少し遅かったですかね?
今回は、前回の最後の十数分後から始まります。
大妖精が飛んでいってから十数分後
葉太「・・・あれ?」
何だろう?誰か忘れている気が・・・
ル「葉太~、お腹減ったよ~」
そういえば、ルーミアのことをすっかり忘れていた・・・
葉太「ごめんね、ルーミア。人里に戻って、お団子でも食べる?」
ル「うん!(何で謝ったんだろ?)」
ル「葉太、これ美味しい!」
葉太「そうか、それは良かった」
とりあえず、喜んでもらえて良かった。
ル「ねえ、葉太」
葉太「どうしたの、ルーミア?」
ル「葉太って、強いの?チルノとは、本気で戦ってなかったけど」
本気も何も、僕は戦ってないんだけど・・・
葉太「そんなに強くないよ。魔理沙さんと戦った時だって普通に負けたし、そもそも幻想郷に来て日が浅いからね」
ル「そーなのかー」
実際、僕は強くなんかない。一応、基礎的なことはできるけど、それだけだ。チルノとだって、本気でやったら、全然歯が立たないに決まってる。
妹「そうか?私はそうは思わないけどな」
葉太「・・・妹紅さん?」
振り返ると、僕に修行をつけてくれている妹紅さんがいた。
妹「お前は頭がいいし、飲み込みが凄く速い。弾幕の打ち方も、空の飛び方も、すぐに理解した。自然から借りた力も、コツを掴んだのか、この短期間で様々な扱い方ができるようになったじゃないか」
妹紅さんはこう言ってくれてるけど、やっぱり自信がない。僕は、初めての弾幕勝負から、どれくらい強くなれたんだろう?
ル「やっぱり、葉太は強いのか~?」
葉太「いや、そんなことないって」
妹「そんなに自身が無いなら、魔理沙にリベンジしてきたらどうだ?」
葉太「嫌ですよ、あんまり戦いたくないし・・・」
妹「やれやれ、困った奴だ。ったく、戦いたくないと言ってるのに、修行中は何であんなに必死なんだ?」
葉太「そんなの、努力しないと強くなれないからに決まってるじゃないですか」
ル「???葉太が何を言ってるのか分からないよ?」
妹「・・・私にも分からん」
・・・確かに、僕が今言った言葉は矛盾している。僕は、何で戦いたくないのに、強くなろうと努力するんだ?強くなって、一体何がしたいんだ?
いや、ただ単に強くなりたいだけなのか?・・・自分でも良く分からないけど・・・多分そうなんだろう。自分を守るためには、自分自身が強くならなければいけないのだから――――――――
翌日
葉太「・・・さて、今日はどうするかな」
行く場所といえば、鈴奈庵か博麗神社くらいしか候補がない。迷いの竹林は、用がある時以外は近づかないことにしている。森や湖に行くのもいいかもしれないけど、今日は自然のあるところに行きたい気分じゃないしな・・・
葉太「慧音さんに聞こうかな?」
慧音さんならいい場所を教えてくれるかもしれない。他に当ても無いし、(あるといえばあるが)とりあえず聞いてみよう。
葉太「・・・それで、何かいい場所はありませんか?」
慧「と、言われてもな・・・そういうことなら、私に聞くより、霊夢や魔理沙に聞いた方がいいと思うぞ?」
葉太「そうですか・・・すみません、お時間をとらせてしまって・・・」
慧「こちらこそ、せっかく訪ねてきてくれたのに、力になれなくてすまなかったな」
葉太「いえ、大丈夫です。ありがとうございます、慧音さん」
博麗神社
霊「ん?葉太じゃない」
魔「お、葉太!久しぶりだな!」
葉太「お久しぶりです、霊夢さん、魔理沙さん」
霊「ちゃんと賽銭入れなさいよ~」
葉太「あ、はい」
・・・何故か魔理沙さんが変な目でこっちを見ているのは気のせいかな?
霊「それで、今日はどうしたの?」
葉太「いや、行く場所がなくて・・・」
魔「それでここに来たのか。まあ、普通だな」
霊「こっちとしてはいい迷惑なんだけど・・・葉太と同じように、賽銭を入れてくれたら、文句は無いんだけど」
魔「そんなこと言って、私が入れるとでも思っているのか?」
霊「いや、全然」
・・・この神社には、賽銭を入れないのが普通だったのか?それとも、魔理沙さんが入れてないだけ・・・いや、魔理砂さんの反応を見るに、どうやら殆どの人は賽銭を入れないんだろう。・・・じゃあ、僕が間違ってたのか?
霊「あ、葉太」
葉太「え、何ですか?」
霊「これからも、ちゃんと賽銭を入れるように」
葉太「は、はい・・・」
何か、よく分からないな。
魔「そういえば葉太、お前、暇なんだよな?」
葉太「魔理沙さん?ええ、暇ですけど・・・って、それで魔理沙さんたちに、何処かいい場所がないか聞きたかったんですけど・・・」
魔「それは丁度良かった。面白い場所に連れてってやるぜ!」
葉太「面白い場所・・・?どこですか?」
魔「着いてからのお楽しみだぜ!お前、空は飛べるよな?」
葉太「ええ、飛べますけど・・・」
魔「よし!私について来い!」
葉太「えっ、ちょっと待ってください、魔理沙さん!」
霊「葉太、大丈夫かしらね・・・」
一体、魔理沙さんは僕を何処に連れて行くつもりなんだろう?・・・嫌な予感しかしない。
最初にあったはずの『?』との会話をカットしました。
葉太「時間が無かったしね。でも、次からは気をつけてくださいよ?」
うん。あと、『?』は原作キャラです。名前を隠す意味あまりないけど。
葉太「あの人と話したら凄く疲れたよ・・・」
まあ、そのおかげで新しいスペルカードも手に入ったけどね。
葉太「ところで、そろそろ僕の設定を纏めた方がいいと思うんですが・・・」
確かに。スペルカードも纏めないと。
それでは、また次回!