イッセーside
「『では花の様に散れ」』
その言葉と共に無数の武器がゼノヴィアに降り注いだ
「ゼノヴィアァァァァァァァァ‼︎」
俺はその場を走り出しゼノヴィアへ手を伸ばした、が現実は無情だった。ゼノヴィアの居る場所に無数の武器が刺さって......................
ドオォォォォォォン‼︎
爆発した
俺は何もできなかった、仲間と仲間が戦っているのに止める事すらもできなかった
「クソッ‼︎」
俺は地面を殴った、そうでもしないと気が収まらなかった
「カケル、貴方よくも‼︎」
部長から紅オーラが出ている、凄い殺気だ。朱乃さんも雷をバチバチさせながら大尉を睨んでいた、木場や小猫ちゃんも大尉に殺気を向けている
「...............................クク」
そんな時誰かが笑った、大尉だった
「ククク、ククククク」
「何が可笑しいの?」
部長が更に殺気を強めた
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ‼︎」
『フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ‼︎』
ギルガメッシュまで笑い出した
『おい雑種、貴様の目は節穴か?よく見てみろ』
俺達はゼノヴィアが居た場所を見た、其処には......................
「うっ......................」
傷だらけのゼノヴィアが横たわっていた
「ゼノヴィア‼︎」
俺達は急いでゼノヴィアの元に走った
「ゼノヴィアしっかりしろ!今アーシアが治療してくれるからな!」
横からアーシアが来てゼノヴィアの治療を始めた
『運が良かったな雑種、カケルに感謝せよ』
大尉に?一体どういう事だ?
「何、俺は唯そいつが死ぬと今後の物語が進まないから殺さなかっただけだ」
物語?一体何の話だ?
「やっぱりか、最初からそうじゃないかと思ったぜ」
アザゼルまで意味の分からない事を言い出した
「どういう事だアザゼル、訳を話してもらうぞ」
サーゼクスさんやセラフォルーさん、そしてミカエルさんも同じ事を思っている様だ
「そうだな、この会議で言おうとした事だからな丁度良い。率直に言うと其処に居るカケル、ダンテ、グラハムは別々の世界から来た人間だ」
『『『『『『『『『なっ⁉︎』』』』』』』』』
嘘だろ?大尉達が異世界から来た人間だって?
「本当なのかい?カケル君?」
「ああ、事実だ」
「嘘でしょカケル?」
「いいや、本当さ。因みに俺はダンテと父さんがどの世界から来たかも知っている、まあ父さんに関してはイッセーも分かると思うが」
「まさか.............本物のグラハム・エーカーなのか?」
「そうだ、私の名前はグラハム・エーカーだ。ご覧の通り軍人だ」
「ッ⁉︎じゃあダンテさんは?一体どんな世界から来たんだよ」
「ダンテは俺の世界じゃゲームの中の登場人物だ、ゲームの名はDEVIL MAY CRYっていうアクションゲームだ」
そんな、じゃあ大尉は?大尉はどんな世界から来たんだよ⁉︎
「俺の世界が気になる様だな、俺の世界は基本的にはこの世界とはあまり変わらない。強いて言えばこの世界の様な天使、悪魔、堕天使の勢力なんかないけどな」
そうなのか、3勢力が居ないくらいで基本的には俺達の世界とは変わんないのか
「唯俺の世界には面白い小説があってな、その小説のタイトルはハイスクールD×D。その内容はとある1人の少年がある日堕天使に殺された、しかし少年は悪魔となって生き返った生き返らせたのは少年の通っている学園の有名な先輩だった。少年はその先輩の眷属となった、そしてその少年はある目標を立てたその目標は..........................ハーレム王になる事だった」
え?今大尉はなんて言った?だって今の話はまるで...................
「そう、このハイスクールD×Dという作品は今俺達が居るこの世界の事だ‼︎」
この時俺に雷が落ちた様な衝撃が走った、この世界が小説の中の世界だって?
「そんな、嘘だよな大尉?」
「嘘じゃないさ赤龍帝、こいつは現に俺と会ったその日今後の出来事を話した。ウチの部下がシスターを利用している事、サーゼクスの妹がフェニックスとレーティングゲームで対決する事、コカビエルが天界からエクスカリバーを盗んでこの町に来る事、そして今回の会議と禍の団の襲撃までも全部起きやがった。ここまで当たると流石に信じるしかねぇ」
「けど俺がこの世界に来て本来の原作と違う事が幾つも起きた、一つははぐれ悪魔を討伐する時クルーテオってはぐれが来ただろ?彼奴は本来はいないはぐれ悪魔だ。そして二つライザーとのレーティングゲームではライザーはアーシアの首を絞めた、本来はアーシアは首を絞められないんだ。そして三つ目はダンテの介入と茜の死だ」
そうか、大尉が異世界の人間なら妹の茜ちゃんも同じか
「以上が本来の原作とは違う点だ」
『おいカケル、俺の事はどうなるんだ?』
「ギルのは異例の中の異例だ、況してや俺の中にいるんだ気にする事じゃない」
『ふむ、それもそうか』
あっちはあっちでなんか納得してるし
「それじゃ今回はこれで帰るか、ミカエル.............茜の事よろしくお願いします」
「此方もなるべく急ぎますので、その時までお待ちください」
「ありがとうございます、父さん、ヴァーリ、帰るぞ」
そう言うと大尉はあの日本刀で空間を斬り裂いてゲートを開いた
「イッセー、ゼノヴィアが起きたら伝えといてくれ。茜の事はこれでチャラにしてやる、後は茜が生き返ったら直接本人に謝れとな」
その言葉を残し大尉とグラハムとヴァーリは帰っていった
こうして3大勢力の和平会議が、終わった
カケルside
俺は帰ってる途中ギルにある質問をした
「なあギル、お前何か隠している事があるだろ?」
『隠し事だと?なんの事やらさっぱりだな』
「惚けるな、お前短時間なら俺の中から外へ出られるだろ?」
『.............何時から気づいていた?』
「俺があの『異形』になった時だ、あの時ギルはクアッドバスターライフルを撃った後イッセーと話していただろ?あれはギルが”表”に出てたからだろ?だったら少しの間ぐらい出られる筈だと思ったんだ」
『やはりお前には驚かされる、そうだな大体5分程度なら元の肉体に戻れるだろう』
「5分か、俺からしたら5分”も”あれば余裕で敵を倒せるな」
『随分と余裕だな、何か面白い策でもあるのか?』
「まあな、但しそれには俺自身が変革しなければならない」
『変革だと?カケル、貴様は人類の進化を信じるのか?』
「少なくとも俺は信じる、そう言って変革した人を見たから」
そうだ、俺は変わらなければならない。刹那・F・セイエイみたいな純粋種に.............
『そうか、ならば変われ。人類の其の先とやらに』
そう言ってギルは静かになった
「カケル、カケルはあの少年の様になりたいのか?」
「俺は刹那の様にはなれない、けど俺は俺なりに変革してみせる。例えそれが修羅の道であろうと」
「..........................それがカケルの答えか、頑張れ諦めず唯ひたすらに」
そして俺達は家に着いた