美味しい魚を釣ってきたぞ。夕飯はご馳走だ!」
「やったぁ!」
こうして娘の笑顔を見るだけで一日の疲れが癒されていく。早速俺は夕飯の支度に取り掛かった。
「お父さん!」
「ん?なんだ?」
「明日お父さんのお仕事ついていっていい?」
これはまた難しい質問してきた。いつもならダメだと言ってやるところだが....
「おう、いいぞ。」
「わーい。お父さんありがとう!」
(本来なら明日は休むところだ。最近仕事で忙しくて構ってやれなかったからな。よし、明日は軽めのクエストに連れていってやるか。)
だがこの判断は間違いだったということに気がついたのはずいぶんと先のことだった。
※
「ねぇお父さん、これなぁに?」
「これは薬草って言ってな、俺達ハンターにとって、すごく大事な物なんだよ。」
「じゃあ、私がいっぱいとってお父さんにあげるね!」
「ハッハッハ、それは嬉しいな。でもな、リン。こういうものは必要な分だけ取るんだよ」
「はーい」
いずれこの子もハンターになりたいと言い出すのだろうか。俺的にはこんな危険な仕事を愛娘にやらせたくは無いと思っているが、本人がやりたいというのなら、俺は止めるつもりはない。
「グルルル」
「お、お父さん。あ、あれなに?」
「うん?」
おっと、考え事をしすぎたようだ。まさか近づいてくるアオアシラの存在にすら気づかなかったとは....。でもまあちょうどいいか。
「リン、よく見てなさい。これがお父さんの仕事だ。」
獲物に襲い掛かろうと突進するアオアシラに、大剣振り上げ脳天から突き刺す。上手く入ったようで、しばらく痙攣した後、アオアシラは動かなくなった。
「おおー....」
「ハッハッハ、どうだ?凄いだろう」
「うん。でもお父さん、ちょっと怖い」
「....あ」
しまった。よくよく見たら体が血まみれだ。それは怖くても仕方ないか....。
「あー、リン。少しここで待っていてくれ。ちょっと体の汚れを落としてくるから」
「はーい。」
sideout
※
(さて、返り血と汚れはあらかた落とせたし、こんなものかな?早くリンの所へ帰らないと。)
「ガァァァ」
「!?」
振り返った先には、全身真っ黒なモンスター、ゴア・マガラがそこにいた。
(何故ゴア・マガラが
「お父さん?まだなの?」
(しまった!)「リン!来るんじゃない!」
後ろから聞こえてきた幼い声に反応し、より仕留めやすい方に狙いを定めた。そして狙った獲物、リンに向かって飛び掛かり、
《ガキン!》「う、く....」
触れる寸前でカルが大剣で防いだ。しかし、尋常ではない力の強さに、徐々にではあるが大剣の刃が自分の方へと押し込まれる。
「お父さん!」
「....リン、逃げなさい。」
「やだ!私も戦う」
「逃げろと言っているんだ!大丈夫だ、お父さんは後で絶対に行くから」
「で、でも....」
「行け!リン!」
そういうとリンは村の方向へと走っていった。カルはゴア・マガラに振り返ると、蹴りでその腕を退かし、後ろへ跳び距離をとる。
「悪いが、俺もお前に構っていられんのでな。」
そう言うと、カルはこの場から立ち去ろうとする。少しずつ後ろへ下がっていく。だが、痺れを切らしたゴア・マガラは狂竜ウイルスを撒き散らしながら襲い掛かってきた
「ふん!」
初撃をかわし、懐のしたから腹を切る。そして背後に周り、上から尻尾に向かって剣を振り下ろす。ゴア・マガラも後ろにいるカルを打ちのめそうと回転して攻撃するが、その行動さえ読まれてしまい、難無く避けられる。カルが隙を見て逃げだそうと思った時だった。
「....え?」
自分の体から枝が生えた。比喩ではない。その隙をつかれゴア・マガラに殴られ、飛ばされる。
「な、なにが....」
そこにはゴア・マガラと銀色に輝く二つ名持ちの、白疾風ナルガクルガ、がそこにはいた。
「おいおい、冗談がきつくないか?」
腹に生えた枝はナルガクルガの棘だ。そのせいで体に風穴が開いてしまった。
(リン....元気でな....)
獲物の取り合いの戦いに勝利したゴア・マガラがカルのそばまでやってくる。そしてゆっくりと口を開け、渓流に赤い花を咲かせた。
さて、ちょっと次回予告でもしてみましょうかね。
お互いの過去を知った要とリン。二人は無事仲直り出来るのか。そして凍土では復讐に燃えた白い影が動き出す。
うん...自分で言って悲しくなってきた。
イ「慣れないことはするもんじゃねぇぞ」
セ「いつもどうり駄文を書いていればよろしいのです。というわけでさっさと次回書きなさい。」
はい。では執筆して参ります。読者の皆さん。また次の機会に会いましょう。さらば