the King Of Fighters NEW GENERATION 作:昆布さん
今回、ジョジョネタが入っております。
わかんなかったら一部を見ようぜ!
???「ROUND4 KOF、再び…」
カイン「始まります」
「明人~!」
新三種の神器チームの旅立ちの日、草薙家に夕子の声が響き渡った。どうやら明人がまだ寝ているようだ。
ベッドの横で思い切り名前を呼ばれても全くの無反応。夕子はしばらく思案した後腰を落とし、ファイティングポーズをとる。
「起きろ、屑風!」
寝ている明人の胸倉を掴み上げ、一気に後ろに放り投げた。
「ぎゃふっ!」
数時間後…
「あっ!朝っぱらから屑風なんてかけんなよ!」
「起きない明人が悪いんでしょ?」
と、空港でも口論している二人に
「テメーら自分の荷物ぐらい自分で持て!」
「さあ、いこうぜ!」
さわやかに明人が優作を無視して言う。
「いや人の話を聞け!」
・・・・・
KOFの会場にあるセカンドサウス市街でレイズが「チームTHE FRYERS」のメンバーに叫んだ。
「なあ、この右手の凍結封印解いてくれよ!」
それに対して栄助とカイルは同時に
「やだ。」
と返した。
あああああんまりだああああああ!というレイズの叫び声がセカンドサウスにこだまする…
・・・・・
「崇秀、オレ達チームメイト間違えたか?」
「いえ、実力という面では間違ってないと思いますよ。ただ、人格的には…」
八神庵を横目で見ながら秦崇秀と秦崇雷はぶつくさ呟いている。主にその原因は全く二人と打ち解けようとしない庵にあるわけだが当の本人は全く悪びれずに京を探している。
「あの、八神さん?勝ち進めばそのうち草薙さんともぶつかるわけですから、どうか落ち着いてくれませんか?」
「崇秀の言うとおりだ、警察沙汰起こされちゃオレ達がいい迷惑なんだよ。」
秦兄弟の諫める声にも耳を貸さず、庵は相変わらずのゴーイングマイウェイ。
「老師さえ生きてりゃなあ…」
「兄さん、タン老師、死んでません。」
「うるせえ!いっ!引退したから格闘家としては死んでるって言いてエんだよ!」
「ハイハイ、そういうことにしておきますよ。」
・・・・・
KOFの開催が告知される一週間程前。
セカンドサウスにそびえる一つのビル、その最上階に仮面を被った男が倒れ伏した。
「アベル!貴様あっ!」
金の長髪を無造作に流した男が仮面の男―アベルを殺した青年を射殺すような目で睨み付ける。
「そこでジッとしていろ、カイン・R・ハインライン。貴様の相手は俺ではない、違うか?」
顔の右半分を銀髪で隠したその青年がアベルの血でぬれた黒い日本刀を一降りして、刃についた血をおとす。
アシンメトリーの銀髪に彩られた端整な顔立ちだが、その顔を斜めに引き攣れたような傷跡が横切っている。
しかし事実、カインの相手は彼ではない。カインの目の前に立つ黒衣の男がその縫い合わされた傷を持つ顔でこちらを睨み付けているのだ。
「く…うおおおおおおおおおおおッッッ!」
紫色の炎のような闘気を全身から吹き出させ、カインが男に迫る。
ガツッ!と言う鈍い音がしてカインの拳が男にめり込む。続いて右、左とラッシュをかけていくカイン。
ガガガガガッ!突きや蹴りが乱舞して男の体を大きく弾き飛ばした瞬間、カインは自分の体に異変を感じた。
(何かが…絡みついている…?)「ッ!これは鎖!?貴様!」
男の手から伸びた鎖がカインの体を縛り上げているのだ。
「クソッ!何故だ!?何故ほどけない!?」
「怒りに身を焼かれ、冷静さを欠いたのが貴様の敗因だ…死ね。
カインの体を縛る鎖がきつくなり、そのまま投げ上げられ…
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!」
・・・・・
カラフルなモヒカンヘアーの司会、ダック・キングが声を張り上げる。
「レディース、アンドジェントルメン、ボーイズアンドガールズ!坊ちゃん、&、オネーチャン!これより、KOFを始めるぜー!」
イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!
「オーケイ!それじゃあ先ずは出場チームの紹介だ!先ずはコイツら!」
そういってダックが示したオーロラビジョンに浮かび上がる特大フォントの文字。
「チーム、the King Of Fighters!草薙京、テリー・ボガード、リョウ・サカザキと大会屈指の実力者揃いだぜ!次はコイツら!説明不要の噛ませ犬、ヘビィ・D!、ラッキー・グローバー、ブライアン・バトラーのアメリカンスポーツチーム!続いて紹介するのは庵チーム!八神庵に加えて隠れた実力者、秦崇雷、秦崇秀と言うこれまた凄まじい強さのチーム!」
ステージでは京と庵がにらみ合い、庵を崇雷と崇秀が羽交い締めにしている。
「続いて月華の剣士チーム!活心一刀流の蒼月楓、陰陽師一条あかり、時雨蒼燕流山本武!少し古風な新進気鋭!続いてはライバルチーム!極限流先代最強の虎、ロバート・ガルシア、全身凶器アンディ・ボガード、閃光の美学二階堂紅丸!the King Of Fightersのライバルで構成された強豪チーム!お次はMARK OF WOLVESチーム!ロック・ハワード、キム・ジェイフン、双葉ほたるで構成された身軽なチーム!ここからは若手チームの紹介だ!格闘技界の未来を担う若者達の紹介だア!先ずはコイツら!テリーと同じ帽子の跳ねっ返り、草薙明人がリーダーを務める新三種の神器チーム!メンバーは八神夕子、二階堂優作と、今大会にも出場している京、庵、紅丸の子供達!続いてはレインチーム!古武術+マーシャルアーツのレイン・ハワード、元極限流最強の虎、勇人・S・ガルシア、ブーメランと実戦空手をミックスした全く新しい格闘技、風雲拳のゴウ・疾風!更に続けて九条栄助、カイル・ロランジュ、レイズ・KのチームTHE FRYERS!続いてはツァイス・ヴィオレント少佐、藤堂カズヤ、ネロ・バーンシュタインの怒チーム!沢田吉久、山本宏人、獄寺弘のチームあさり一家!池沢優輝、磯崎愛、ソワレ・メイラのエージェントチーム!大門虎五郎、坂崎カイ、矢吹圭太郎の新日本チーム!かつてのサイコソルジャーチームの包率いる麻宮ケイタと龍太郎の新生サイコソルジャーチーム!」
しかし、高らかに紹介された新生サイコソルジャーチームの顔色は悪い。何故なら…
「最後に紹介するのはコイツら!麻宮アテナ、麻宮拳崇、桃子の元祖サイコソルジャーチーム!」
とここまで紹介してから今度はルール紹介に移る。
「ルールは単純、気絶か、場外か。どっちかで負け、次に移ってもらう、先に相手チームを三人抜きしたチームの勝利だァ!あああああオレも出てええええ!」
うずいてきたらしいダックが引っ込むと今度は放送で
『それでは第一試合、MOWチーム対アメリカンスポーツチーム!上がってください!』
との声がかかり、会場がウオオオオオオオオオ!と言う歓声で揺れた。
ラッキー「今回後書きは俺一人でやれっていわれた。あのダメ作者、いつものように行くからよろしく!なんて言いやがって。ああ腹立つ!もうださねえからな!ヘルバウンドだけはぜってえに…え?俺の出番もう終わり?」
ではま、そういうことで、お約束のなっ!?でございます。
では次回予告 ROUND5 楓、立つ!
ロック「(何か俺に似た奴だな)それじゃ次回も」
覚醒楓「(なんだこいつ?何か他人の気がしねエなあ)覚悟してな?」