Fate/Stay Night VS Fate/EXTRA 作:ホワイトさん
サクラ迷宮の隠し通路を抜け、レオたちは冬木市の外れの森にいた。
『さて…着きましたね。ここが冬木市ですか。ずっと月にいたので中々新鮮ですね。ガウェイン、近くにサーヴァントは居ませんね?』
『そのようです。レオ、この森は…』
霧が濃いこの森は結界のようなもので覆われているようだった。
『どうやら結界の外からのものは全て遮断しているようですね。月からの来訪ということもありステージが不利だということで用意された空間…ということでしょうか。どうやらマイルームを出現させることも可能なようです。』
『当面ここを拠点にするんですかぁ?ご主人様をこんな辺鄙なところに住まわせるなんてタマモ出来ません!』
『珍しく気があったなキャス狐。ここはドーンと超高層マンションの最上階で構えるべきだ。それとも屋上に黄金劇場を展開しても良いぞ?』
『おぉ!それは素晴らしい。早速準備に取り掛かりましょう』
レオは関心と言わんばかりの表情で行動に移そうとするがそれを白野に止められる。
『他のメンバーはまだ揃っていませんが、早い段階で敵戦力を測っておきたいところです。白野さん、お願いできますか?』
『自分にできることはそれくらいしかない。任せて欲しい』
『キャーー!!ご主人様ったらイケメン☆謙虚なんてなさらずにどーんといきましょうどーんと!』
『うるさいぞキャス狐。奏者にとっては朝飯前よ!』
『頼りになるサーヴァントが2人も居て羨ましい限りです。白野さん(満面の笑み)』
『ここを拠点にするとはいえ、他の場所にも布陣を敷く必要があるでしょう。白野さん、個々に敵マスターとそのサーヴァントの接触を試みてください。戦闘になるとおもいますが、ある程度敵の情報を引き出せたら引いてくだい。こちらで戦力を分析し終えたら、100%勝てる手段で各個撃破していきます。』
『ずいぶん慎重なんだな。』
『ええ、地の利は敵にあります。油断はできません。白野さんには二体サーヴァントがいますし、遅れを取ることはないとは思います。敵サーヴァントの宝具の正体を晒すことができればベストです』
『魔力から察するにある程度、敵勢力はバラけているようです。あとからサポートに来られても困るのでなるべく孤立しているところが良いですね。』
『おや?兄さんからの情報です。相変わらず迅速な仕事ぶりです。ここからそう遠くないところに柳洞寺という寺があるそうです。結界が張ってあり正面から攻めるしかないようです。サーヴァントの気配は2体。一体は侍のような格好をしたサーヴァント。もう一体はキャスターのようです。』
『今晩からでもいける。』
『わかりました。お願いします白野さん』
『ご主人様と地上での初デート!!テンション上がってきました♡』
『貴様はここでまきでも割っておれキャス狐』