今回は初めて投稿します!
薄桜鬼を書かせていただきます!
少し原作よりですね
雪村千尋
「やっぱり京の都は賑やかだな~…」
ついポツリと口から洩れた
京に暮らす人々は優しい笑顔を浮かべてる
交わされる柔らかな言葉が似合ってる
けど…やっぱり漂ってる空気は冷たいな…
まぁわかるけど、さ…
雪村千尋
「はぁ…」
居心地悪いなぁ…
京に戻ってきて少ししかたってないから疲れたな…
けどここで立ち尽くしては駄目だ
そう思った
結局江戸に行っても千鶴とは会えなかった
しばらく留守にしていると近所の人に聞いた
そして日が暮れ夜になった
やっぱりあそこに戻る勇気もない…
あれっ?誰かいるのかな…?
??
「出来るだけ出費は安く抑えないと…」
ん?袴はいてるけど女の子だよね?
え、もしかして…
雪村千尋
「千鶴!?」
??
「えっ!?」
雪村千尋
「あ、ごめん…俺は…じゃなくて私よ!雪村千尋!」
??
「えっ!?姉様!?」
雪村千尋
「千鶴だよね!」
雪村千鶴
「はい!お久し振りです!姉様!」
雪村千尋
「なつかs…」
浪士一
「おい、そこの小僧たち」
っ!?
弾かれたように振り返るとさんにんの浪士が私たちに視線を向けていた
雪村千尋
「……なにか?」
私は平静を装い刀へ手をかける
元々刀には自信かあった
それに…あそこにいたから
浪士二
「ガキのくせにいいもん持ってんじゃねーか」
浪士たちが見ていたのは
俺らより俺らが持った刀だった
浪士三
「小僧たちには過ぎたもんだろ?」
浪士一
「よこせ。国のために俺たちが使ってやる」
雪村千鶴
「これはーー」
雪村千尋
「…俺を誰だと思うんだ?」
浪士「あ?」
雪村千尋
「俺は…」
雪村千鶴
「ねえ…兄様!」
雪村千尋
「う、うわ!」
私はいつのまにか千鶴に引っ張られ逃げた
浪士二
「ーーあ!?おい、待ちやがれ小僧たち!」
雪村千鶴「もう!」
ずいぶん走ったように気がするのだが
浪士たちは怒鳴りながら追いかけてくる
私たちは更に狭い路地を駆け抜ける
彼らがまと追い付いてこないのを確認して
私たちは家と家の間に身を滑り込ませた
立てかけられた木の板たちは私たちの姿を
覆い隠してくれる
これでいい具合にやり過ごせるといいが…
………。
……………。
雪村千鶴
「……あれ?」
雪村千尋
「来ないな…?」
と言ったとき
浪士一
「ぎゃあああああっ!?」
彼らの絶叫が聞こえてきた。
雪村千鶴
「な、何……!?」
静かに隠れ続けるのが
本当なら一番賢い行動だったと思う
でも……。
浪士二
「畜生、やりやがったな!」
浪士三
「くそ、なんで死なねぇんだよ!
……駄目だ、こいつら刀が効かねぇ!」
!?
刀が効かない…?
私は、悪い予感がした
あの…やつらが…
雪村千尋
「大丈夫か?千鶴…?」
そう聞くが千鶴は頭を横に振った
それはそうだろう
ち、千鶴!?
私は路地から顔を出す千鶴に驚いた
そのとき私たちの目に映ったのはーー
月光に照らされた白刃の先
ひるがえる浅葱色の羽織…
もしかして…
???
「ひ、ひひひ……」
浪士三
「た、助けーー」
浪士は命乞いをしながら後ずさる
でも…あいつらはなんのためらいなく刀を振るった
浪士三
「うぎゃあああああっ!?」
???
「ひゃはははははははは!!」
くそ…
暴力に任せ刀を振るう、技巧も何もない滅多切り
耳をつんざく絶叫が次第に弱々しく消えていく
ああ…今、私たちの目の前で…
ふと千鶴をみると足に力が入らないらしくへたりこんでいた
見開いた目を閉じることもできないまま
彼らは息耐えた浪士を何度も何度も何度も何度も
繰り返し斬って刺して突いて裂いた
肉を切り骨を断ち血を流す
他者の命を暴力で侵したい。
ただそれだけの狂気があった
やっぱりこいつらは人間じゃない
彼らは壊れてしまった…
雪村千尋
「逃げるよ!千鶴!」
雪村千鶴
「う、うん…」
だが…
ガシャーン!
二人
「!!」
千鶴は恐怖にしびれたのか木の板を倒してしまった…
あいつらが振り返る
そして…また獲物を見つけた歓喜に打ち震える
雪村千鶴
「ーーっ!」
逃げなきゃ、千鶴だけでも逃がさなきゃ!
だけどうまく刀を持てない…
どうしよう!…
私たちは死んでしまうかもしれない…
助けを求められなくて…
ーーそのときだった
雪村千尋
「っ!」
あいつらが私たちに触れる直前により鋭い白光に両断された
???
「あーあ、残念だな……」
言葉のもつ意味とは裏腹にその声は可笑しげに弾んでいた
???
「僕ひとりで始末しちゃうつもりだったのに。
斎藤君、こんなときに限って仕事が速いよね」
聞いた声だ…やっぱり…
斎藤一
「俺は務めを果たすべく動いたまでだ。
……あんたとは違って、俺に戦闘狂の気は無い」
???
「うわ、ひどい言い草だなあ」
いつものあのひとだ
斎藤一
「……否定はしないのか」
そういい終わると私たちに視線を投げかけてきた
???
「でもさ、あいつらがこの子たちを殺しちゃうまで黙って見てれば手間も省け…え…
ち、千尋、ちゃん?」
っ…やっぱり覚えてたんだ…
斎藤一
「さあな……少なくともその判断は俺たちがくだすべきものではない…!?千尋だと!?」
雪村千鶴
「…えっ?」
雪村千尋
「……お久し振りですね、沖田さんに齋藤さん…」
沖田総司
「なんで…」
斎藤一
「生きて、たんだな…」
雪村千尋
「勝手に殺さないでください。」
齋藤一
「…あいつは?」
雪村千尋
「わかんない…今はね、けどたぶんどこかで生きてる」
斎藤一
「……そうか…」
言い終わるとふと影が差した
雪村千尋
「…っ!」
なびく漆黒の髪に私は息を呑んだ
???
「……運の無い奴だ」
氷の刃にもにた静かでつめたい声音
やっぱり…
雪村千尋
「…お久し振りです、土方副長」
私はそう後ろから声をかける
???
「っ…!…いいか、逃げるなよ。背を向ければ斬る」
それはたぶん私ではなく千鶴にいったのだろう
雪村千鶴
「…え?」
千鶴はあっさりと刀を納めてくれるなんて思ってもいなかったんだろう
沖田総司
「あれ?いいんですか、土方さん。
この子、さっきの見ちゃったんですよ?」
土方歳三
「いちいち余計なこと喋るんじゃねえよ
下手な話を聞かせてちまうと始末せざるを得なくなるだろうが」
……………。
???
「この子を生かしておいても厄介なことにしかならないと思いますけどね」
ちらりと千鶴を目に向けた沖田さんはまるで千鶴の心をよみっとってるような発言をした
土方歳三
「とにかく殺せばいいってもんじゃねぇだろ。
……とにかくこいつの処分は、帰ってから決める」
…………。
なにが?さっきから聞いてりゃ千鶴ばっかじゃん
私だけ逃れられるって…そんなの絶対駄目だ!
雪村千尋
「……っ」
斎藤一
「俺は副長の判断に賛成です。長く留まれば他の人間に見つかるかも知れない」
……
雪村千尋
「…千鶴、大丈夫?」
雪村千鶴
「…なん、とか…」
いや…実際には怖いのだろう…
ごめん…私が…
沖田総司
「んで、なんで千尋ちゃんがいるの?」
雪村千尋
「…ちょっと野暮用が…この子を探してたもんで」
沖田総司
「この子?」
雪村千尋
「はい、江戸に行ってみるといなく、近所の人に京に行ったと聞いて」
斎藤一
「どういう関係なんだ…?」
雪村千尋
「妹ですよ」
そういい私たちは私が元々いた場所に…新選組屯所に向かった
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見てくれてありがとうございました!