ブレイクワールド-break world-   作:黒谷晃佑

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こんにちは はじめまして

黒谷晃佑です。

今回が初めての投稿なので上手く書けているか心配です。


始まりの破滅編
1話 謎の力


 西暦XX23年

 

地球の人類の人口は数百年前に比べ、1000万人程だった。他の生物たちもほとんどいなくなっていた。その人間たちの減少を加速させた種族が2つあった。そして2つの種族は人間が生まれたころから生きているとされていた。

 

 その2つの種族とは、『天族』と『魔族』である。

 

 

 

 

 

 □■□■□

 

 

 

 

 

その人間界の中に小・中・高一貫校がある。その名は“海洋学園”。この学園は、ほとんどの生徒が軍に入隊するように義務づけられている。その高等部、2年に所属している“蒼田翔悟”もその1人である。

 

「明日は、体力測定と軍の適正検査があります。体操服とジャージを忘れないように。これで終わります」

 

「起立、礼」

 

「やっと終わった~」

 

やっと1日が終わり、俺は終わったという解放感に浸っていた。すると、後ろから女子の声が聞こえたので振り返ってみた。

 

「翔悟の脱力感っていつもすごいよね。グタ~って感じで」

 

彼女は、篠宮加奈。俺の幼なじみみたいなものだと思う。たぶん。

 

「お前も同じようなもんだろ」

 

「いや、お前のは別格だよ」

 

彼は、鳴野湊。あ、“なるや”じゃないからね、“なきや”だからね。

 

「顔、ヤバいぞ。洗ってこいよ」

 

「おう」

 

 

 

 

 

 □■□■□

 

 

 

 

 

「本当に今日は疲れたよ」

 

「別に疲れるようなことはなかっただろ

 

「ていうかさ、明日の軍の適正検査ってなんだろうね」

 

加奈が不意にきりだした。

 

「軍のって言うぐらいだからバトルみたいなことじゃねぇの?楽しみだな」

 

シュッシュッと戦う素振りをする俺。何と戦ってんだ?

 

「そういえば、翔悟は軍に入りたいって言ってたもんね」

 

「え~、翔悟が? 無理に決まってんだろ? 弱いくせに」

 

「無理じゃねーし、できるし」

 

否定した湊に対してそれを否定する俺。

 

「でも、私はできると思うよ」

 

笑顔で俺を肯定してくれる加奈。

 

でも、実際俺は弱かった。小等部の頃にはよくいじめられていて泣いていた。その頃の俺をいつも助けてくれたのは加奈だった。加奈は強くて、今でも俺は彼女に頭があがらない。優しくて、強くて、そんな加奈のことを俺は中2の頃から好きだった。軍に入ると言い出したのも彼女を守れるように強くなりたかったからだ。

 

「俺の気も知らないで、ますますかわいく見えて、ますます好きになるじゃないか」

 

「? 何か言った?」

 

「な、何でもねぇよ」

 

たぶん、俺の気持ちを知っている湊が、俺を見ながらニヤニヤしていた。

 

「何だよ」

 

「別に」

 

と、わざと視線を反らす。嫌なやつ。

 

「じゃ、また明日」

 

 俺が言う。

 

「おう、また」

 

 湊が言う。

 

「バイバーイ」

 

笑顔で手を振ってくれる加奈。マジかわいい。

 

俺は2人の反対方向に向かい、2人と別れた。俺だけ家の方向が違うのでここで別れることになる。

 

疲れていた俺はそのまま寄り道せず帰った。

 

 

 

 

 

 □■□■□

 

 

 

 

 

午前に体力測定があり、午後からグランドで軍の適正検査があった。昨日も思ったけど、軍の適正検査っていうからにはバトルかなと思っていたら、やはりそんな感じだった。

 

普通にバトルとかいうと、マンガやアニメみたいに武器を使ってというのが考えられるけど、実際はそんなことはしない。バトルと言っても武器は使わず、喧嘩みたいなものだった。

 

「キャー、鳴野くんこっち見てー!」

 

「鳴野くん頑張ってー!」

 

一応言っておくが、湊はモテるんだ。顔はそこそこカッコいいし、性格もいい。(女子にだけだけど。)

 

「はぁ、羨ましいぜ。あんなだったら加奈と両思いになれたかもしれないのに」

 

「大丈夫! 翔悟もあんな風になれるよ」

 

なぜか俺を慰める加奈。え、どういう意味なの?返事に困る。

 

「あ、ありがとう」

 

そうこうしているうちに順番が回って来た。

 

「次、蒼田と藤井」

 

名前を呼ばれるとギャラリーの女子たちが騒ぎ出した。“あれ? 俺のことかな?”と思ったけどもう1人のことを思い出してそれはないなと確信した。

 

相手の名前は藤井慧。湊と同じくファンクラブを持つようなイケメンくん。湊と違うのは、同性にも優しいところだ。でも、それが逆に同性たちに嫌われるというある意味かわいそうなやつ。嫌われる理由としては、“優しいけどそこがうざい”ということらしい。

 

俺は藤井くんに一言、

 

「相変わらずすごい人気だね」

 

皮肉混じりに言った。すると、

 

「どんなひとの応援もあると嬉しいよね」

 

笑顔で言いやがった。はっきり、うぜぇと思った。

 

「お手柔らかに」

 

「こちらこそ」

 

はじめの掛け声でおれは一気に接近した。左右の拳で2発。当たると思っていたけど外れた。俺が打ち終わった直後、コンマの差もなかったが藤井くん右の拳が俺の腹に強烈な一撃を与えた。思わず俺は倒れてしまった。

 

少しうずくまっていたら痛みが薄れてきたので立ち上がって攻撃、だがそれもかわされ、今度は俺の左頬に拳が当たる。その衝撃は1発目よりはなく、立っていることができた。だから1発返そうと思い叫びながら俺の渾身の一撃を与えた。

 

「いてぇな、コノヤロー!」

 

当たった感触があったからヤッターと思ってたら今まで騒がしかったギャラリーが突然静かになった。何事かと顔をあげると、そこには藤井くんの姿はなかった。回りを見渡しても藤井くんはいなかった。

 

するとギャラリーの1人の女子生徒が悲鳴をあげ、それにつられてギャラリーの生徒たちはそれぞれに言葉を発する。どうしたんだと思っていたら1人の生徒が空に向かって指をさしていたのでその方向を見てみると、俺には想像もつかないような出来事が起きていた。

 

校舎の3階くらいだろうか、その壁に藤井くんはめり込んでいた。

 

「え・・・・?」

 

そのあとのことは話さなくてもだいたい検討はつくだろう。

 

急いで来た軍の救助隊によって助け出された。俺は先生にも生徒たちにも相手にされず虚しくなっていたが、加奈と湊が近寄って来て一言声をかけてくれた。

 

加奈は、

 

「大丈夫?」

 

と優しく慰めてくれたが、湊は、

 

「ま、頑張れ」

 

と応援してくれた。どういう意味で?

 

二人が離れたあと軍の人、適正検査を観察していた人が、

 

「君は強いな。明日からは軍の駐屯地に訓練のため来てほしい。頼むぞ」

 

は? 意味のわからない俺を置いたまま軍の人は立ち去った。

 

でも、さっきの力はなんだったんだろう?

 

一つの疑問が残ったまま、俺は家に帰る。

 

 

 

 

 

 □■□■□

 

 

 

 

 

 登場人物紹介

 

蒼田翔悟(今作の主人公)

・年齢 16歳

・血液型 A型

・備考

  好きなことはとことんやるが、嫌なことは全然しない。軍に入りたいが、その理由は加奈を守れるようになりたいから。とても弱い。加奈のことが大大大好き。

 

 

篠宮加奈(今作のヒロイン)

・年齢 16歳

・血液型 B型

・備考

  翔悟の幼なじみ。顔はかわいく、優しい。とても強く、喧嘩になったら翔悟も湊もたぶん勝てない。本人も翔悟も知らないけど陰では密かにファンクラブがある。

 

 

鳴野湊

・年齢 16歳

・血液型 AB型

・備考

  翔悟と本格的に知り合ったのは中2。頭も良く、イケメンで、異性には優しい。同性に対しては雑。一応、人間界の国王の秘書の息子。有望な指揮官になることを国王に期待されている。




ブレイクワールド-break world-、第1話でした。

いかがだったでしょうか。

初めて書いてみたのですが、やっぱり小説を書くって大変ですね。第1話を書いただけなのにもう体も頭もボロボロ。でも、これから読んでくださる皆さまのためにボロボロでも頑張っていきます。

話の内容はあれですが、文の構成や間隔のあけかたなど、もう少しこうしたほうがいいよなどのご意見はお待ちしています。沢山の感想も待ってます。

これから、黒谷晃佑とブレイクワールド-break world-をよろしくお願いします。
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