ギルガメッシュside
フハハハハ!面白い!実に面白いぞカケル!よもやここまでの力を持っているとはやはり貴様と契約して正解だったな!
この俺様と同等の力を人間が持つとは聖杯戦争よりも実に興味深い、今の俺は機嫌が良い、カケルよ特別に俺様の宝物庫を使ってもよいぞ、フハハハハハハハハハ!
イッセーside
『異形』が出て来てから時間は経ってないがこの場は硬直していた、『異形』から発せられる殺気の所為で下手には動けない、もし動こうものならその瞬間あの『怪物』でこの世からオサラバだ。しかしそんな中1人だけ無謀な奴がいた
「姿が変わって出て来たかと思えば殺気を放つだけで何もしないなんて、貴方も期待外れね.............死になさい!」
カテレアが全身にオーラを纏って『異形』に突撃した!
それに対してやはり『異形』は一歩も動かない、この時俺の中では最大級の危険信号が発せられていた、『異形』は動けないじゃない、時を待っているんだと
「そのまま動かず死ぬがいいわ!」
その間にもカテレアは『異形』に突撃していた、その瞬間『異形』のモノアイが不気味に赤く光ったのを俺は見たそして...............................
ザシュ‼︎
「え?」
カテレアから間の抜けた声がした、それもそうだろう何せ何時の間にか『異形』がカテレアの後ろにおりカテレアの左腕と左脚が無くなっていた
「ギャアァァァァァァァ⁉︎私の腕と脚が‼︎」
『異形』の両手を見ると2本のビームサーベルを持っていた
カテレアが攻撃する直前目にも留まらぬ速さで斬り抜いたんだ!最早次元が違う
「クッ、タダではやられません!」
カテレアが自分の右腕を触手の様に変化させ、大尉に巻きつける。するとカテレアの体に紋様が浮かび上がった!
「あれは自爆用の術式⁉︎マズイわ、このままだと此方まで巻き込まれるわ!」
彼奴!悪あがきか⁉︎しかしそんな中『異形』は遂に両手に『怪物』を構えたそしてその『怪物』を連結させた!嘘だろ⁉︎ツインバスターライフルを更に連結させて4つになった、差し詰めクアッドバスターライフルってか?『異形』はクアッドバスターライフルをカテレアに構えてチャージをした
「クアッドバスターライフルチャージ、目標カテレア・レヴィアタン」
ヤバイあんなのを撃ったらこの辺り一帯消し飛ぶぞ⁉︎すると後ろからサーゼクスさんやセラフォルーさん、そしてミカエルさんとアザゼルが来て防御魔法陣を展開した!
その時、最悪の事態が起きた
「クアッドバスターライフルフルチャージ、ターゲットロック、目標を滅する」
そんな声が聞こえた瞬間、辺り一面山吹色の閃光に飲み込まれた
痛ってて、クソ一体どうなったんだ?俺は辺りを見回すとそこに映ったのは地獄絵図とも呼べる光景だった
「嘘だろ?何だよこれは!」
そこにはグラウンド”だった”場所しかなかった、地面が抉れ周りの校舎や体育館、テニスコートまでもが消し飛んでいた。但し『異形』は何事もなかったかの様に自然に立っていた
「大尉、もう止めてくれこんな事」
俺が言った瞬間『異形』は此方に振り向いた、そして右腕の装甲を解除し悪魔の腕を露わにしながら此方に近づいて来た!
『ふむ、この気配蜥蜴か?こんな雑種に宿るとは数奇なものよ』
突如『異形』から大尉とは別の声が聞こえた、誰だ?
『む?その様子だとこの俺の声が聞こえてる様だな、丁度良い其処の蜥蜴よ、あのゼノヴィアとか言う聖剣使いを何処だ?』
此奴、ゼノヴィアを探している?何の為に?
『ふむ、知らぬか、ならば探し出すまでよ』
「待てよ!アンタゼノヴィアを探し出して何する気だ⁉︎」
そうだ、それにあれは大尉の体だそれを好き勝手に使わされてたまるか!
『ふん、蜥蜴風情に答える気は無いが敢えて言うなら、カケルの復讐だ』
大尉の復讐だと?まさか、あの時の!
『どうやら気づいた様だな、ならばさっさと失せろ死にたくなければな』
再び奴はゼノヴィアを探し始めた
「皆大丈夫かい?怪我はして無いね?」
後ろからサーゼクスさんの声が聞こえた、良かった皆も無事みたいだ
「全く、派手にやってくれたもんだ。何なんだあの威力は俺たち各勢力のトップが本気の防御魔法陣を出したってのに余裕で破壊しやがった」
アザゼルも無事みたいだ、それよりも今は奴だ!俺は奴の方を見ると案の定此方に来ていた
『漸く見つけたぞ、聖剣使い』
ヤバイ、見つかった!
「ゼノヴィア逃げろ!今の大尉は普通じゃない!」
このままだとゼノヴィアが大尉に殺される!それだけは絶対に避けなければ!
「オイオイ、俺は何時でも普通だぞ?」
大尉⁉︎声が何時もの声に戻っている?
『それよりもカケル、あの聖剣使いと戦う気か?」
「当たり前だ、それが俺にとってのケジメだ」
『そうか、なら文句は言わん思う存分に戦うと良い』
「そうだ、宝物庫使っていいか?」
『元よりそのつもりだ、好きにするがいい』
宝物庫?一体なんだそれ?
「さあ、戦う準備は整った、剣を構えろゼノヴィア」
「いいだろう、ならばデュランダルの力見せてやろう!」
いよいよ始まるのか、止める事はできないのか⁉︎
「少年、止めようとするならやめた方がいい」
後ろからグラハムが声を掛けた来た
「アンタ、カケルの父親だろ⁉︎何で止め無いんだよ!」
「私とて止めたいさ、しかしそれがカケルの決意なら親として見守らなければいけない」
クソッ!なんでこうなっちまうんだよ⁉︎
「さあ掛かって来い、デュランダルの力とやらを見せてみろ」
「なら、この一撃受けてみろ!」
ゼノヴィアが大尉に向かって駆け出した!大尉は相変わらず一歩も動かずじっとしている
「ハアァァァァァァァァァァ!」
デュランダルを大きく振り上げ大尉に斬りかかった!
ギィン‼︎
ゼノヴィアのデュランダルが大尉に当たる時金属同士がぶつかった音がした!大尉の手を見るとデュランダルに良く似た剣を持っていた、あれは聖剣?
「どういう事だ⁉︎何故貴様も聖剣を持っている⁉︎」
やっぱりあれも聖剣なのか、しかしゼノヴィアのデュランダルと比べるとオーラが半端ない‼︎
『ほう、レプリカの割には案外頑丈だな、初撃で折れると思っておったわ』
また奴だ!一体誰なんだ⁉︎
『まさか、いや、そんな筈はない』
ドライグ?一体如何したんだよ?
『今奴はゼノヴィアのデュランダルをレプリカのと言った、ならばあいつの持っている聖剣は何だと思う?それを持っている奴は1人しか思い当たらない』
だから、一体誰なんだよ⁉︎
『ふむ、其処の蜥蜴は如何やら気付いたようだな』
「いや、ドライグだけじゃなさそうだぞ、各勢力のトップも分かったようだな」
大尉?一体如何いう事なんだよ?
「折角だ、自己紹介でもしたら如何だ?」
『雑種如きに名乗りたくわないが.............特別に名乗ってやろう、我の名はギルガメッシュ!古代メソポタミアの王にして人類最古の王ぞ!』
え?ギルガメッシュ?今彼奴はギルガメッシュって言ったか?
「マジかよ、薄々気付いていたが本当にギルガメッシュとは、最悪の状況だな」
アザゼルが額に汗を浮かべながら笑っていた
「ならばあの聖剣は原点、つまりは『絶世の名剣』という事になる」
サーゼクスさんがあの聖剣の事を言っている
「シャルルマーニュ十二勇士の筆頭、聖騎士ローランが所有していた聖剣、『決して折れない』という逸話を持つ不滅の聖剣、まさかこんな所で見る事になるとは」
そんなに凄いのかあの聖剣は
『茶番はここまでだ、そのレプリカで何処まで俺の宝物庫に耐えられるかな?』
「『王の財宝≪ゲート・オブ・バビロン≫」』
その直後、大尉の後ろに幾つもの歪みが出てきた!しかも中から無数の剣や斧、槍などの武器が出ている!
「『では花の様に散れ」』
その言葉と共に無数の武器がゼノヴィアに降り注いだ