黒歴史自由帳   作:ゼロゼロ大神

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雑多な設定群
魔法合金(オリジナル)


《魔素》

量子に近い質量の軽さと粒子の小ささを持ち、通常時は物質を透過する。

また流動させる事で独自のエネルギー性質を発し、他の様々な粒子や量子に干渉する。

詳しい原理は分かっていないが、

物理的エネルギーではなく別の量子的なエネルギーを自身のエネルギーとして変換あるいは発していると考えられている。

この干渉を応用し粒子や量子を制御する事を魔法と呼び、魔法を使用する際に魔素が発するエネルギーを魔力と呼ぶ。

 

また物質の間に入る事で物質の結合を強める性質を持つため物質の強化などにも使用される。

多量の魔素を元素の間に流入させ過剰な結合を誘発し、分離している原子の結合や融合反応などを引き起こす事も可能。

 

更に魔素は運動エネルギーなど各種エネルギーに触れると、

自身の持つ魔力エネルギーをそれらの物理エネルギーに変換する性質を有する。

結果として各種エネルギーは魔力の追加によって増幅される事となる。

 

この結合強化とエネルギー増幅の二種類が魔法の根幹を成しており、

これらの性質をいかに強く効率良く発揮させられるかが魔法式のキモである。

魔力の絶対量がその者の強さを左右すると言われるゆえんに、

この結合強化とエネルギー増幅による肉体強化と運動能力向上が挙げられる。

一定以上の魔力量の差があれば技術の差異など無意味なほどの能力差が生じる事となる。

ドラゴンなどの幻想種が非常に強く恐れられているのも、多大な魔力を種族レベルで有するゆえである。

 

《魔法合金》

特定の術式や技法によって魔素を内包させた金属の総称。各金属については別途する。

前述の通り魔素には物質の結合を強固にする性質があり、様々な物質を通常では考えられない状態で結合させる事が可能。

自然界でも魔素を多く含む土地では各種物質に魔素が強い影響を示す事が確認されており、

これが遺伝子に作用したものが魔法生物や魔族などの特殊進化種族である。

この作用は当然無機物にも作用し、結合の変化によって新たな性質を発揮する金属が多数発見されている。

これが魔法合金である。魔法金属とも呼ばれるが、こちらは主に自然精製された魔法合金の事を指す。

 

魔法合金はその内に宿す魔素の多さに比例して強度を強め、

また多量の魔素を逃がすこと無く保存出来る点で強力な魔法触媒となる。

ちなみに少量の元素を大量の魔素で強固に結合させる性質上、高質なものは通常の金属と比べ非常に軽いのも特徴。

専門の術式と十分な準備さえあれば比較的容易に形状を変化させる事が可能で、

この加工のし安さと軽さによる扱いやすさと汎用性の高さから魔法合金は魔法文化の中心となっている。

 

長きに渡る研究から術式や技法を用いる事で自然界では存在しないレベルの魔法合金を合成出来る事が知られており、

この魔法合金の合成に長けた者はマギ・スミスと呼ばれる。

特に魔法式の構築・魔法物質の精製・魔法触媒の合成・マジックアイテムの創作などを全て出来る者は限られており、

またこれらの技術を有する者は高い魔法力を持つ事が多いため製作されるものも非常に強力なものとなる。

この非常に希少かつ強力な作品を宝具・アーティファクトなどと呼び、

それを作る事の出来る者はマスターメイカーなどと呼び尊敬され重用される。

 

《オリハルコニウム・オリハルコン》

銅元素と魔素を混合させ特殊な構造に組み上げた魔法合金。

ライアット・オリハルコン氏が精製方法を確立した事でその名がついた。

通常の銅と比べ軽い他、非常に硬い。そりゃもう硬い。衝撃にもめちゃくちゃ強い。融点が滅茶苦茶高く熱に強い。

耐久性という点では魔法合金の中でもトップクラス。

その他電気エネルギーなどの物理エネルギーをよく通す素材としても知られており、一種の超伝導素材としても扱われる。

魔素の混合量にもよるが他の金属と比べ生成に必要な魔素自体は少ないため、触媒としての性能は中程度。

主に物理重視の防具や防壁などに使用される。

 

《ミスリル・ミスリル銀・聖銀》

銀元素と魔素を混合させ特殊な構造に組み上げた魔法金属。

ミスリル地方原産で、聖堂教会の魔法研究者達が精製方法を確立した。

商業利用されるものに聖堂教会の名を付けるわけにもいかず、

長きに渡ってミスリル地方でのみ採取されていたためこの名前で定着している。

強度という点では通常の銀よりは強度があるといった程度であるが、

特殊な力場を発し魔素の持つエネルギーを霧散させるという性質を持つ。

その性質上魔素を多く有するものに対し非常に強力な特攻性を有し、

古くから魔に属する者に有効な聖銀として扱われていた。

魔法に対する耐性も非常に高く、更に内包する魔素量が膨大である事から自身も触媒として有用である。

こういった点から魔法面でよく使われており、強力な魔法効果を持つ魔法具には何かしらの形で使われている事が多い。

 

《ダマスカス・ダマスカス鋼》

インデス地方原産の合金。ダマスと名乗る鍛冶師が重用し幾つもの強力な武具が作られた事から名が付いた。

カーボンナノチューブ構造の内側に魔素を閉じ込めるという独特の構造をしており、

その構造の性質としてひじょうに柔軟である。

金属としての硬さとゴムのような弾性を併せ持ち、硬く柔軟性が低い金属の継ぎ目などに使用される。

これ単体で使用される事もあるが、他の金属と比べると突出した特徴が無く、

柔軟性の高さは複合材として発揮される場合が殆どである。

しかしよくしなる金属というのは非常に稀有かつ有用で、建築などでは必ずといっていいほど使用されている。

 

《ヒヒイロカネ》

ジパング地方原産の合金。古来から刀の材料として使用されてきた。見た目が赤い事からヒヒイロカネと呼ばれる。

非常に硬く、柔軟性があり、熱伝導率が高くそれを更に増幅する。

葉っぱ一枚で茶が沸くというその増幅効果は凄まじく、僅かな熱量を数千度まで跳ね上げる事すら可能。

高質なものは振った際の摩擦熱すら増幅して刀身を加熱、対象を溶かし斬る事で通常では考えられない切断性を誇る。

熱で血液を蒸発させる様や常に自身の熱で赤熱化している様から、

初めてヒヒイロカネの刀を見た大陸の人間は血や魂を啜る武器のように見え非常に恐れたという逸話がある。

その他にも様々な性質を付与しやすい事で知られており、幾つもの妖刀が作られる事となった要因の一つでもある。

 

《エリクシール・エリクサー・エリクシル・他》

賢者の石、真理の石、万能の器など非常に多くの別名を持つ物質。

製法や材料についても諸説あり、原産なども不明な謎の物質。

カテゴリも魔法合金から魔法薬まで様々で、定まっているのは莫大な魔法増幅効果を持つという点ぐらいである。

 

さてその実体はと言えば、つい最近まで未確認であった霊子と呼ばれる量子を内包するエネルギー結晶である。

鉄、炭素、水素などを中心に多数の元素物質で構成され、膨大な魔素を内包する。

更に魔素自体も結晶構造を構築し、その内側に莫大な霊子を内包している。

この霊子は生物の魂を形作る量子物質とされており、それ自体が莫大な量子的エネルギーを保有している。

その総量は底が知れない程で、特定の計算式による解では無限であるとも言われている。

このエネルギーをエリクシル内の魔素によって魔力へと変える事で自然界では考えられない程の量の魔力を生成可能。

これが、エリクシルが無限の術法増幅器と呼ばれる所以である。

 

ちなみに鉄・炭素・水分などの各種材料と大量の魔素を有し、

何より大気中にはごく薄い濃度でしか存在しない霊子を多量に持つエリクシルの材料として最適なものがある。

そう、ニンゲンである。魔族なども含む、ヒト種である。

人間1人確保すればエリクシル1個分の材料が揃ってしまうのである。

現在では禁止されているものの、過去には多くの人間がエリクシルの材料として使用されたという事実が存在する。

圧倒的な魔法増幅性能によって最上級の触媒となり、

結晶構造を容易に変化させる事が出来るため液体個体など形状を問わない。

その上材料はそこら辺に幾らでも居るのである。製法が知られていない最大の理由がこれ。情報規制。

現在では国・ギルド・聖堂教会など3つ以上の大規模権力団体から認可を得た者が合法材料でのみ生成を許されている。

 

《バイオニウム》

金属性室と生物性質を合わせた金属の総称。金属で出来た細胞である。

サイズは非常に微細で、増殖・修復・進化を行う。

自己制御によって行うものと外部からの制御によって行うものの二種類があり、形状・性質なども非常に多岐に渡る。

このバイオニウムによって構築された生物は金属生命と呼ばれ、非常に高い強度・再生能力・運動能力を有する。

魔素を大量に内包させる事で魔法の触媒にもなり、また魔素を吸収・排出・精製する内蔵機関の構築も可能。

人間や魔族が持つものよりも強力なものが作成可能であるなど、金属生命体は総じて高い個体能力を有する。

人体への転用が研究されているが、一種の生物化してしまっているためか拒絶反応など問題点が多く実用には至っていない。

現在は高級ゴーレムとして扱われており、中にはヒトに近い体を再現したものを置いている高級娼館などもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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