the King Of Fighters NEW GENERATION   作:昆布さん

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今回からちょっとグロ描写が入ります、お気をつけください。
まあ、かなりアバウトな人なんでそんなに書き込まれてないし。
嘉神慎之介「ROUND14 本戦終了!そして…」
覚醒楓「やるしかねえよな?」


ROUND14 本戦終了!そして…

「あっちゃあ~…場外か…」

「アンタと一緒に落ちるしかありませんよ…」

『さあ白熱する決勝戦、実力差は戦略でカバーとばかりに先鋒の二階堂優作、山本武を紅丸コレダーでつかんだままで場外に道連れにしたあ!』

「すまねえな…後は頼むぜあかりちゃん。」

「おーけー!任しとき!」

「よろしく頼むぜ八神さん?」

「大丈夫…たぶん。」

決勝戦第二ラウンドはあかり対夕子。二人はステージに上るや否や

「百八式、闇払い!」

「一条流陰陽術や!」

と、互いに炎をぶつけ合う。

「葵花!」

「ぎゃっ!?」

「ふっ、はっ!」

得意の二連ショートアッパーからの叩き付けで優位に立つとそのまま両手を顔の前に持って行く。

「禁千弐百拾壱式、八稚女!」

そして十八番まで持って行く。

「いいから!私の!邪魔をしないで!」

打撃の乱舞をまともに受けたところへ赤紫の炎を使った爆発。超一流の陰陽師であるあかりといえど、その流れに体力をごっそりと持って行かれる。

「くうう…」

「闇削ぎ!」

追い打ちで2つの短射程の炎を使い、巻き上げておいて仕上げに火柱。場外に飛ばすためにあるような技を受けてやはりあかりは場外に飛び出す。

「ごめん…楓、負けてしもた…」

「いえ、よく頑張りました、後は任せて下さい。」

「うん…」

ステージに上りながら楓は思い出したようにあ、そうそうといって肩越しに振り返る。

「僕はあなたのこと、好きですよ。」

「え!?」

「じゃ、勝ってきます!」

そういって一足飛びに階段を駆け上がると覚醒しながらステージに飛び込む。

「さてと、はじめるかい?」

「ええ。」

「禁千弐百拾壱式、八稚女!」

素早く、オマケに姿勢も低くして近付く夕子、ここまで失敗した試しのなかったこの技だが…

「十六夜月華!」

軌道が変えられないというほとんど唯一の欠点を利用され、逆に連撃を喰らう。

「くっ…やあッ!」

「うおッ!?」

ガキィン!咄嗟に反撃した夕子の拳が木刀の腹を打って動きを止めた。

「今だ!百式…」

「無刀、掌打!」

ドムッ!鬼焼きの体勢に入った夕子のボディにフリーの左手による掌底突きが突き刺さる。続けて

「乱れ雪月華!」

円を描いて攻撃するこの技で夕子を場外にたたき出した。

「最後は…俺が相手だ。手加減しませんよ、先生。」

「こっちこそ、生徒だからって手は抜かない。本気で行くぜ?」

そして…KOF最後の戦いが幕を開けた。

「ぶっつけ本番だがしょうがねえ!未完、最終決戦奥義!」

「連刃斬!」

「無式!」

火柱をぶち上げ、その中を突っ切った明人が荒咬みを繰り出す。

それに対して得意の連続技で返そうと試みる楓だったが…

バキィッ!?

「へ!?嘘ッ!?喰らう前に木刀が…」

「見せてやる、草薙の拳をぉぉぉッ!」

「折れたアアアアアアアアアアアアアアアっ!?」

ドンドンドンドン!四連続の荒咬みを放ち、明人は疲労してしゃがみ込む。一方の楓は場外にたたき出されてしまった。

「夕子、お前のお陰だ。助かったぜ…」

ステージ上から夕子に向けて感謝の言葉を贈る明人。楓の木刀にとどめを刺したのは夕子が反撃したときの一撃だったのだ。

「なんやえらいあっけない幕切れやったなあ。」

「ま、そんなモンだろ、世の中。」

 

・・・・・

 

キィンッ!ギャリィッ!ガキン!白刃がぶつかり合う音がビルの廊下に響く。

「これ以上地獄門を開けさせはしない!四神が一人いれば閉じられる今のうちに貴様を倒して門を閉じさせてもらう!」

「随分と威勢がいいな、朱雀の嘉神愼之介!」

今やルガール達の本拠地として機能しているカイン・R・ハインラインのビル。その廊下で戦っているのは刹那と、今し方少しだけ開いた地獄門から這い出してきて、その門を閉めようとしている朱雀の守護神嘉神慎之介だ。

「うおおおおおっ!」

「遅い!」

ザンッ!ぼとっ。慎之介の右腕が落とされた。

「ぐあああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」

「苦しいか?心配するな…ククク…すぐにそんな苦しみからも解放されるのだ…」

「まだ…だ…!」

朱雀は炎の力を持つ。慎之介はその力を用いて左手に青白い炎を宿した。

「まだ、負けた訳ではない!世界と比べれば、たかだか死人の腕の一本、安い物!」

「フンッ!見苦しいぞ!」

炎を纏った左拳を刹那に叩き込もうと、一気に踏み込む。刹那もまた黒い雷を黒い刀身に載せて踏み込む。

「……え…?」

呆然とした慎之介。彼の視界は下半分が真っ赤になっていた。

呆然としたまま自分の胸を見てみると、横一文字に斬られている。

「く…き…さ…ま…ァ………」

「だから言っただろう?遅いと。」

「…………」

「死んだか。ルガール、主催者が直々に会いたいといっている。そういって奴らを通せ!」

『そろそろ我々の出番という訳だな。退屈すぎてあくびが出ていたが、それも終わりか。』

 

・・・・・

 

「新三種の神器チームの皆さんですね?主催者がお会いしたいといっております。我々についてきていただけますか?」

表彰式も終わり、優勝、新三種の神器チーム、準優勝、月華の剣士チーム、三位、あさり一家という結果が発表された。

「主催者か…俺、そういう地位のある人と会うの、なんか気が引けるんだよな…佳久達や楓先生達も来てくれよ。」

「分かったよ。」

「ああ、僕もいいが、ちょっと荷物をとってくるよ。」

「では、他の皆さんはこちらへ…」




きれいな慎之介だったんですが…ちょっと残念…ですがまあ気を取り直して、
次回 ROUND15 邪魔をするな!
楓「それでは次回も」
紫鏡「刻んでやるゥゥ~(^o^)」
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