神喰、狩人始めます『更新停止』   作:血途

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前回の投稿からかれこれ5日。随分と伸ばしちゃいました。

元々ある程度プロットは出来ていたのですが、文章に起こしてみると、さらにいろんな要素を注ぎ込みたくなって、結果的にプロットなんてなかった事態に....。

最近筆が進まないのも加わり、ここまで遅れました。
作品を楽しみにしてくださる読者の皆様に、この場をお借りして謝罪します。

それでは本編どうぞ。


襲撃

ユクモ村は静寂に包まれていた。聞こえるのは虫のさざめきと、火が燃え上がる音のみである。

村人の避難が済み、村にいるのはハンターと要達だけとなっていた。

 

「あれは....」

 

物見櫓で待機していたハンターは、双眼鏡を使い、月の明かりに照らされた白い軍隊を捕らえる。距離にしておよそ1kmといった所であろうか。

 

「敵襲です!」

 

「....!来たか。」

 

この迎撃作戦を取り仕切るのも、ギルドマスター護衛の衛兵トロスである。報告を受けたトロスと他のハンター達は、各々配置についた。

 

「バリスタ、用意!」

 

なけなしの装備と素材を惜しみなく使い、ユクモ村に何とか建てることが出来た砦には、大砲こそ無いものの、バリスタを5台こしらえることはできた。

 

「外してたまるか...」

 

バリスタの弾も限られているので、モンスターが攻撃して来ない間に全てを使い切る作戦。一発も外すことは許されなかった。

 

「........、今だ!打てぇ!」

 

トロスの合図とともに、バリスタが射出される。5台とはいえ、射撃のエキスパート達が放ったその弾は、綺麗な弧を描き、寄生モンスターを穿った。

 

「ギャァ!?」

 

「グラァァ!」

 

全滅、は出来ないが、それでも急所に当てられた何体かは息絶えた。死ななかったモンスターも軽傷であるものは少なく、こちらにとって有利な戦況になったはずだ。

 

「よし、モンスターが来るぞ!気を引き締めろ!」

 

攻撃されてモンスターが黙っているはずがない。こちらの存在に気づいたモンスター達は砦へ向かって来るだろう。

 

バリスタはそろそろ弾切れとなるので、ここからはハンターの腕の見せ所である。近距離、中距離、遠距離....。各自体制を整え、モンスターを迎え撃つ。

 

「ガァァァァ!」

 

一番始めに突っ込んで来たのは、イビルジョーだった。その巨体に似合わぬ大跳躍を見せ、ハンターの前に砂煙を上げて着地する。それに続くかのように、ギギネブラ、ベリオロス、ウルクススが大挙して押し寄せた。

 

2人一組で各々の相手をするハンター達。そんな中、あるハンター達の前に白い巨体が姿を現した。

 

「ギャァァァ!」

 

「な!?こいつは」

 

「新種!」

 

要から絶対に手を出しては行けないと言われたヒュドラが立ち塞がる。どこか心の中で勝てると思い込んでいたが、いざ目の前にすると、その気持ちはどこかへ行ってしまった。

 

しかし、このまま背を向けて逃げれば他のハンターに標的を変える恐れもあった。ハンターは時間稼ぎと思い、睡眠弾をボウガンに詰め、ヒュドラを狙い撃ちにした。

 

「ギャァァァ!」

 

最も、そのような攻撃がヒュドラに通じるはずも無く、首を伸ばしてボウガン使いを狙う。

 

「させるかぁ!」

 

その軌道上に、相方のランスが踊り出る。強固な盾を構え、ヒュドラの攻撃を受け止めるも、次に感じたのは衝撃ではなく、浮遊感だった。

 

「んな!?」

 

先ほどとは別の首で盾を持ち上げるヒュドラ。そして大きな首を回し、ランス使いを砦に叩きつけた。

 

「く、くそ!」

 

相方がやられたことに焦りを覚えるボウガン使い。邪魔者はいなくなったとばかりに、今度は自分の方へと視線を向けるヒュドラの前に、巨大な剣を持った男が立ち塞がった。

 

「....よぉ、また会ったな」

 

「!ギャァァァ」

 

ヒュドラと対峙しつつも、後ろにいるボウガン使いに合図を送り、ランス使いの救助に向かうよう要は促した。

自分を無視するな!と要が合図を送った隙を狙って、ヒュドラは攻撃を加える。

 

「自分の相手をしろ、といった所か?」

 

ヒュドラの攻撃を難無くJG(ジャストガード)し、そのまま切り返す。攻撃を受けたヒュドラはその首を引っ込め、要を見据えた。

 

「よいしょ。後輩くん、早すぎない!?もう少し待っててもいいでしょ!」

 

「何寝ぼけたこと言ってるんだ、美空(クソ隊長)。あらかじめ準備を済ませていなかったお前が悪い。」

 

「....はい、ごもっともです。」

 

モンスターの大軍がすぐそこまで来ているというのに、リンの看病を優先していた美空は、事前準備を済ませていなかった。それでも被害が出る前に到着できたことは良かったが。

 

「それにしても、なんか前と色々違うね」

 

「こいつらはどうやったらこんなに変化出来るのか。まぁ、姿が変わっても関係ないけどな。」

 

前回仕留め損ねたヒュドラの姿に若干の驚きを感じつつも、要と美空はヒュドラの方に向き直った。

 




イ「....なぁ、お前変な物でも食べたか?」

な!?失敬な!いつも栄養バランスを考えた食事をしていますよ!

セ「あの前書きをあなたが書けるなんて....。明日は槍でも降るのかしら?」

いつも思ってるけど、お前達、筆者のことなんだと思ってるの?

イ「サボり癖がある計画性の無いニート予備軍」

セ「家畜」

イフリートの方はまだいいとして、セイレーンにはすでに人間としての扱いを放棄されたようです。

それでは、次回もいつになるか分かりませんが、ちょくちょくアイデアが浮かんだら書くようにします。それではまた次回。
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