東方閉心録   作:リアス

11 / 20
どうも皆さん、リアスです。

少し遅かったですかね?

今回は、前回の最後の十数分後から始まります。


第九話 矛盾

大妖精が飛んでいってから十数分後

 

葉太「・・・あれ?」

 

何だろう?誰か忘れている気が・・・

 

 

ル「葉太~、お腹減ったよ~」

 

 

そういえば、ルーミアのことをすっかり忘れていた・・・

 

 

葉太「ごめんね、ルーミア。人里に戻って、お団子でも食べる?」

 

ル「うん!(何で謝ったんだろ?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ル「葉太、これ美味しい!」

 

葉太「そうか、それは良かった」

 

 

とりあえず、喜んでもらえて良かった。

 

 

ル「ねえ、葉太」

 

葉太「どうしたの、ルーミア?」

 

ル「葉太って、強いの?チルノとは、本気で戦ってなかったけど」

 

 

本気も何も、僕は戦ってないんだけど・・・

 

 

葉太「そんなに強くないよ。魔理沙さんと戦った時だって普通に負けたし、そもそも幻想郷に来て日が浅いからね」

 

ル「そーなのかー」

 

 

実際、僕は強くなんかない。一応、基礎的なことはできるけど、それだけだ。チルノとだって、本気でやったら、全然歯が立たないに決まってる。

 

 

妹「そうか?私はそうは思わないけどな」

 

葉太「・・・妹紅さん?」

 

 

振り返ると、僕に修行をつけてくれている妹紅さんがいた。

 

 

妹「お前は頭がいいし、飲み込みが凄く速い。弾幕の打ち方も、空の飛び方も、すぐに理解した。自然から借りた力も、コツを掴んだのか、この短期間で様々な扱い方ができるようになったじゃないか」

 

 

妹紅さんはこう言ってくれてるけど、やっぱり自信がない。僕は、初めての弾幕勝負から、どれくらい強くなれたんだろう?

 

 

ル「やっぱり、葉太は強いのか~?」

 

葉太「いや、そんなことないって」

 

妹「そんなに自身が無いなら、魔理沙にリベンジしてきたらどうだ?」

 

葉太「嫌ですよ、あんまり戦いたくないし・・・」

 

妹「やれやれ、困った奴だ。ったく、戦いたくないと言ってるのに、修行中は何であんなに必死なんだ?」

 

葉太「そんなの、努力しないと強くなれないからに決まってるじゃないですか」

 

ル「???葉太が何を言ってるのか分からないよ?」

 

妹「・・・私にも分からん」

 

 

・・・確かに、僕が今言った言葉は矛盾している。僕は、何で戦いたくないのに、強くなろうと努力するんだ?強くなって、一体何がしたいんだ?

 

いや、ただ単に強くなりたいだけなのか?・・・自分でも良く分からないけど・・・多分そうなんだろう。自分を守るためには、自分自身が強くならなければいけないのだから――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

葉太「・・・さて、今日はどうするかな」

 

 

行く場所といえば、鈴奈庵か博麗神社くらいしか候補がない。迷いの竹林は、用がある時以外は近づかないことにしている。森や湖に行くのもいいかもしれないけど、今日は自然のあるところに行きたい気分じゃないしな・・・

 

 

葉太「慧音さんに聞こうかな?」

 

 

慧音さんならいい場所を教えてくれるかもしれない。他に当ても無いし、(あるといえばあるが)とりあえず聞いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉太「・・・それで、何かいい場所はありませんか?」

 

慧「と、言われてもな・・・そういうことなら、私に聞くより、霊夢や魔理沙に聞いた方がいいと思うぞ?」

 

葉太「そうですか・・・すみません、お時間をとらせてしまって・・・」

 

慧「こちらこそ、せっかく訪ねてきてくれたのに、力になれなくてすまなかったな」

 

葉太「いえ、大丈夫です。ありがとうございます、慧音さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社

 

霊「ん?葉太じゃない」

 

魔「お、葉太!久しぶりだな!」

 

葉太「お久しぶりです、霊夢さん、魔理沙さん」

 

霊「ちゃんと賽銭入れなさいよ~」

 

葉太「あ、はい」

 

 

・・・何故か魔理沙さんが変な目でこっちを見ているのは気のせいかな?

 

 

霊「それで、今日はどうしたの?」

 

葉太「いや、行く場所がなくて・・・」

 

魔「それでここに来たのか。まあ、普通だな」

 

霊「こっちとしてはいい迷惑なんだけど・・・葉太と同じように、賽銭を入れてくれたら、文句は無いんだけど」

 

魔「そんなこと言って、私が入れるとでも思っているのか?」

 

霊「いや、全然」

 

 

・・・この神社には、賽銭を入れないのが普通だったのか?それとも、魔理沙さんが入れてないだけ・・・いや、魔理砂さんの反応を見るに、どうやら殆どの人は賽銭を入れないんだろう。・・・じゃあ、僕が間違ってたのか?

 

 

霊「あ、葉太」

 

葉太「え、何ですか?」

 

霊「これからも、ちゃんと賽銭を入れるように」

 

葉太「は、はい・・・」

 

 

何か、よく分からないな。

 

 

魔「そういえば葉太、お前、暇なんだよな?」

 

葉太「魔理沙さん?ええ、暇ですけど・・・って、それで魔理沙さんたちに、何処かいい場所がないか聞きたかったんですけど・・・」

 

魔「それは丁度良かった。面白い場所に連れてってやるぜ!」

 

葉太「面白い場所・・・?どこですか?」

 

魔「着いてからのお楽しみだぜ!お前、空は飛べるよな?」

 

葉太「ええ、飛べますけど・・・」

 

魔「よし!私について来い!」

 

葉太「えっ、ちょっと待ってください、魔理沙さん!」

 

 

 

 

霊「葉太、大丈夫かしらね・・・」

 

 

 

一体、魔理沙さんは僕を何処に連れて行くつもりなんだろう?・・・嫌な予感しかしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最初にあったはずの『?』との会話をカットしました。

葉太「時間が無かったしね。でも、次からは気をつけてくださいよ?」

うん。あと、『?』は原作キャラです。名前を隠す意味あまりないけど。

葉太「あの人と話したら凄く疲れたよ・・・」

まあ、そのおかげで新しいスペルカードも手に入ったけどね。

葉太「ところで、そろそろ僕の設定を纏めた方がいいと思うんですが・・・」

確かに。スペルカードも纏めないと。

それでは、また次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。