現在、レストランでチャイを飲んでいます。
皆が休憩中です。
「・・ふぅー。やっと、落ち着いたわい」
味を堪能しながら、呟くジョセフ。
「要は慣れですよ。
慣れればこの国の懐の深さがわかります」
「なかなか気にいった、いい所だぜ」
「旅の目的さえなければ、ゆっくりと旅行してみたかったですね」
「マジか、承太郎!大樹!
マジに言ってんの?おまえら・・・」
アヴドゥルの解説に承太郎と大樹は頷く。
ジョセフは信じられないと言いたげだ。
その中でポルナレフがトイレに行くので席から離れる。
注文をどうするかで、ゴージャスなのが良いと言いながら去る。
花京院がその様子に何でもいいって事で、メニューを取り始める。
しかし、荷物を誰にも預けずにトイレに持っていった様子から、仲間としてはまだまだ認められてないんだな、と思った。
店員とやり取りしながら、棒を受け取りトイレに。
「ん~妙な形をしている便器だが、なかなか綺麗じゃないの・・・ハっ!
ナイスガイの俺はトイレの汚いのだけは我慢ならんタチだからな。
うっ・・・。ぎィにゃああああ・・・!うわあああああ!?」
トイレから急に出て、慌てるポルナレフに問う店員を掴み、揺すりながら逆に説明を問う。
どうやら、豚小屋とトイレが繋がっており、餌になっているらしい。
何がとは言わない。
ホテルまで我慢する事に決めて、洗面上で手を洗う。
鏡が設置されており、電柱なような髪型に上半身と背面の窓が映っている。
離れようとした、その時。
「・・ん?」
鏡に映る、窓から手が映っていることに気付く。
気になり、鏡越しで目を配るとミイラの様な男が窓からこちらに侵入しようとしている!
急いで振り返ると誰も居ない・・・。
「疲れてるのかな?
まあ、便器に豚が居たんで疲れてるんだな。
インドカルチャーショックって奴か・・・」
再び、洗面で顔を水で洗おうとする。
鏡を見ながら、顔を拭こうとすると。
「な、なに!?」
再び、振り返えっても居ないが、鏡を見ると確かに居る。
ミイラ男が窓を開けてポルナレフに近寄る様子が!
「こいつは!鏡の中だけに見える!」
状況を把握するが、どうすればいいか困惑する。
鏡の中の物に手を出しても、通り抜けられないのは必然だからだ。
「こいつが承太郎の聞いた、鏡のスタンド。
なんか、やばい!こいつは・・・相当やばいぜ!」
遂にポルナレフの傍に立ったミイラ男は手を構える。
仕込みナイフを右腕から出す!
「おぉっ!シルバーチャリオッツ!」
銀の甲冑のスタンドはレイピアで鏡に突き刺すが、反応なく鏡が壊れるだけ。
「な、なんだぁこいつは?ちっくしょぉー!」
息切れしながらも鏡から離れる。
「・・?」
承太郎達はポルナレフが急いで来たのに訝しげになる。
Jな吊られた奴が来たようだな。
「スタンド!どいつだ?どいつが本体だ!」
店内に両手とも右手な男は確認が出来ない。
そのまま、ポルナレフは店の外へ出る。
「この人の数・・くっそぉー」
外には不特定多数の人々が居て、判別の仕様が無かった。
説明を求めるジョセフに答えると皆でどうするか考える。
だが、ポルナレフは・・・。