カケルside
此処は、何処だ?真っ暗で全然見えない。俺は何やってたんだ?確かオーフィスと話しててそれで..................そうだ、その後俺は”あの声”を聞いて気絶したんだ
『じゃあ此処何処だよ、夢の中にしてはリアルだな』
俺が考えに浸っていると
『こんな所で何考えてんだ、此処はお前が来る場所じゃないぜ』
『こ、この声は!』
俺は直様後ろを振り向いた、そこにいた人物は.........
『ニール・ディランディ、何故貴方が此処に?』
そう、機動戦士ガンダム00に出てくる人物、ニール・ディランディこと初代ロックオン・ストラトスだった
『そんな事は関係ない、それよりもお前は何時まで此処にいるつもりだ?』
『戻れるなら今すぐ戻りたいさ、けどこうして貴方が居るって事は何か伝えたい事があるんだろ?』
『なんだよ、気づいていたのか?だったら話が早い。伊坂翔、今お前のいる世界にELSが居る事は知っているな?』
そうだ、あの声は劇場版機動戦士ガンダム00に出てくる金属生命体、ELSの声だ
『知っている、だが何故ELSがこの世界にいる?』
『正確に言えばこの世界じゃなくてお前さんの中にいるんだがな』
ま、まさか、あの機体が俺の神器にあるのか⁉︎
『そうか、しかしまだわからない事がある、イノベイターではない俺に何故ELSの声が聞こえる?それ自体がおかしい』
そうだ、ELSの声は本来イノベイター、もしくはイノベイターになる可能性のある人物にしか聞こえないはずだ
『それはお前がイノベイターになる可能性があるからだ』
ッ!やっぱりそうか、そうだよなじゃなきゃELSの声が聞こえる筈ないもんな
『何だ、意外に冷静だな。もっと驚くかと思ったぜ』
『ああ自分でも驚いてる、けど何と無く予想できていた』
『そうか、なら最後に一言』
『何だ?俺を応援してくれるのか?』
『ま、そんなとこだな。伊坂翔、お前は変われ。変わらなかった、俺の代わりに』
『‼︎へへへ、何か嬉しいよまさか本人からその言葉を聞けるなんて。ああ変わってやるさ、俺は俺自身の為に、生きて未来を切り開く為に‼︎』
『そうか、いい覚悟だ。俺から言う事はもう無い、じゃあな”カケル”』
『ああ、じゃあな”ニール”』
そして俺の意識は再び闇に落ちた
「ん、此処は?」
目が覚めて辺りを見回すと自分の部屋だった
「戻ってきたのか、今何時だ?」
時間を見ると夜の八時だった
「もうこんな時間か、皆心配してるかな?」
俺は体を起こしリビングに向かった
「ーーーーだーーーれ?ーーーーるか?」
この声はアザゼル、皆と話をしているのか?俺は音を立てないように静かに階段を降りた
「本当にあいつは、人間なのか?」
アザゼルは急に失礼極まり無い事を言い出した
「少なくともカケルは人間だ、それはお前が一番理解しているだろ、アザゼル」
今度はヴァーリか一体何の話をしているんだ?
「それもそうだけどよ、お前らも見ただろ?カケルの体からこの金属が出てくるのを」
金属?ああ、ELSの事だな.........ん?体から出てきた?あの時俺はあの機体を装備していたか?いや、多分無意識だろうな
「チョリース、皆なんの話してんの?」
「カケル!目を覚ましたか!」
「ふ、俺を誰だと思っている?」
「幼女を急に抱きしめる変態ロリコン野郎」
「グハッ‼︎アザゼル、何故それを?」
「オーフィスから聞いた」
裏切ったな‼︎オーフィス!
「それよりも早くその金属を返してくれ」
「おいおい⁉︎お前何言ってるんだ‼︎この金属の所為でお前は気絶したんだろが!」
「そんな事は言われなくても知ってるよ、俺の機体の一部だもん」
瞬間‼︎リビングが静まり返った
「.........すまんカケル、今なんて言った?」
「俺の機体の一部だもん」
「..................すまん、もう一度行ってくれ」
「俺の〜機体の〜一部、お分り?」
「...........................おじさん耳が悪くなったからもう一度言ってーーー」
「パルマフィオキーナ‼︎」
「ぎゃあああああああああああ⁉︎」
俺はアザゼルの顔面にデスティニーのパルマフィオキーナで鷲掴みした
「いい加減にしないと、殺しちゃうぞ♪」
「すまん!俺が悪かったから早くこの手を離してほしいな」
仕方ない、俺はアザゼルの顔面から手を離した
「んじゃ、気を取り直して此奴を機体に戻すか」
俺は素手のままELSを掴み自分の胸に当てた、するとELSは胸の中に入って行った
「......................................................」
「お、おい、大丈夫か?」
「何も違和感が無い」
「そうか、なら良かーーーー」
「ちょっと外行ってくる「ちょっ、おい!」行ってきま〜す」
「何なんだ?急に、やっぱまずかったんじゃ無いのか?」
「何か体に馴染んでいい気分だ」
俺は今、家を出て1人夜の町を歩いている
「しっかしまさかELSクアンタが神器にあるとは思いもしなかったな〜」
1人ハイテンションで歩いていると視界にある建物が映ったそれを見た瞬間頭に雷が落ちた様な衝撃が走った。何故ならそれは本来この世界にある筈のない建物だった
「何で、この世界にこの建物があるだよーーーー」
その建物の名前はーーーーー
「DEVIL MAY CRY........だと⁉︎」
ちょっと待て一体ん落ち着け俺、深呼吸だスーハースーハーよしもう一度!
「..................やっぱり夢じゃない、とすると彼方も何らかの原因でこの世界に来たと............行ってみるか」
?⁇side
俺の名はダンテ、何でも屋だ。ん?何でも屋って何かって?それは人探しから殺しまで色んな仕事を引き受ける奴の事さ。と言っても俺は数ヶ月前此処に来たばかりだ、依頼なども全然来ないから暇で仕方ない
「はぁ〜どっかから仕事が来ないかな〜」
何て都合のいい事を言っていると扉が開いた、珍しいな電話じゃなくて直接来るとは、入って来たのは高校生ぐらいの青年だった
「あの、DEVIL MAY CRYのダンテさんでよろしいでしょか?」
何だこの青年、人間なのに妙な力が感じる一体何者だ?
「確かに俺はダンテだ、そういうお前は?」
「俺は伊坂翔と言います」
カケルかパッと見普通に話しているがどこか緊張、いや警戒している?何か知っているのか?
「それでカケル、今日は何しにここへ来た?」
「その前に幾つか質問していいですか?」
やはり何か知っているな、此奴
「何だ?答えられる範囲でならいいぞ?」
「では、貴方は魔剣士スパーダの伝説を知っていますか?」
ッ‼︎此奴、何でスパーダの伝説を知っていやがる⁉︎
「知っているが?」
「‼︎では次に貴方は人間ですか?それとも悪魔ですか?それか両方ですか?」
此奴、俺の正体を知っていやがる
「お前、一体何者だ?」
「俺は貴方と同じ別の世界から来た人間です」
.........................まさか、俺と同じ境遇の奴が居るとは
「そうか、立ち話もなんだしこっちに来て座れよ、話はそれからだ」
俺はカケルからこの世界についていろいろ聞いた
「つまりは、この世界は簡単に言えばアニメやゲームの世界という事だな」
「はい、信じてもらえないでしょうが事実です」
俺はカケルの目を見る、此奴は嘘を言ってない全部本当の事を俺に話している
「成る程な、逆にお前の世界だど俺もゲームやアニメの登場人物という事か....................おもしれぇな」
「信じてくれるんですか?」
「ここまで話されて今更信じれない方がおかしいだろ?」
「確かにそうですね、ところでダンテさんこの世界で貴方は仕事はしているんですか?」
いきなりピンポイントで痛い所聞いてくるな
「その反応だとやはりしてなさそうですね。この世界の悪魔は貴方の世界の悪魔とは違って基本的に人を殺したりしませんから..................まあ例外ではぐれ悪魔は人を殺していますが」
「はぐれ悪魔?其奴の依頼とかってあるのか?」
「一応有りますが、これは教会や悪魔側しか受けられないんですよ」
俺は一瞬期待したが教会や悪魔側だけと聞いた瞬間テンションが下がった
「あ、でも知り合いに魔王の妹がいるんですよ、その人に頼んで依頼をダンテさんに譲って報酬を貰うのはどうでしょうか?」
「本当か⁉︎ならそうしてくれ‼︎こっちに来てから仕事がないから飯すら食えなくて困ってたんだ!その代わりにお前にも報酬を山分けするからよ、頼んだぜ相棒」
「相棒?俺がですか?」
「当たり前だろ?これから一緒に仕事をするんだ相棒じゃなきゃなんなんだよ」
そう言うとカケルは笑った
「ハハ、相棒か........いいですね、これからよろしくお願いします」
「それと、敬語は無しな」
「わかったよ、ダンテ」
こうして俺たちはコンビを組んで仕事をする事になった