俺はなんだってこんなところに   作:駄作

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お出かけしないと行けない用事で遅れて投稿。
時間ないから一回だけかな。


39話 皇帝と吊られた男 3

1人で行くと言い出す。

 

その様子に。

 

「こいつはミイラとりがミイラになるな!」

「どういう意味だ?」

「いま言った通りだ。

羊毛刈りに出かけて、身ぐるみ剥がれて帰ってくる」

 

アヴドゥルさんが警告する。

問うポルナレフに、相手の策に乗っている事を皮肉混じりで言う。

 

だがポルナレフはアヴドゥルがDIOから逃げた事を非難。

そして、DIOはどうでもよく、俺はいつでも1人で行くので利用しただけだと。

 

「もういい!行かせてやろう。こうなっては誰にも彼をとめることはできん」

「いえ、彼に対して幻滅しただけです。

こんな男だったとは思わなかった。確かに私は恐怖して逃げた。

しかし、だからこそ勝てると信じるし、お前は負けると断言できる」

 

怒りで殴り掛かろうとしたアヴドゥルをジョセフが止める。

アヴドゥルはポルナレフへの幻滅で顔を伏せる。

 

 

「いいか、おれはただの風来坊さ。

その日その日をきままにくらし、いずれはのたれ死ぬ運命なんだぜ。

貴族の名門のおめーがおれと結婚するなんざ考えちゃあいけね一ぜ。

いくらお互い愛し合っていてもな!」

「ほんと?私のことを愛してくれているのですか?」

「ああ・・・世界でただのひとりさ!」

 

所、かわって荒野でカウボーイルックの金髪、白人男性が褐色肌の装飾品を多くつけた女性に抱きついている。

傍には乗っていったらしい象と夕日が差し込んでいる。

 

やがて、女性はカウボーイから離れて、歩いて帰っていく様子を見届けると象に乗り出して、進もうとする。

だが、途中で崩れて、途中で折れた柱の影に帽子を被った、黒い上着を着た男がボトルを置いて、笑っているのを見て、カウボーイは象を再び止めた。

 

「盗み聞きたぁ、趣味がよくねーぜ!」

「クク・・・」

 

文句を言うカウボーイに不気味に。

ただ、不気味に笑みを返している。

 

その手は、【両方とも右手】と言う、奇妙な物だった。

 

「あいかわらず、回りくどいことやってると言いてえだろうがよ、あんな女が世界中にいるとよ何かと利用できて便利なのよ。

何でもしてくれるぜ。命も惜しくないって風にな」

「おれのやり方はわかっているよな・・・J・ガイルの旦那よ!」

 

確認するように話すカウボーイにやはり、笑うだけで返す。

 

「ところでだ、シルバーチャリオッツのポルナレフだが。

単独行動であんたを探し回っているぜぇ。どうする?

あんたが、わざと誘き出しているのに引っ掛かりやがったなぁ・・・。

フッ、やるのは奴からか?・・・んっ?」

 

カウボーイの笑みを浮かべた質問に笑いを辞めるJ・ガイル。

不思議そうなカウボーイに構わず、その身を乗り出すと、荒野で餌を探していた蛇が警戒するように周りを見渡している。

 

「・・・ニィ」

 

蛇に気づいたカウボーイは、何も無い手から銃を発現して、蛇を撃ち抜く!

上体と胴体で泣き別れになり、血を撒き散らしながら、J・ガイルへと牙を出しながら飛ぶが。

 

ボトルのガラスに映った蛇が、そこの潜んでいたミイラ男に八つ裂きにされて、屍を晒した。

 

「行くか。吊られた男、【ハングドマン】のあんたと。

皇帝、【エンペラー】のこの、ホルホースが居れば、奴らは皆殺しだぜ」

「・・・へっへへへへ」

 

両者共に笑みを浮かべながら荒野を歩いて行く。

獲物を狩りに行くために。

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