the King Of Fighters NEW GENERATION   作:昆布さん

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ではもう一話、お楽しみください。
ジェイフン「ROUND12 燃える鳳凰」
明人「始まるぜ!」


ROUND12 燃える鳳凰

「見せてやる、草薙の拳を!」

「そこだ!」

京が最終決戦奥義無式を放つとその突撃タイミングに合わせて楓が突きを叩き込む。

「ぐえっ!」

「活殺、乱れ雪月華!」

楓がそのまま何度も円を描くようにして木刀を振るう。

「ぐはあっ!」

「そこだぜ、活心最終奥義ィ!」

活心最終奥義、蒼龍。天へと昇る雷の龍のような一撃で京を高く高く突き上げ、

「落下が…見え見えなんだよォォ!」

と、そのまま場外にたたき落とす。

『決まったア!二回戦最初の通過チームは月華の剣士チームだ!同時進行のTHE FRYERS対あさり一家は…』

「テメエも逝っちまえ!」

「その前にテメエが逝っちまえ!」

レイズが右腕を巨大な銃口に変形させるとそこから砲撃を放とうとする。しかしそこに弘がダイナマイトを投げ込み、銃口内部で大爆発を引き起こした。

「あ…うぁ…」

『こちらはあさり一家の勝利!続いての試合はMARK OF WOLVES対ライバルチーム、エージェントチーム対新三種の神器チームだ!』

「いち、にっ、勝負です!」

先鋒としてステージに上がったのはテコンドー界の至宝、キム・ジェイフンだ。

対するはアンディ・ボガード。

「行くぞ、斬影拳!」

肘打ちの姿勢から滑るように突撃するがそれをジェイフンは片足で受け止め、そのまま

「灼火襲!」

六連続の蹴りを放つ。少年時代から炎の如き足技と謳われた彼の生命線とも言える切り返し技だ。

「半月斬!」

更にそこから重心移動をしながらのタックル。そのまま体を一回転させて踵落としを見舞う。

「うおおっ!?」

「そこだ!飛燕斬!」

ジェイフンはたじろぐアンディに切れ味鋭いサマーソルトキックを叩き込む。

そしてアンディよりも先に着地すると右足を高く掲げて待機。ちょうど踵が届く範囲まで来たところで

「鳳凰!」

と言いながら踵落としを叩き込む。そして更に

「天翔ォォォ脚!」

炎が見えるほど凄まじいサマーソルトキック。

落ちてくるアンディに更に容赦せずキム一門の十八番を繰り出す。

「行きます!」

落下点へ向けて突撃、落ちてくるアンディに向けて

「あたたたたたたたたァ!!」

と、鮮やかに舞うような動きで蹴りの連打を叩き込む。そして何度も何度も後旋腿を決めてアンディを浮かすと

「鳳凰きゃぁく!」

思い切りの踵落としを叩き込んだ。

「がはあっ!」

アンディが場外の地面に叩き付けられ、苦悶の声を上げる。

「おしっ!わいに任せとき!」

ライバルチームの二番手はロバートだ。

「飛燕疾風脚!」

得意の蹴りでジェイフンに近付くと「幻影脚!」「龍斬翔!」「九頭竜閃!」

と、次から次へと技を繰り出す。

「まだですよ!」

「なんやてえ!?」

「ゼロ距離鳳凰脚!」

蹴りを喰らいながらの至近距離から逆に蹴りの連打。鳳凰が見えるようなサマーソルトを決めるとそのままロバートの落下点より向こうに移る。

「零式鳳凰脚!」

そしてもといた方向に蹴るや否やそちらに移ってもう一撃とロバートの周囲を素早く移動しながら蹴りを入れていく。

「はああああ…」

ズザァッ…と砂煙を巻き揚げながら踵を上げて飛び上がり…

「あたぁっ!」

ズドォン!渾身の踵落としを見舞う。しかし頭部に全力の踵落としを受けてもロバートは倒れない。

「いったたた…けどまだやで、そりゃぁ!」

ダァン!踵落としに使った足をつかんで首切り投げ、続いて起き上がったところへ

「極限流奥義!そりゃそりゃそりゃぁっ!どないや!」

龍虎乱舞を喰らわせる。シメのアッパーカットで体力の限界が来たらしいジェイフンは意識を手放した。

「ご苦労様。さ、次は私が相手です、手加減無しできて下さいね?」

「あ…っと…キムさん?双葉さん?もうめんどくさいからほたるちゃんでええか。旦那さんが負けたからゆうてなんか怖いオーラださんといてもらえるか?」

「私そんなオーラ出してませんよ?いきますね?」

「いやっ、あのっ、ちょっ!」

「双掌…天蓮華!」

ズガガガガガガガガッ!ドガアン!掌底の連発からの全力の踵落とし。

「あだだだだ…ことあるごとにユリちゃんからちょうアッパーくらっとるけどそのわいをしてボロボロとしか言いようがないわ。ま、負けへんけどな!」

もはや砂埃で茶色くなった黒髪を掻き上げると両手を弾いて構えをとる。

「覇王!」

「させない!」

「かかりおった!はっ!」

覇王翔吼拳と見せかけ、潰しに来たほたるに向けて掌底突きを放つ。

「きゃっ!」

「今度こそ覇王翔吼拳や!」

改めて放たれた覇王翔吼拳が直撃し、ほたるは体力をごっそり持って行かれる。

「きゃあああああっ!」

「どないや?」

「まだ…ですっ!」

「おわああああっ!?」

ロバートの顔が驚愕に染まる。土壇場でほたるは見よう見まねではあるが鳳凰脚を放ったのだ。

「はあああああああっ!」

蹴りの連打からの…

「そぉれっ!」

ハイキック。続けてそのまま双掌天蓮華につなげ、ロバートは倒れた。

「はぁッ、はぁッ、はぁッ…ふぅ…やりました…二階堂さん?やれるだけやらせてもらいますよ?」

「なんかやりにくいけど…まっ!しょうがないか。それに俺、どんなにかわいくても人妻には興味ないからさ。」

言うが早いか紅丸が閃光の尾を引いて駆け出す。

「俺について…」

バチィィィィッ!強烈な電撃がほたるの体を駆け巡り、動きを硬直させる。

「来れるかい!?」

「ぐっ…」

「決まったな。へやッ!はっ!」

小さく跳んで繰り出すジャックナイフキックからの居合い蹴り、そこから反動三段蹴り、紅丸ランサーと華麗に技をつなげていき、瞬く間にほたるを場外に出す。

「本気で行くぜ?」

「こっちこそ!行くぜ、ロック・ハワード!ジャックナイフキック!」

「ハードエッジ!」

ごっ!紅丸の蹴りとロックの左肘がぶつかり合う。

「シャインナックル!」

「なにいっ!?」

そこから更にロックはフリーの右拳で正拳突きを放つ。

「せいっ!」

続けて左肘で顎をカチ上げ、すくい上げるようなショルダータックルに持って行く。

「ライジングタックル!」

そのまま逆立ち、錐揉み回転しながら上昇していく。

更に着地してのダブル烈風拳、そこから続けてレイジングストーム。

「がはあああっ!参ったな。俺の負けだ…」

「へへっ!どうだ?俺達世代も伊達じゃねエだろ?」

『MARK OF WOLVESの勝利!一方エージェントチームと三種の神器チームは…』

「バスターウルフ!からの…大蛇薙だ!」

「バリいてエ…!」

明人の連続技の前にユウキが倒れたタイミングだった。

『こちらは新三種の神器チームの勝利だ!』

「ごめん、アイ、負けちまった…」

「気にしないでよ、怪我なかったんだし、それに…頑張ってるトコ、横から見てて…格好良かったよ?」

「ええっ!?」

ねぎらいからいきなりの告白。ユウキが激しく動揺する。

「とっ!とりあえず、裏方に回って調べてみようぜ!」

と、早口で言って顔を背けるがその後ポツリと

「そりゃ…俺も…だけど…」

と呟く。

端で見ていたソワレは

「お邪魔だとは思うがね、兄貴の所に協力してくれねえ?俺、店あるから戻んねえといけねえし。」

「はい、そうさせてもらいます!」

「べっ、別に俺も構いませんよ。」

「助かったぜ、サンキューな。」




結局NBCバカップルには2828して頂きました。
では次回予告 次回 ROUND13 そっくりさん!?楓対ロック!
覚醒楓「そんじゃ次回も」
ロック「手加減無しだぜ!」
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