楽園を求む転生者   作:厨二王子

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すいません今回はログインまでの麻子との会話です。ではどうぞ!


2章 SAO
24話 リンクスタート


帰国して日が昇ったばかりの朝俺は懐かしの山道を登っている。登っていると懐かしの顔が見えてきた。

 

「ただいま、麻子」

 

「おかえり、大樹」

 

麻子が笑顔で出迎えてくれる。

こうして俺は数年振りに懐かしの森…家に帰って来た。

 

 

再会した後、俺は色々なことを話した。

 

厳しい訓練にその後のギャレット大尉との地獄の特訓

 

その中、出会ったたくさんの仲間…俺のことを友だと言ってくれたダニー、厳しくもけして俺のことを見捨てず、最後まで面倒を見てくれたギャレット大尉、弟の雄二に惚れているミリー、二次元の妹大好きな俺と同士のロビイ、雄二の射撃の弟子であるエディー、毎日コーヒーを入れてくれと言っていたジェー

 

そして実際に戦場に出て起こった出来事などを話した。

 

「麻子俺ライセンスを取るためにアメリカの海兵の学校に行って良かったと思ってる」

 

「何でだ?」

 

「俺は誰かを失いたくないって理由で人を殺していたんだけど、実際は心の奥底で適当に理由をつけて、唯現実から目を背けるために人を殺していたって実感した」

 

「…」

 

「戦場の厳しい現実と軍人の殺しの在り方を知って、俺は気づいたんだた『殺す』だけじゃなくて、それ以上に必要なのは『心の強さ』だって」

 

「そうだな」

 

「だから俺は仲間…大切な人を守るために、心も力も強くなるよ。そして雄二よりも麻子よりもずっと強く…俺の中の『絶望』も『希望』にする」

 

「ああ、何度でも言うがお前なら私なんかよりずっと強くなれるよ私が保証する」

 

「麻子…」

 

「男前になったじゃねぇか大樹。しかしギャレットの奴が本当に面倒見てくれるとは…気に入られてたんだな」

 

「んっまぁな…って何してるの?」

 

俺が麻子を見るとなんかベットでスタンバってた。まさかこんな朝速くから…。

 

「いやーしばらくしてなかったから我慢できなくてな。SAOのリリースの時間までまだあるから久しぶりにお前を頂くとするわ」

 

「ちょっ、待て…本当にちょっ、あっやー」

 

「問答無用」

 

こうして俺は昼食の時間まで麻子に食べられた。

 

 

時間はあっというまに過ぎ、SAOリリースまで後五分になった。時計の一番小さい針の音が聞こえてくる。

 

もうすぐ始まるあのデスゲームが…

 

俺は今ベットで横になって、右にナーブギアが置いてある。左では麻子が俺のことを見ている。

 

まさかこんな形でこのゲームに参加するとは思ってなかったし、緊張するなやっぱり。もう、ソードアートオンラインの原作なんて覚えてないし不安なのかな。覚えているのは茅場との約束だけ。

 

「たく、何そんな顔してるんだ。今世紀の別れじゃないんだし、夜にはまた会える」

 

「…そうだな」

 

「それにさっきあんなに、激しくしてやったじゃねぇか」

 

「普通はあんなことダイブ前にはしないだろ…」

 

「はっはっは確かに」

 

「はぁ…」

 

まったくこの人は相変わらずだなホント。

 

「そろそろ時間だな」

 

「ああ」

 

俺は覚悟を決め、右に置いてあったナーブギアを被る。麻子は俺を笑顔で見送る。

 

「いってらっしゃい」

 

「ああ、行ってくる」

 

俺は麻子に別れを告げてそして叫ぶあの台詞を…

 

 

 

「リンクスタート!」

 

 

こうして俺は仮想世界に行く。しかしこの時麻子の笑顔が、俺にとって最後に見る麻子の姿になるなんて思いもしなかった。

 




はい、次回からSAOに入るんですがまだ少し考えていることがありまして更新が遅くなると思いますが応援よろしくお願いします。
それともう一つ作品を投稿したのでそちらにも目を通してくれると有り難いです。
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