黒歴史自由帳   作:ゼロゼロ大神

37 / 54
マギウスクロニクル(オリジナル エロゲ→異世界)

『マギウス・クロニクル』

 

20XX年に発売された、PC向け超大作RPG。無論、エロゲである。

美麗なCG、秀逸なテキストによるエロシーンは圧巻だが、

それだけがこのゲームの魅力では無い。

 

このゲームを語る上でまず注目すべきは、その容量の大きさ。

当時のエロゲの容量が(王道RPGモノで)通常5GB程度。

軽いものなら1GB程度、多くても二桁未満が殆どで、

シリーズモノでも合計十数GB程度なのに対し、

このゲームは一本で25GBの大容量を誇った。驚愕のDVD-ROM三枚組みである。

その上、翌年と2年後に発売されたアペンドディスク二作は、計10GB。

更には発売から3年後にセーブ引継ぎ可能な大型拡張続編が発売。

これまた30GBとパワーアップして帰ってきた。

未だに定期的に追加される公式DLのデータや購入特典のデータも合わせれば、

ゆうに100GBを超える超弩級大作である。

このために態々HDDを買い足したり泣く泣く他の作品をアンインストールした奴も少なくはない。

ちなみに、これを超える容量のゲームは発売から10年が経った今も出ていない。

 

内容は王道のファンタジー。

竜が空を飛び、魔法使いが地を穿つ、そんな世界。

主人公は新米冒険者としてギルドに加入。

様々な出会いや物語を経て成長して行く。

そして最後には世界の命運を賭けた決戦へと挑む事になる…

という、どこにでもあるファンタジーモノ。

 

だが、それ故に人を選ばず、

また秀逸な戦闘システムと、自然とのめり込む物語。

絶望の中に希望を見出す独特の高揚感を味わい、そして魅力的なヒロインその他とのエロシーン。

 

ゲームの自由度は高く、一周クリアで50時間以上、

全要素コンプには早くても500時間はかかると言われた大型名作だ。

 

その自由度はプレイヤーごとの物語を生むほど。

例えば、少女Aを強姦した後に竜を倒し、囚われの姫Bと駆け落ちして山奥で隠居とか、

町で出会った薬売りの少女と恋に落ち、ひたすら甘甘な生活を続けるとか、

旅先でひたすらNPCを殺しまくって史上最悪の殺人鬼になるとか、

傲慢貴族に仕えて夢もへったくれも無く馬車馬の様に働いて死ぬとか、

そらもうプレイヤーのやりたい放題。

 

なにせ初回版でさえエロの分だけでディスク一枚埋まっているのである。

もう一枚がアイテムなどのデータ類で埋まり、

残りの一枚にシステムと物語が集約されている。

 

しかもこのゲーム、システム的な終わりが無い。

何せ出てくるアイテムは消耗品装備品貴重品に限らず膨大な量があり、

しかも一周ではその1割も集められないと来た。

その上一つの装備品でも属性やら能力値やらに個体差があり、鍛冶等でそれを弄る事も可能。

同じアイテム欄は一つも無いと言われるほど、プレイヤーによってその顔色を変える。

 

更にこのゲーム、レベルや能力値の計算、データ保存に特殊なシステムを用いており、

事実上限界が無い。つまりレベルや能力のカンストが無いのだ。

一応有志の解析により理論上では数値が出されているが、

その数値がトンデモナイ事になっている為、数多のやり込みプレイヤーが匙を投げた。

(それでも頑張ってる馬鹿は居るが)

 

勿論そんな馬鹿達の為のステージも用意されている。

後にそのためのシナリオも公開された。

そして、人は自分が苦労して育てたモノは人に見せたがる。

そこを突いて開始したのが、ネット接続サービス。

専用のサーバを大量に用意し、巨額の費用を費やしたそれは、

ゲーム発売と同時にオープン。膨大なユーザを獲得した。

オンラインでの無限に追加されるモンスターやクエストとの死闘、仲間達との共闘。

オフラインでの無限のやり込み。

これらによってこのゲームはR18作品にも関わらず膨大なユーザを獲得した。

 

だが、それも最初からこんなに人気があった訳じゃない。

何せ、エロゲだ。それも超大容量。しかもメインストーリーはひねり無く王道。

有名なエロゲブランドが姉妹ブランドと合作で作った、という触れ込みだけ。

その上当初はネットサービスの公表は無し。

いきなり大ヒットする訳が無い。

 

そもそも最初は、限定千本のβ版が先行配布されたのみ。

それも公式サイトで応募した中からの抽選。

同時にネットサービスもβテストが始まったが公表は無し。

β期間が終わり、正式に発売されて始めて詳細が発表された。

 

10年経った今、現存していて尚且つ綺麗な状態を保っているβ版、

またそのβ版から正式版にアップデートするための特別ディスクのセットは、

「幻のエロゲ」としてメン玉が飛び出る程の値がついている。

 

…そして。数々の新企画やイベントが考案され、

数々のドラマを生み出したこのゲームも、漸く終焉の時を迎える。

と、言えば大袈裟だが、要するにネットサービスの終了である。

年内のサービス終了宣言によってネット内でのプレイヤーは急速に減って行った。

オフラインで続けるやつも居るだろうが、

これを期にやめる奴が大半だろう。

何せ発売当時高校生が今では30目前のいい大人だ。

発売当初からプレイし続けている猛者は片手で数える程度だろう。

 

かくいう俺も、その一人である。

無人の荒野を一人往く、というように一人でひたすら世界を巡る。

サービス終了まであと数時間。午前零時の鐘と共に幻想はその幕を降ろす。

…ごめん、自分で言ってて意味不明。

まあ兎に角、10年に渡って親しんできたこの大作の最期を惜しみ、世界を巡っている。

 

どこにも人影は見られない。当然だ。

あと数時間でサービスが終了し、もうイベントの発生も切られている。

こんな状況でプレイする物好きは俺ぐらいのものだろう。

 

思えば、長い旅路だった。

一切メディア露出が無い段階で、このゲームの公式サイトを見つけたのは本当に偶然だった。

大袈裟かも知れないが、奇跡だったと思っている。

しかも、奇跡は続いた。

興味本位で応募したら、当選したのだ。

幾ら応募数が少なかったとはいえ、本当に幸運だった。

 

そして届いたそれをプレイ。

ネットゲーム自体初めてだった。

当時高校生で、本当は買ってはいけない年齢だった俺は、

エロゲをプレイした経験も殆ど無かった。

だが、嵌った。

何度か他のゲームをプレイしたが、どうもつまらなかった。

結局このゲームに戻って来て、存分に楽しんだ。(色んな意味で)

 

気がつけば課金していた。

このゲームのためにバイトした。

学校から帰ってログインするのが楽しみだった。

この10年、いや恐らく俺の一生において、

このゲームはかなり多くの部分を占める要素となるだろう。

何せ勉強時間や睡眠時間を削ってまで遊んだのだ。

おかげで短い時間で深く眠れるようになったし、

勉強時間を削る為に短時間で知識を叩き込む術も覚えた。

プレイ時間を削られないために、学校での勉強を必死に頑張った。

就職してからもそんな感じだ。

 

…今にして思えば、ちょっと…いや、かなり行き過ぎだったと思う。

ある種病的なぐらいだな。うん。

自分でもなぜここまで嵌り、熱中したのか分からない。

それでもそんな事も気にならないぐらい俺はのめり込んだ。

日常を疎かにしていないだけマシだと思う。

(友達は少なかったし童貞だがそれは言わないお約束)

 

恐らくβ版から今までプレイし続けたのは俺一人だろう。

誰よりもこのゲームを知っているという自信と自負がある。

挫折を味わった。絶望に泣いた。希望を見た。夢を掴んだ。

本当に隅々まで味わい尽くした。

 

俺も馬鹿の一人で。

あり得ない理論値に達してやろうとひたすらカンストを目指してきた。

結局無理だったが。

そして、気づけばサービスも終了。

これからはオフラインでひたすらレベル上げだ。

レベル5桁に達した日は泣いたなあ。そして終わらないチャレンジに心が折れかけた。

ゲーム内レベルランキングでは堂々の1位だった。

まあ、1年近いβ期間のアドバンテージもあったから意外と早かったが。

 

…そんな風に俺の今までの10年間を振り返っていると、突然視界(勿論画面内の)の一部が消えた。

驚いてそちらを見ると、俺が先ほど通って来た道が消えている。

俺が一歩歩く度に、それを追うように光の粒子のようになって消えていく。

恐らく、サービス終了に伴うデータ削除の演出なんだろう。

運営も粋な演出をするものだ。

もしかしたら、今俺が巡ってきた場所も同じように消えているのかも知れない。

 

俺は慌ててキャプチャソフトを起動し、録画を開始する。

そして再び歩き出すと、またゆっくりと景色が消えていく。

そうして俺は世界中を巡った。俺の辿った軌跡が消えていく。

そして、最期の場所。

 

『天蓋の丘』。

メインストーリーの開始地点であり、ネットサービス初プレイ時の開始地点であり、

メインストーリーのクリア地点。

何より、俺のお気に入りの場所だ。

 

真っ暗な夜空には星が瞬き、俺の前方にはゲームの舞台、『アガルディア』の大地が広がる。

既に俺の後方はすぐそこまで消えている。

そしてゆっくりと、地平線の彼方が消えていく。

まるで一つの人生の最後を見るような気分だ。

 

そうして消えていく大地を見つめていると、

丁度時計のアラームが鳴る。

ジャスト零時。電波時計だから間違いは無い。

その時。

(画面の中の)俺の前に、突然ウィンドウが開かれる。

何も押していないはずだ。

強制ログオフのウィンドウかと思ったがそうでは無い。

 

そこに表示されたのは、『軌跡』

初めて俺がこの地に降り立ち、そこから辿った数々の軌跡。

他プレイヤーとの冒険。集団イベントへの参加。

些細なミスで倒されてしまったあの時や、

仲間と共に死線を潜り抜けたあの時。

様々なスキルを習得し。

様々なクラスへ転生し。

何度も何度も世界を巡り。

そんな俺の軌跡の全てが、開かれたウィンドウに表示されていく。

 

余りにも粋過ぎる演出に涙が出た。

録画しておいて良かったと思う。後でまた見よう。

そう考えている間にも、演出は終わる。

世界の終端もすぐそこだ。

最後に表示されるリザルト。

 

シンドウ・ユウ、LV56338。

とんでもないLVに自分で苦笑する。

その後表示されたステータスも鬼畜。

そして、アイテムコンプ、イベントコンプ、クエストコンプ、ランキングコンプ等の文字。

そして表示される、『冒険者評価:SSS』の文字。

こんな演出まであったのか…

 

そして本当の最後。この一文を見て、俺はマジ泣きした。

 

『  あなたを、この世界最高の冒険者として認めます。  』

 

コングラッチュレーションと書かれた下。

その文章を見た瞬間、俺はこのゲームに出会えた奇跡に感謝した。

 

 

 

 

………………

 

…………

 

……

 

 

 

 

…で、だ。

その一文を見て涙を流したのが恐らく数時間前。

いや、もしかしたら数分前かも知れないが。

最後の一日を味わうために丸1日寝ていなかったから、

恐らく数時間は意識が飛んでいた筈だ。

 

俺が居たのは自分の部屋。

あのゲームを楽しむためだけに買い、チューニングした当時最高水準のパソコン一式。

その前で俺は眠りについたはず。

 

…なのに、だ。

俺の視界に広がるのは茶色と緑。

俺が見に纏っているのはある意味見覚えが無く、ある意味良く知っている服。

 

…俺は冒険者の格好で、丘の上に居た。

 

 

…さて、俺が目を覚まして数時間。

とりあえず確認出来たのは、ここがマギウス・クロニクルの世界だという事。

いや、まて、石を投げるな。黄色い救急車も要らんから。

まあ、自分でも何が何だか分からんというのが正直な所だ。

俺の理性は夢だと告げる。

然し何故かその結論に納得出来ない俺が居る。

 

まあ、ここが現実か夢かは二の次だ。

夢なら覚めるだろうし現実ならもっと考えなければいけない事は山のようにある。

 

さて、現在の俺の格好は何時も着ていた(無論ゲームの中で)装備一式。

このゲームは強力な装備が多数あり、しかも自分でその性能を上げられる。

無論弱い装備は限界があるが。

俺が今装備しているのは、見た目重視の装備。

なにせキャラのレベルやステータスが異常なもんだから、

装備なんて大して考える必要は無かった。

なんちゃら反射とかなんちゃら無効とかは魔法があるし。

転生すると前クラスのスキルを幾つか引き継げ、しかも繰り返せば全スキルコンプも可。

転生時の恩恵はレベルに比例するので、1000ぐらいまで上げては転生をひたすら繰り返した。

という訳で今の俺に使えないスキルは無い。

 

黒いロングコートに白髪、インナーやズボンも黒地に銀の装飾という、

痛さ全開の格好。

厨二とか言うな。ここじゃこれで合ってるんだよ。多分。

元々お洒落に疎いというのもあるが。

 

まあそれはいい。

装備自体は何の変哲も無い。

特に武器も持っていなかったし、敵が居ない以上性能の確かめようも無い。

 

…と、思っていたら。

目の前にはウィンドウ。

そらもう元ネタまんまのウィンドウ。

表示されるのはパラメータに所持アイテムにうんたらかんたら。

…正直出るとは思わんかった。

夢の中ならある程度自由も利くだろうと思って、

ウィンドウを表示するイメージをしてみたらビンゴ。

 

装備やらなんやら、まんまついさっきと同じ状態。

ようはフルコンプ。

中でも気に入ってる装備なんかは物凄い強化してあってトンでもない性能。

俺が今着てるのも然り。

 

しかし注目すべきはLVとステータス。あと使用可能スキル。

ウィンドウにはLV50の文字。

ステータスも相応。ドーピングアイテムの使用痕跡無し。

 

これはどうした事かと調べていると、どうも特殊スキル、『リミッター』が発動しているようだ。

これは段階的にLVを下げ、その分取得経験値等にボーナスが入る、高LV上げには欠かせないスキル。

 

それが現在MAXの7thまでかかっている。

確かリミッター解放後のLVは自由に設定出来るはずだ。

調べて見た所、7th開放でLV100、6thでLV500、5thで1000、

4thで3000、3rdで5000、2ndで10000、1stで30000、0で全開の設定だ。

 

なるほど。確かにLV5万とかのまま町に行ったら偉い騒ぎだろう。

漏れ出る余剰魔力だけで隣に居る奴魔力酔いするぞ。

危ない危ない。

 

まあ追加イベントで戦った10年の歴史中最強の敵がLV3万だったからなあ。

リミッターも恐らくそれに合わせてあるんだろう。

というか、あのイベント参加者がたった5人て。

まあ普通はどんなやり込み派でも1万程度が関の山だもんなあ。

そもそもLV1万越えともなるとLvを1上げるだけでも相当時間がかかる。

リミッターと各種スキル併用しても丸1日で10上がれば奇跡だ。

 

で、だ。スキルに幾つか制限がかかっているのはLVが低いから。

元々Lvに限界が無かったため、パッケージ版自体にLV数千用のスキルがあったりした。

サービス終了間近に一定LV以上のプレイヤーのみ習得出来たご褒美スキルなんかは、

シナリオ攻略中ならバランスブレイクじゃ済まないぐらい強力なのもあったし。

一定時間無敵の魔法とか使っても大差無いけどね。

さっき言ったLV3万の狩りの時はお世話になったが。

 

そんな訳で現在使えるスキルはごく僅か。

それも威力は雲泥の差のはずだ。

中には効果がキャラLVや特殊ステータス依存のスキルもあるし。

 

とりあえず地面に拳を叩き付ける。

-『プレスナックル』-

足元陥没。結構な威力だ。

で、とりあえず5thぐらいまで開放してLV1000。20倍。

もういっちょ。

-『プレスナックル』-

 

…クレーター出来た。

振りぬこうとした瞬間に、予想以上に威力が出そうだったから加減したんだが…

それでこれはえぐい。

生で見ると迫力が違う。

自分の拳の衝撃で周囲を土が舞う光景なんざ普通見れない。

 

その後も、誰も居ないのをいい事に色々試す。

流石に状態異常付与とかは試す相手が居なかったが…

 

アイテムは自由に出し入れ出来るな。

持ち運びに困る事は無さそうだ。

エリクサーの瓶が山のように出てきた時はビビッて周りを見回してしまった。

なにせ厳重な保存魔法を幾重にも掛けて、城の宝物庫に保管されるべきシロモノだ。

一個売れば一生遊んで暮らせる…かもしれない。

 

そういや素材が大量に余ったんで作りまくった事があったような。

いや、一角千金しようと思ったんだけどさ。

そんな大金出せるプレイヤーは自分で用意するし。

結構売れたけど半分近く残ったんだっけ…

 

ま、兎も角。

俺の置かれた状況はよーく分かった。

ここは俺にとっておなじみの『天蓋の丘』。

三つの国の領土に面する中立地帯。

文化の国、アルク。

商業の国、クレイムサッド。

武器の国、オルダ。

更に北上すれば魔法の国メルレイアもある。

 

…正直、どこに行こう。

これと言ってアテがある訳で無し。

 

こんなチート級能力で血沸き肉踊る冒険というのは出来るのか。

まあ何にしても折角ゲームの世界の中に入れたのだ。

面倒な事は考えずに突っ走ってみるのも一興か。

 

「とりあえず色々やって疲れたし回復しとくか」

 

ゴクッとエリクサーを一飲み。

体力スタミナ魔力全快。

………アレ?

 

「確かエリクサーって不老不死の秘薬…」

 

………どうしよう。

ま、まあ細かい事は気にしない。

幾らファンタジーな世界だからって不老不死は無いっしょ。不老不死は。

体力だってスタミナだってちゃんと限界表示されてるし。

大丈夫大丈夫。…多分。

 

とりあえず三国のうちどこに向かうかだが…

………。よし。

 

スキル発動。

-『運を天に』-

これで次の博打が大当たりか大外れになる。

そして取り出した杖を空に放る。

落ちた杖が向いた先は…

 

「アルク、か」

 

もう10年の付き合いだ。地図見なくても大体分かる。

…そう、分かってしまう。

杖は確かにアルクを指していた。

正確には、ある森のある方向だ。

 

「よりによってクレウスの森か…」

 

かなり複雑なMAPで、出てくる敵もLV500とか平気で超えてくる化け物の森。

その奥にはとある魔族達が住む巣がある。

洞窟の先に転移陣があり、その先に城があったはずだ。

そう、魔族『サキュバス』の城が。

 

「………これは、行けって事か?」

 

天を運にを発動した以上、

たまたま森を、その奥のサキュバスの巣を正確に指していたという事は無いだろう。

はてさて、大当たりか大外れか。

ま、俺の能力なら何とかなるか。

 

俺は開き直り、クレウスの森へと歩を進めた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。