セ「わたくしたちの出番も少ないと感じますわ」
うん、取り合えずヒュドラ死んだら座談会やる予定だからそれまで待ってて。
そして以下本編
モンスターと人との戦い。その舞台となったユクモ村は、まさに戦場であった。無限に降り続けるのではないかと思いたくなるほど、空からのモンスターは途切れることなく、倒しても倒しても湧いて出てきた。
「怪我をしたものは一度下がれ!遠距離武器は回復弾を使って支援せよ!」
それでも衛兵トロスの指揮は的確で、ハンター達も彼を信頼しているのか多数のモンスターを相手に押し負けることはなさそうだ。
「ギャァァァ!」
「通行止めだと言っているだろ?」
それでも漏れて来るモンスターを中心に要と美空は一刀の元に切り伏せていく。
「それにしてキリがないですね、師匠!」
「口よりも手を動かせ、アキラ」
そんなとき、一際大きいベリオロスが前へ飛び出てきた。ベリオロスは口を開け、強力なブレスを打ち出した。
「「「うあぁぁぁ!」」」
「くっ...。皆耐えろ!踏ん張るんだ!」
それに追い撃ちをかけるが如く今度はギギネブラが毒霧を噴出する。ベリオロスによって生じた暴風と毒霧が合わさり、辺り一面が霧に覆われる。ハンター達は拡散した霧を吸い込み、毒に侵されてしまった。
「グオォォォ!」
ハンター達の視界を奪うことに成功したベリオロスは、その中にいる要を目掛けて滑空した。
「ぐはっ、くそ..。」
「後輩くん!」
ベリオロスの突進を食らい、要は瓦礫の山へと吹き飛ばされる。美空は要を手助けするため急いで駆け付けようとするが、ベリオロスの方へと向かう美空のいく手をギギネブラが塞いだ。
「あたしの相手はこっちか」
ギギネブラは口から毒液を美空目掛けて発射する。美空はその毒液を刀身で切ると、地面を蹴ってギギネブラに接近した。
「ギャァァァ!」
毒液が切られたことを見たギギネブラは首を伸ばし、こちらに向かってくる美空に噛み付こうとする。しかし、美空は上に跳躍してそれをかわすと、刀身を下に向けて真下に向かって突き刺した。
「ギャァァァ!?」
体を貫かれ、ギギネブラに強烈な痛みが襲い掛かる。あまりの痛みにギギネブラは暴れ始めた。
「ん、ぐう!....」
背中から落とされぬよう、太刀をしっかり握り放さない。美空は背中に背負った自分の神機を持ち出し、今度はギギネブラの頭に突き刺した。
「ギャァ、アァ....」
手応えあり。ギギネブラは最後の力を振り絞り、立ち上がろうとするが、ついには動かなくなった。
「さて、後輩くんはと」
美空がベリオロスの方向を向くと、ちょうど要が片手剣でベリオロスの牙をいなしていた。
「いい加減に....しやがれ!」
盾を捨て、いなした牙を掴む。一瞬動かけなくされたベリオロスの頭に、もう一方の手で剣を差し込んだ。鮮血が飛び散り、ベリオロスは力無く倒れる。これが最後の一体だった。いつのまにかモンスターの軍勢は全て倒されていた。
無論、地面に横たわっていたのはモンスターの死骸だけではない。
「くそぉぉ....」
「嘘だろ?なぁ、目を覚ませよ、おい!」
二度と目覚めることはないであろう同胞の骸を抱き抱え、涙を流すハンター達。
「....何人死んだのじゃ?」
「....9人です。」
死者数9人。この数を多いと捉えるか、少ないと捉えるか人それぞれだが、9人もの命が失われた。ハンター達は皆、死者への弔いを施した。
※
「....終わったわね」
「はい....」
集会場でリンの傍にいたカンナは、目の前の光景を歎き悲しむ。温泉街として栄えた自らの故郷の姿はそこに無く、今は荒れ果てた町並みと、多くの血で染まっていた。
「じゃあ、私は怪我の治療に行ってくるから、おとなしくしていなさい」
そう言ってカンナはリンに背を向けて集会場にかけられた暖簾をくぐろうとする。
《ドクン!》「....え?」
急に脱力感がリンの体を襲い、その直後左肩に激痛を覚える。バタンという音とともにリンは集会場の床に倒れた。
「リン!どうしたの、リ....ン..」
リンの元に駆け寄ったカンナは、リンの左肩から白い物体が生え出てきているのを見た。
さてさて、リンちゃんのピンチです。白馬の救世主様は現れるのでしょうか?
美「とりゃぁぁぁ!」
グヴァア!な、何者だ!?そして何をする!?
美「あたしの可愛いお友達に何するの!?」
美空さん。落ち着こう。これも一つの試練なんだ
美「し、試練?」
これを乗り越えれば、リンちゃんは晴れてゴッドイーターとして認定されるんだ。君だってオラクル細胞を体に取り入れただろ?
美「そっかぁ、試練かぁ....ってなるかぁ!」
まあ、冗談です。殺しはしません。メインヒロインが死ぬのは筆者嫌いですから。(ifルートとかありかも....)
それでは次回もお楽しみに。よーし、早速執筆作業に取り組もう!