黒歴史自由帳   作:ゼロゼロ大神

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遊戯王GX―イモータルゴッデス― (遊戯王GX オリカ ある意味神様トリップ)

 

「んむ…ふぁ…ねむぃ…」

 

ああ、どうも皆さんおはようございます。

俺の名前は青葉(あおば)恭也(きょうや)。今年で25になる社会人だ。

カードゲームが好きで、某カードゲームの開発会社に努めている。

とはいえただの平社員で、開発担当ってわけでもない営業課なんだけどねー。

同期で開発担当になった奴が居るんだがひじょーに羨ましい。

さて、さっさと歯を磨いて飯食って着替えて、今日も元気に出勤しますかー。

 

「………ここ、どこ?」

 

そう思ったのも束の間。部屋から出た俺は一瞬呆けてしまった。

なぜなら、自分の部屋から出たそこは見慣れない間取りの家だったからだ。

慌てて自分の部屋に戻って確認すると、そこはいつも通りの俺の部屋。

置いてあるものまで寸分の狂いもない。

しかし、一歩部屋から出ればそこは見知らぬ家。

トイレは右手側でなく左手側だったし、リビングとキッチンは広い。

キッチンはシステムキッチンという奴だろうか。リビングには最新っぽい大型液晶テレビが。

明らかに見慣れた築十数年の安マンションではない。

むしろ、見知らぬ家の一室が俺の部屋だったと言うべきか…

混乱する頭を抑えつつ、ベランダのガラス戸を開けて外に出る。

そこから広がる光景は、明らかに俺が見知った街並みでは無かった。

 

「どうなってんだ、これ。何かの冗談か?夢でも見てんのか?」

 

人間パニックに陥ると普段ならしないような事をしてしまうもので、

頬を抓って確かめてみたり、必死に夢から覚めるために意識を働かせたり、

ドッキリのパネルや隠しカメラを探してみたり。

そうしている内に何とか落ち着いてきた俺は、とりあえずテレビを点けてみる事にした。

ごくごくいつも通りの、日常を取り戻そうと無意識的に行ったその行動は、しかし俺に現実を叩きつけた。

 

『現在ゲーム業界でトップシェアを誇る遊戯王、その開発者であるペガサス氏にインタビューを…』

 

「ペガサス!?え、マジモン!?いやだってコスプレには見えないし、真面目な情報番組っぽいし…えっ!?なんぞコレ!?」

 

今度こそパニックに陥る俺。

ペガサスと言えば、俺が務めていた某企業で開発・販売されていた遊戯王というカードゲーム、

その物語の登場人物であり、物語上では遊戯王は彼が開発したことになっている。

要するにとんでもない重要人物である。

驚いた俺はチャンネルを回し他の番組を見ると、今度は海馬コーポレーションの社長、海馬瀬人の記者会見の様子が。

更にチャンネルを変えれば海馬ランドのCMやデュエルアカデミアの入学募集CMが流れていた。

その途中で某カップラーメンのCMやら某大型百貨チェーンのCMやらが流れていたのがシュールに感じる。

兎も角、こんなリアルなペガサスや海馬瀬人にインタビューするといったネタ企画を、

複数のチャンネルで同時にやる筈も無い。

つまりはこれがたった一つの現実、という事である。

 

「え、何これ遊戯王?俺来ちゃった?マジで?……………キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!」

 

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・

 

とりあえず、分かったこと。

ここは遊戯王の世界で間違いないらしく、それもGX辺りの時間軸らしい。

もしかしたら1年2年は前後するかもしれないが、恐らく間違いない。

あと、若返っていた。具体的に言うと十代と同年代ぐらい。これは行けという事なんだろうか。

そして部屋のクローゼットには俺が所有していたカードの全てが入っていた。

コレクター魂を刺激され、カード制作会社に努めている事を利用して集めまくったものである。

それでも給料の大半は飛んでいったが…

それは兎も角、枚数、種類共に恐らく問題無い。

新しく手に入れたカードはケースに入れ整理して保管していたため、減ったりしていれば分かる。

ただ幾つか変わっている点があり、アニメとOCGで効果が違うモノは、持っているOCGの枚数分のアニメ版が増えていた。

あと、トークンカードが増えていた。デッキ外のカードを使えばいい気もするが、まあオマケだろう。

 

そして何より、俺の一番大事なカードにオマケが着いて来ていた。

俺の1番大事なカードとは《不滅神(イモータル・ネス・ゴッデス)―NecroNaia(ネクロナイア)―》である。

聞いたことが無いと思うが当然だ。

このカード、実は企画段階で破棄されてカード化も映像化もされなかったカードである。

こういう企画倒れに終わったカードはかなり多い。

開発部に務める同期曰く、必死で効果やら考えてカード化まであと一歩だったものが諸々の都合で却下された時は、

開発部の上司をぶん殴ってやろうかと思った、との事。

なぜそんなカードを持っているかと言うと、世界大会でベスト4になった時、記念品として貰ったのである。

どうやら先程話した開発部所属の同期で友人の男が開発部の偉い人に頼んでくれたらしく、

誕生日が近かったという事もあって特別に制作、プレゼントしてくれたのだ。

試作用の機械があるため、何かの祝いに頼んでくる人は結構居たらしい。

俺はそのカードをすぐに気に入り、これまでずっと大事にしてきた。

それから数年経つが大きな大会にはでた事は無い。この一番大事なカードは非正規品のため大会では使えないからである。

今回この世界に来たことで、非正規品であるこのカードが無くなっているのではとヒヤヒヤしていたのだが…

 

…何故か、他の『イモータル・ネス』シリーズのカードまで着いて来ていた。

しかも企画段階である程度纏まっていたカード全てである。

普通ならここから更に数種類に絞り込んでシリーズ化、その後に製品化されるはずなのだが。

何故かデッキ一つ作っても余るぐらいの種類と枚数が着いて来ていた。

しかし俺のネクロナイアだけは1枚しか無かった。

…もしかしたらこのカードの設定も関係があるのかも知れない。

このカード、三幻神や三幻魔に匹敵する力を持つカードの一つとして登場する予定だったのだ。

その設定がそのままなら、ちょっとばかしヤバイ事になりそうな気もするのだが。

 

「…大丈夫なんだろうか、コレ」

 

「呼ばれて飛び出て以下略よ」

 

いや略すなよ。と思わずツッコミながら振り返ると、何故かそこには妖艶な雰囲気を纏った極上の美女が居た。

年の頃は20代ぐらいだろうか。背は150から155程度、そして胸がデカい。EかFはあるんじゃなかろうか。

あれを揉みしだいたら気持ちよさ…げふんげふん。

俺がいきなり美少女が現れたことに目を白黒させていると、

その少女はごく自然な様子で俺に抱きついてきた。…え?

 

「いや待て待て待て!?」

 

「ん?どうしたの?ふふ、おっきくなっちゃった?」

 

嬉しそうな顔を上気させてなんちゅうことを言うとんじゃあ!?

いや、そうではなく。おかしいだろうこの状況は。

カードを弄っていたらいきなりどこからともなく美少女召喚。

しかもその纏っている装束はどうも俺が手にしているカードのものに似ていて…

いや、うん、現実逃避はやめよう。このタイミングでこれだ。どう考えてもあれだろう。

 

「まさかとは思うけど、…ネクロナイア?」

 

「ネイア、って呼んで。これから宜しくね、キョウくん?」

 

うは、キョウ君て。初めて呼ばれたぞそんな呼び方。

そしてネイアの妖艶な容姿と色っぽい口調でそんな呼び方されたら…辛抱たまりません。

いや、だからそうではなく。

なんでここに居るの?そりゃあ一番大事にしてたとは思うけどさ。

あんた異次元に存在する終末世界の不死者の神って設定じゃなかったっけ。此処に居ちゃマズくない?

 

「いいのよ、私神だもの。分体を作るぐらい出来るわよ?」

 

「今目の前に居る方が本体なんて冗談は…」

 

「あなたに紛い物で会いに来るわけ無いじゃない♪」

 

こいつガチで自分の世界ほっぽって来やがったーーー!?

というか抱きしめないで!主に胸で溺れる!気持ちいけどやめてー!

 

・

 

・

 

・

 

「ふふふ、大好きよ、キョウくん♪」

 

うっは柔らけえ…

あ、どうも。諦めて受け入れる事にした恭也です。

いやだってこんな超絶巨乳美女に抱きしめられたら理性なんて飛ぶっちゅーに。

まあ元々大事にしてたしね。精霊化してむしろ嬉しかったし。

それにしてもお前の世界はいいのかとか、

カードでは巨大なガイコツっぽい感じだったのになぜに美女?とか色々言いたい事はあるんだけど。

こんな美女と相思相愛ならもうそんな事どうでもいいよ。

大人のお姉さんって感じで色気がムンムンです。凄いです。高校生ぐらいの頃に憧れたなあ、大人のお姉さん。

今中高生ぐらいの体だし、丁度いいかもしれない。

 

なんてことはさておき、取り敢えず一応の紹介をしておこう。彼女は不滅神NecroNaiaの精霊で、ネイア。

黒髪で黒い瞳の日本人らしい容姿は遊戯王世界では珍しい。

現代日本でずっと暮らしてきた俺からすると違和感が無くて嬉しいが。

髪はストレートで腰辺りまであり、本人曰く動きまわる時は一つに束ねるそうだ。

遊戯王世界の住人らしく前髪を山型にして両サイドに分けている。

王様や蟹みたいにおかしなレベルじゃないので違和感も然程無い。

服装は黒や白を貴重としたドレス姿。不死の女王でもあるらしいので納得。

あと肌は白い。そりゃあもう青白い。しかも冷たい。完全にアンデッドです本当にありがとうございました。

けど肌や胸は柔らかいってどいうことなんだろうね。

なになに、俺の趣味に合わせて?いやゾンビ趣味は無いと思うんだけど…あ、容姿の方ですかサーセン。

 

色々とネイアと話した結果、このネイアは正真正銘俺の持っていたネクロノイアの精霊だったらしい。

つまり俺と一緒に世界を超えてきたのだ。

ネイアの世界ではイモータルと呼ばれる不死者が跋扈しており、その創造主にして偉大なる母、らしいのだ。

本当にこんなとこに居ていいんだろうか。

そんでもって、あのイモータルシリーズは俺の世界での原案を元にネイアの力で完成させたそうで。

…もしやと思って聞いてみたところ、俺を呼んだのは彼女らしい。

 

「だってあなたの世界では私は精霊として現れる事は出来なかったから。…ずっと会いたかったのよ?」

 

そんな風に言われて怒るより喜ぶ俺は早速末期症状が出ているのだろうか。

いや、こんな美女に会いたかったとか、あなたに会うために頑張ったなんて言われたら…ねえ。

実際かなり無理して頑張ったらしい。暫くは力を節約するそうだ。

神と呼ばれる彼女がそこまでになったのだから相当大変だったのだろう。

いきなり了解もなしに呼ばれたのはちょっと困るが、

帰りたけければ彼女の力が戻りさえすれば帰れるらしいので、長期旅行だとでも思っておこう。

というか、彼女を手放すのは惜しい。

 

「あれ、でもじゃあ俺今無断欠勤?」

 

「世界同士に時間の繋がりなんて無いのだから関係無いわ」

 

だ、そうで。これで安心だ。

最近忙しくて休みもあまり取れなかったし、丁度いいと思っておこう。

 

「それで、これからどうするの?」

 

そう、問題はそこだ。

折角来たのだからさっさと帰るなんてのは論外として、原作に関わるか否か。

まあ関わった方が面白いのは事実だろうし、原作を知っている以上本当に危険なモノは避ければいい。

どうしても避けられなくても、このデュエル万能の世界だ。下手すりゃネイア召喚で終わる。

ネイアさんマジチート。実際効果も相当に強力だし。

まだ一度も使った事が無いのは不安だが、

まあそこら辺は後で十代辺りに勝負吹っ掛ければ嬉々としてデュエルしてくれるだろう。

ネイアと適当なデッキでテーブルデュエルをしてもいい。

で、原作に関わるとしてどう関わるか。

アンチは論外。別に原作キャラアンチで俺ツエーも嫌いってわけじゃないが好きって程でもないし。

あんまりムカツイたりそれはどうよって思った時は別として、

基本的には主人公サイド寄りに進めていこうと思う。

あとはメインキャラ級に出張るかサブキャラ級で落ち着くか。

十代の性格から考えて、レッド寮に行くだけでメインキャラほぼ確定だろう。

逆にイエロー寮に行けばサブキャラに落ち着くだろうが、俺次第では関われる筈。何が起こるか知ってるんだし。

ブルー寮は高等部からの編入ではダメらしいので無視。

昇格は…ブルーの連中差別意識でかいからなあ。居心地悪そう。デュエルなんて何時でも何処でも出来るし。

イエロー寮に居れば関わる事件を自分で選べれそうだからイエロー寮にしよう。

となれば筆記試験で上位を取らなきゃな…あ、でも簡単なんだっけ。じゃあ大丈夫か。

実技は…とりあえず試験官に嫌われるようなのは却下。ビート系でいいか。

問題はシンクロを使うかどうかである。

十代とかセブンスターズとかその辺相手に非公式で使うなら問題無いだろう。

ネオスやユベルが問題にならなかったのだから、俺のカードも使えさえすれば大丈夫のはず。

だが公式で使うとなると話は別だ。何せルールにまで影響を及ぼすカード群である。

流石に無断で使うには色々問題だろう。

 

「まずは海馬社長に売り込み…いや、あの人なんか怖いしなあ。賄賂にブルーアイズ渡せば…あっさり行きそうだな」

 

あと候補としてはペガサス会長辺りか。カード制作はあの人なんだっけ?

デュエルディスクとかのシステム面が海馬社長なんだっけ。

とりあえず入学願書を募集しだしたばかりだ。まだ試験までは遠い。

願書だけ出しておいてあとはペガサス会長と海馬社長にアポ取らないとなあ。

取り敢えずシグナー龍は…各1枚だけ放出するか。この世界ではこの時代から存在したって事になるだけだろうし。

それ以外の機皇帝とかああいうのはちょっと細工しておかないとなあ。

 

「考える事が多いなあ」

 

「いっそ洗脳でもしちゃいましょうか」

 

「いや、洒落になってないから」

 

ネイアは頭いいみたいだし暴走する心配は無いだろうけど、

俺が頼んだらマジでなんでもやってくれそうなのがちょっと怖い。

まあ俺が嫌がるようなことはしないだろう、多分。

 

「とりあえず、願書出さないとなあ」

 

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・

 

「どうしてこうなった」

 

「何をしている!さっさと構えろ!」

 

もう一度言う。どうしてこうなった。

今、俺の目の前には粉砕☆玉砕☆大喝采でお馴染みの海馬社長。

アニメと寸分違わぬ様子で紛れも無い本物。

今居る場所はKC社内のデュエルフィールド。

その横で観戦しているのはペガサス会長。

何が起こっているのか分からないと思うが俺も以下略。

いや、まあ実際は大体の人は予想が付くと思うが、

俺が海馬社長とペガサス社長にアポを取り先に海馬社長に会いに行った所、なぜかペガサス氏が居た。

やっぱり4枚目のブルーアイズについてお話がありますとか、

新しいデュエルの可能性について提案がなんて言ったのがマズかったのだろうか。

マズかったんだろうな。とはいえこの二人に会うには生半可な手段では無理だっただろうからそれはいい。

しかし何故デュエルする事になっているのか。

 

簡単である。俺が見せたシンクロモンスターをペガサス社長がいたく気に入り、

俺が渡した4枚目のブルーアイズを眺めてご満悦だった海馬社長が、

そのシンクロモンスターとやらの実力を見せてみろ、と言い出したのだ。

4枚目のブルーアイズやシンクロモンスターについては、特殊な手段で手に入れたと話している。

精霊に関わる事を匂わす事を言っておいたので、

頭のいい二人なら俺が精霊に関する事件に関わり、その結果手に入れたと思ってくれるだろう。

ブルーアイズは本来ならもっと持っているのだが、使う予定も無いし全部渡すのも勿体無いので1枚だけ。

シンクロモンスターも各種1枚だけ持ってきている。

 

「やるしかない、か。デュエル!」

 

「ふん、やっとやる気になったか。デュエル!」

 

 

     先攻:恭也 LP4000

               VS

                  後攻:海馬 LP4000

 

デュエルディスクのターンランプが点灯。俺の先攻のようだ。

デッキは調整と回しを終えたばかりのイモータルネスデッキ。略して芋樽。

ネイアに適当なデッキを使って手伝ってもらった。

このデッキもシンクロデッキだし、オリジナルではあるが彼らにとってはどれも同じだろう。

実戦で試したかったので丁度いい。

 

「先攻は俺だな。ドロー!」

 

◇手札

イモータル・ネス・センチュリー

イモータル・ネス・ポット

イモータル・ネス・ミラーフォース

イモータル・ネス・セイバー

イモータル・ネス・クリボー

イモータル・ネス・ウィッチ←New

 

おっと、あぶねえあぶねえ。危うくワンキル揃うとこだった…

いや、これでも危ないか?LP4000だもんなあ。

 

「スタンバイ、メインフェイズ。俺は手札から《イモータル・ネス・センチュリー》を発動!」

 

※

《不滅者達による世紀末(イモータル・ネス・センチュリー)》

フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り『イモータル・ネス』と名の付くカードの、

墓地及び墓地に存在するカードに対して発動する効果又は墓地から発動する効果のいずれも無効にすることは出来ない。

『イモータル・ネス』と名の付くモンスターが墓地に送られた時、送られたカードのコントローラのフィールド上に

イモータル・ネス・トークン(アンデッド族・闇・星1・攻/守0)を特殊召喚する事が出来る。

1ターンに1度、自分フィールド上に存在する『イモータル・ネス』と名の付くカード2枚をリリースする事で、

自分の墓地に存在するレベル8以下の『イモータル・ネス』と名の付くモンスターを特殊召喚出来る。

 

 

俺がカードの説明を終えると、海馬社長はふうんと鼻を鳴らした。

予想通りとはいえブレない人だなあ。

 

「ふん、蘇生効果か」

 

このカードのメインはやはりトークン生成とレベル8以下の蘇生効果、これに尽きる。

効果封じはそれらの墓地利用を阻害されないためのオマケだ。

本来なら別のカードで保護するべきなんだろうけど、

開発段階の設定そのままなため複数の効果が一つのカードに纏められてしまっている。

このデッキの核とも言えるカードである。切り札はネイアだけど、今は使う気はない。

 

 

「更に俺は手札から《イモータル・ネス・ポット》を発動」

 

※

《不滅者の壷(イモータル・ネス・ポット)》

永続魔法

お互いのプレイヤーはスタンバイフェイズ時にデッキの上から1枚を墓地に送る。

送られたカードが『イモータル・ネス』と名の付くカードだった場合、カードを1枚ドローする。

このカードが墓地に送られた時、デッキと墓地からこのカードと同名のカードを1枚手札に加える事が出来る。

 

要は永続発動する強欲な壺である。墓地肥やしも同時に出来るすぐれもの。ただし即効性は無い。

これも正規品化された場合は条件に合うカードが限られた筈なのだが、

開発段階だっため全ての関連カードがイモータル・ネスの名を与えられ条件を満たしており、

その上その全てがカード化されてしまっているせいで条件に合うカードだけでデッキを組むことが出来てしまっている。

 

「手札増強か。ふん、小賢しい」

 

そりゃまああんたらはチートドローあるから要らんもんね。

むしろドローソースをチートドローしてくるし。

いくら精霊というか神様憑いてたって、元の世界の感覚からすると凄く有難いんです。

 

「そして俺は手札から(イモータル・ネス・セイバー)を守備表示で召喚!」

 

※

《イモータル・ネス・セイバー》

効果モンスター

☆☆☆☆

闇

戦士族

攻1800・守500

このカードが守備表示の間、このカードの攻撃力と守備力を入れ替える。

このカードが自分フィールド上に存在する限り、

このカード以外の『イモータル・ネス』と名の付いた

自分フィールド上のモンスターを攻撃対象に選ぶ事は出来ない。

 

壁モンスターにもなる上、半ロック効果持ちの強力なモンスター。

相手のデッキ次第ではこいつを使いまわしてるだけで勝てたりもする。

しかもこの世界では表側守備表示召喚が出来るせいでロック性能アップ。

とはいえ、流石に海馬社長相手じゃ壁にはならんだろう。

 

 

「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド!」

 

さて、どう来る?

 

「ふうん。俺のターン、ドロー!貴様のカードの効果でデッキからカードを1枚墓地に送る。

 …ふん、貴様も運が無いな。俺は手札より《融合》を発動!」

 

…え?いやいやいや、待てよ。

まさかだろ?このタイミングで?

 

「俺は三体のブルーアイズを生贄に、《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》を特殊召喚!」

 

はあっ!?待て待て待て!?後攻2ターン目だよな今!?

 

「更に俺は《メテオ・ストライク》を発動!《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》に装備!

 これによりブルーアイズは貫通効果を得る!」

 

ちょっwww

 

「バトル!ブルーアイズで貴様のモンスターを攻撃!アルティメット・バースト!」

 

「っ!俺は罠カード、《イモータル・ネス・ミラーフォース》を発動!

 デッキの上から一枚を墓地に送る!送られたのは《イモータル・ネス・スレイブ》。

 相手フィールド上のモンスターを全て破壊する!

 更に《イモータル・ネス・センチュリー》の効果でトークンを1体、守備表示で特殊召喚!」

 

※

イモータル・ネス・ミラーフォース

通常罠

バトルフェイズ時、自分の『イモータル・ネス』と名の付くモンスターが攻撃された時発動可能。

デッキの上から1枚を墓地に送り、それが『イモータル・ネス』と名の付くカードであれば、

相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

あ、あぶねえ…魔改造ミラフォが初手で来てなかったら終わってたぞ!?

何とかミラフォで防げたし、落ちたのがモンスターだったからトークンも出せたけど。

 

「ふうん。凌いだか。俺は手札から《死者蘇生》を発動。

 墓地から《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》を蘇生する。

 カードを一枚伏せターンエンドだ」

 

…え、なにそれこわい。

初手でブルーアイズ3体に融合にメテオ・ストライクに死者蘇生!?

おま、どんなチートドローしてんだよ!?

いや、壷使われてサイクロン&巨大化を追加されるよりはマシ…だったのか?

まあ手札に《イモータル・ネス・クリボー》があるから凌げたとは思うが…

というかアルティメット召喚後にブルーアイズを蘇生して二段攻撃して来なかったのは、手加減なのか戦術なのか…

 

※

《イモータル・ネス・クリボー》

効果モンスター

☆

闇

悪魔族・チューナー

攻400・守300

相手ターンバトルフェイズ時、このカードを手札から除外して発動する。

このターン中に発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

 

 

見ての通り強化クリボー。除外してしまうが、ディメンション(後述)があれば防げる。

正直芋樽ディメンションコンボで使われたら俺でもきつい。

毎ターン回収して使われたら戦闘ダメージじゃ倒せない。

 

「俺のターン、ドロー!ポットの効果で一枚落とし一枚ドロー!」

 

◆手札0

 

《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》攻4500

★相手フィールド

 

◯フィールド:《イモータル・ネス・センチュリー》

 

☆自分フィールド

《イモータル・ネス・セイバー》守1900

《イモータル・ネス・トークン》守0

 

△魔法・罠

《イモータル・ネス・ポット》

 

◇手札

イモータル・ネス・クリボー

イモータル・ネス・ウィッチ

イモータル・ネス・ディメンシション←New

イモータル・ネス・キメラ←New

 

 

うわー微妙。落ちたのは《イモータル・ネス・イーター》か。

まあガチでテンペストやらプリズムが揃われても困るけど…

相手の場にはアルティメット。俺の場には守備表示のセイバーとトークン。

ロックも出来ないし、結構ピンチ。ただまあ、やりようはある。

さて、初お披露目と行きますか!

 

「俺は手札から《イモータル・ネス・キメラ》を召喚!キメラの効果発動。

 トークンを1体リリースし、レベルを1、攻守を500アップする!」

 

※

《イモータル・ネス・キメラ》

効果モンスター

☆

闇

悪魔族・チューナー

攻500・守500

自分フィールド上の『イモータル・ネス』と名の付くモンスターをリリースする事で、

リリースしたモンスター1体につきこのモンスターのレベルを1、攻撃力と守備力を500ポイントアップする。

このモンスターがシンクロ素材としてリリースされた時、

シンクロ召喚したモンスターの攻撃力・守備力はリリース時のこのモンスターのレベル×300ポイントアップする。

 

「ふうん。そんな雑魚を並べてどうするつもりだ?」

 

海馬社長も説明を聞いていたから知っている筈。

見せてみろという事か。

 

「言われなくても見せてやる!俺はレベル4のセイバーにレベル2のキメラをチューニング!

 6つの星が輝く時、終末の彼方より不滅の姫が生まれ来る。シンクロ召喚!

 降臨せよ!《イモータル・ネス・プリンセス》!」

 

※

《イモータル・ネス・プリンセス》

シンクロモンスター

☆☆☆☆☆☆

闇

アンデッド族

攻2300・守1600

『イモータル・ネス』と名の付くチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、自分フィールド上に存在する『イモータル・ネス』と名の付いたカードを1枚リリースすることで、

デッキ又は墓地から『イモータル・ネス』と名の付いたカードを1枚手札に加えることが出来る。

このカードがフィールド上に存在する限り、

『イモータル・ネス』と名の付かないカードによる効果ダメージを全て無効にする。

 

「オー!ワンダフォー!素晴らしいデース!」

 

「ふうん。これが貴様の言う新たなる可能性というやつか。だが甘い!

 俺は《奈落の落とし穴》を発動!貴様の召喚したモンスターを破壊する!」

 

「ならばセンチュリーの効果!トークン2体をリリースし、プリンセスを蘇生する!」

 

これで相手はアルティメットだけ。

俺はプリンセスと今生成されたトークン1体。

 

「俺は手札から《イモータル・ネス・ディメンション》を発動!」

 

※

《不滅回帰の次元(イモータル・ネス・ディメンション)》

永続魔法

このカードがフィールド上に存在する限り自分のカードが除外される場合は墓地へと送られ、

相手のカードが墓地へと送られる場合は除外する。

また1ターンに1度、手札を一枚捨てることで墓地からカードを5枚までデッキに戻しシャッフル出来る。

このカードはフィールド上に『イモータル・ネス・センチュリー』が存在しない場合破壊される。

 

これが先ほど言っていたコンボカード。

これとプリンセスでクリボーを毎ターン回収してくるだけで戦闘ダメージは無視出来てしまう。

本当なら採用に当たってもう少し劣化というか調整される筈だったのだろうが、

企画段階のまま持ってきてしまっているためかなりの壊れ性能である。

これでも元の世界での一部の凶悪なカードやコンボと比べるとマシだというのだから恐ろしい。

 

「(さて、どっちをリリースするか…よし)そして俺はポットをリリースしてプリンセスの効果発動!

 ポットの効果によりデッキからポットをサーチ!

 そして墓地の《イモータル・ネス・イーター》を手札に戻し、トークンをリリースして発動!」

 

※

《イモータル・ネス・イーター》

速攻魔法

自分フィールド上の『イモータル・ネス』と名の付くモンスター1体を選択し、

自分フィールド上の『イモータル・ネス』と名の付くモンスター1体をリリースし発動。

選択したモンスターの攻撃力・守備力はこのターン中のみ倍になる。

 

「ほう。《イモータル・ネス・プリンセス》の攻撃力は2300。倍になれば4600。

 俺の《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》を上回るな」

 

ほんと、図ったかのように100ポイントだけ上回った。

実際に文章書いてから気付いた作者も驚いている。

ん?なんか変な電波を受信したな。

 

「バトル!プリンセスでアルティメットドラゴンを攻撃!イモータルサンクチュアリ!」

 

海馬LP4000→3900

 

「ポットを発動してターンエンドだ」

 

「ふん、この程度では俺は倒せんぞ!俺のターン、ドロー!

 貴様のカード効果によりデッキの上からから1枚捨てる。そして俺は手札から《天よりの宝札》を発動!」

 

げえっ!?ここで最強のドロー補助!?

やっぱり効果はアニメ版。一気に手札が0から6に…

 

「そして手札から大嵐を発動!貴様の邪魔なカードを破壊する!」

 

ここで大嵐かよ!?

あーあ、センチュリーとディメンションとポット…貴重なリリース材料が。

ポット今日2枚積みなんだよなあ。3枚積んどけば良かったか。

これプリンセスやられたらやばくね?

 

「俺は手札から《ドラゴンズ・ミラー》を発動!墓地のブルーアイズ三体を除外し、

 《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》を特殊召喚する!

 更に《次元融合》を発動!ライフを2000払い除外された《ブルーアイズ・ホワイトドラゴン》3体と

 《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》を特殊召喚する!」

 

海馬LP3900→1900

 

な、なんだってーーーー!?

ブルーアイズ3体とアルティメット2体だあ!?

色々と駄目だろうそれ!?

というかアルティメット二枚目以降あったんかい!?

 

「バトル!《ブルーアイズ・ホワイトドラゴン》で貴様のモンスターを攻撃!滅びのバーストストリーム!」

 

「させてたまるかっ!?手札から《イモータル・ネス・クリボー》を除外!

 このターンの戦闘ダメージは0になる!」

 

「ふうん。ブルーアイズでトークンを破壊。カードを2枚伏せターンエンドだ」

 

 

◆手札1

 

▼魔法・罠 伏せ:2枚

 

《ブルーアイズ・ホワイトドラゴン》攻3000×3

《ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》攻4500×2

★相手フィールド

 

◯フィールド:

 

☆自分フィールド

 

△魔法・罠

 

◇手札

イモータル・ネス・ウィッチ

 

 

くそ、マズイな…次のカードで決まる。頼む、来てくれよ…

 

「俺のターン、ドロー!…っ!俺は手札から《イモータル・ネス・ウィッチ》を召喚!」

 

※

《イモータル・ネス・ウィッチ》

効果モンスター

☆☆☆☆

闇

魔法使い族

攻1400・守1000

1ターンに1度、このモンスターのコントローラが魔法・罠カードを発動した時、

デッキの上から1枚を墓地に送る事でそのカードの発動後にセットし直すことが出来る。

このカードが自分フィールド上に存在する限り、

このカード以外の『イモータル・ネス』と名の付いた自分のカードは、

相手プレイヤーのカード効果によって破壊されない。

 

「そして更に手札から《不滅同調(イモータル・シンクロ)》を発動!

 更にチェーンしてウィッチの効果発動!デッキから1枚カードを墓地に送る!(…プリズムか!)」

 

※

《不滅同調(イモータル・ネス・シンクロ)》

通常魔法

墓地に存在する『イモータル・ネス』と名の付くシンクロ素材とチューナーを除外しシンクロ召喚を行う。

この効果によって召喚されたモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。

 

「墓地に存在するレベル4のセイバーとレベル3のスレイブとレベル1のプリズムをチューニング!

 8つの星が輝く時、終末の彼方から古の龍が顕現する!シンクロ召喚!

 蹂躙せよ、《イモータル・ネス・ドラゴン》!」

 

※

《イモータル・ネス・スレイブ》

効果モンスター

☆☆☆

闇

戦士族

攻1200・守1000

このモンスターは自分フィールド上のモンスターを1体リリースしてアドバンス召喚する事が出来る。

この効果によってアドバンス召喚に成功した時、

このモンスターのレベルを2、攻撃力と守備力を1000ポイントアプする。

 

《イモータル・ネス・プリズム》

効果モンスター

☆☆

闇

天使族・チューナー

攻500・守1000

フィールド上のこのカードがリリース又は破壊され墓地へ送られた場合、

デッキからレベル3以下の『イモータル・ネス』と名の付いたモンスターを1体特殊召喚する。

シンクロモンスターが墓地に送られた場合、

デッキの上から1枚を墓地に送る事で墓地からこのカードを特殊召喚する。

 

《イモータル・ネス・ドラゴン》

シンクロモンスター

☆☆☆☆☆☆☆☆

闇

ドラゴン族

攻3000・守2300

『イモータル・ネス』と名の付くチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

自分フィールド上に存在する『イモータル・ネス』と名の付いたカードを1枚リリースする事で、

相手フィールド上のカードを1枚破壊出来る。

このカードがフィールドから墓地へ送られた時、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

「ふうん。またシンクロモンスターか。攻撃力3000は大したものだが、その程度ではこの俺は倒せんぞ!」

 

何かさっきも似たようなこと聞いた気もするけどそんな事は関係ない!

目にもの見せてやる!

 

「ドラゴンの効果発動!ドラゴン自身をリリースしフィールド上のカードを1枚破壊!右の伏せカードを破壊する!

 更にプリズムの効果発動!シンクロモンスターが墓地へ送られた時、特殊召喚する!」

 

破壊したのは…ミラーフォース!?ほんとどんな引きしてんだよ…

どうせもう一枚はリビングデッドとか攻撃の無力化だ。

 

「更にドラゴンが墓地へ送られたことで効果発動!相手フィールド上の全てのモンスターを破壊!」

 

「ふうん。やるな。(しかし伏せカードは攻撃の無力化。

 次のターンに手札の早すぎた埋葬でブルーアイズを復活させれば俺の勝利だ。だが、奴のカードは…)」

 

多分次のターンをやったらアウトだ。

早すぎた埋葬→融合解除ぐらいはやってくる。そういう奴だ。

 

「レベル4のウィッチにレベル2のプリズムをチューニング!

 シンクロ召喚!《イモータル・ネス・プリンセス》!」

 

二回目なので口上はカット。

普段のテーブルデュエルなどでもカットしている。毎回言うのもアレだしね。

 

「更にプリズムの効果発動!リリースによって墓地へ送られた事によりデッキサーチ!

 デッキからもう1体プリズムを特殊召喚する!」

 

これからやろうとしていることに気付いたのか、海馬社長が苦い顔をする。

 

「レベル6プリンセスとレベル2プリズムをチューニング!

 シンクロ召喚!《イモータル・ネス・ドラゴン》!」

 

二回目なので以下略。

 

「リリースされたプリズムの効果でスレイブをサーチ!更に墓地からプリズム2体を特殊召喚!

 スレイブをリリースしてドラゴンの効果発動!伏せカードを破壊!」

 

うわ、マジで攻撃の無力化…攻撃反応型2枚とか冗談じゃねえ。

 

「ドラゴンとプリズム2体でダイレクトアタック!イモータル・プリズム・ノヴァ!」

 

海馬LP1900→0

 

ふう、なんとか勝ったか。

3年ぶりの実戦。流石にきつかった…というか、予想以上にプレイングミスが酷い。

ぱっと思いついたパターンが今回のものだったが、もっと簡単に倒す方法もあったはずだ。

このデッキの最大の持ち味を全く引き出せなかったな。

やはりこのデッキは暫く封印しよう。

デュエルタクティクスを鍛えて、このデッキにも慣れないと。

それまでは実戦使用禁止だな。こんなに強いデッキ使って負けたらネイアに申し訳ない。

 

「ふうん。今日はデッキの回りが良かったが、それでも勝てないとはな」

 

「いえいえ、こちらこそ。まだまだ未熟だと思い知らされました」

 

恐らく、原作キャラのバランス崩壊デッキだと思ってナメていたというのもあるのだろう。

バランス崩壊だろうがチートドローさえあればどうとでもなるという事を思い知らされましたですはい。

 

「では、次は私の番デース!」

 

………え?

 

・

 

・

 

・

 

「どうしてこうなった」

 

何か同じ事をさっきも言った気がする。

目の前にはペガサス会長。もうどうにでもしてくれ。

 

「では、デュエルスタートデース」

 

「デュエル…」

 

     先攻:ペガサスLP4000

                VS 

                  後攻:恭也LP4000

 

「では、私のターン!私は手札より《トゥーン・ワールド》を発動しマース!

 そして《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》を召喚、カードを2枚セットしてターンエンドデース!」 

 

会長大好きトゥーンズか。

しかし俺のこの手札は…やれという事か?いいのかこれ?ネイア神呼べるぞ?

いや、ネイアには悪いけど神はやめとこう。この二人相手に出したら絶対面倒な事になる。

 

「俺は手札からフィールド魔法《イモータル・ネス・センチュリー》を発動!」

 

さっきもだけど、よく2枚積みが初手で来るよなあ。

もしかしてチートドローの片鱗が?まさかね。

ほんとに行けそうならピン刺しでもいいかもしんね。

その場合除去が怖いけど、回収手段も無いでもない。

 

「ポットを発動。プリズム召喚。そして《イモータル・ネス・テンペスト》を発動!」

 

※

《イモータル・ネス・テンペスト》

速攻魔法

自分フィールド上の『イモータル・ネス』と名の付くカード1枚をリリースし発動。

フィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊する。

 

「プリズムをリリースしてポットを破壊。プリズムの効果でデッキサーチ、プリズム特殊召喚。トークン生成。

 ポットの効果でポットサーチ。ポット発動。センチュリーの効果でプリズムとトークンリリース。

 プリズムの効果をチェーン処理。デッキサーチでスレイブ特殊召喚。トークン生成。

 センチュリーの効果を処理してプリズム再生。スレイブ+トークン+プリズムでチューニング。

 シンクロ召喚、プリンセス。スレイブとプリズムの分のトークン生成。プリズム効果でプリズムサーチ。

 プリンセスとプリズムでチューニング。ドラゴン。プリズム効果でサーチ、スレイブ。

 トークン2体生成だがフィールド制限で1体。ドラゴン効果でトークン3体リリース。

 魔法・罠ゾーンの3枚を破壊。…通ったか。ではトゥーンモンスターは自壊。

 ドラゴンとスレイブでダイレクトアタック」

 

「わ、ワッツ!?これだけやって4枚消費ナノデスカー!?オーノー…」

 

ペガサスLP4000→0

 

「まさかのワンキル…マジでどうなってんだこれ」

 

なんというソリティア。効果妨害あっても次のターンには勝ててたかな?

手札にクリボーと不滅同調残ってたし。

それにトークン1体無駄にした。この手札ならもっとスマートに勝てないとなあ。

 

・

 

・

 

・

 

・

 

・

 

「二回目酷かったなあ。俺いつの間にチートドローなんて身につけたんだろうね」

 

「1回目で苦戦してたから…つい、ね?」

 

………………お前のせいかあああああああああああああああああ!?

 

「い、いや、ほら。キョウくんが負ける所、見たくなかったんだもの」

 

だものってあーた…いや、まあいいや。

運を異常に強くしたってイカサマはしてないんだからルール違反じゃナイナイ。

何かギャンブルカード使ったら当然!正位置ィィィィィィ!とか出来そうだけど気にしない。

うわあなんという斎王涙目フラグ。これは介入するっきゃないな。(オイ)

女神様からささやかな幸運の贈り物だと思っとこう。うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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