一応言っておきますが、この小説は不定期更新です。
?「ねえ」
葉「!?」
振り返ると、見知らぬ金髪の少女が立っていた。僕が何か言う前に、彼女は話しかけてくる。
?「貴方は食べられる人類?」
葉「・・・え?」
えっと、この子は何を言ってるんだ?食べられるって・・・僕が!?とりあえず、何か答えておこう・・・
葉「食べられるけど、不味いと思うよ?」
これぐらいしか、返す言葉が見つからなかった。って、誰なんだ?この子・・・
?「不味い?・・・でも、美味しそうだよ?・・・じゅるり」
え?よだれ?この子、まさか本気で・・・
葉「ねえ、君の名前は?」
?「私?私はルーミアっていうの」
葉「そう、ルーミアっていうんだ。僕は水瀬葉太。宜しくね」
ル「うん!よろしく!」
葉「それでルーミア、君はどうして僕を食べようとするの?人間が人間を食べるのは良くないよ?」
ル「だって、お腹が空いたし・・・それに私、妖怪だから、人間を食べてもなんともないよ?」
え?妖怪?・・・ちょっと待って。情報が少なすぎて、状況が全く掴めない。
葉「君が妖怪って・・・本当?」
ル「本当だよ?」
・・・僕には心理学の知識があるけど、嘘を吐いてるようには見えない。でも、まだ幼いし、自分が妖怪だと思い込んでいるってことも・・・
ル「もう我慢できない・・・!いただきま~す!」
葉「う、うわっ!」
ル「う~、避けられた~」
この子、今本気で食べようとした!?これは、逃げないとやばい!?
ル「あ!逃げた!待て~!」
葉「うわっ!何!?」
え?この子、何か飛ばしてきた!?何か僕、不味いところに迷い込んじゃった!?
葉「はあ、はあ・・・」
不味い、息が切れ始めた・・・僕は運動がそこまで得意じゃない。勉強は頑張っているけど、運動は平均的だ。って、何かあのルーミアって子、飛んできてない?
ル「待て~!」
葉「・・・あれ?」
何かおかしい・・・急に、息が楽になった気がする・・・
ル「えい!」
葉「!がっ!」
しまった・・・あの弾みたいなのに当たった・・・
ル「やっと食べれる・・・♪」
僕、死ぬのかな・・・・・
ドンッ!
葉「え?」
何?何の音・・・?
ル「う~、痛いよ~!霊夢~!」
霊「あんたが人間を襲うからでしょ!この人食い妖怪!」
葉「(助かった・・・のか?)あ、貴女は・・・?」
霊「見た感じ、外来人のようね・・・とりあえず、無事で良かったわね。私は博麗霊夢よ」
葉「あっ、僕の名前は水瀬葉太です」
どうやら、助かったみたいだ・・・ん?あの子・・・
ル「お腹減った~!」
葉「えっと、あの子は・・・」
霊「妖怪よ。さっき、あんたを食おうとしたでしょ?近寄らない方が・・・って、ちょっと!?」
葉「・・・ルーミアっていったっけ?」
ル「うう・・・さっきのお兄さん・・・ごめんなさい」
葉「誤らなくていいよ。それと、僕は水瀬葉太だよ。君、お腹空いてるんだろ?」
ル「うん」
葉「ほら、これ」
ル「え?このお菓子、くれるの!?」
葉「うん。あげるよ」
ル「どうして?さっき食べようとしたのに・・・」
葉「結局無事だったわけだし、気にしてないよ。そんなことより、目の前で誰かに悲しい顔される方が嫌だから」
ル「・・・自分を食べようとした相手でも?」
葉「当然だよ。僕は、相手が自分を殺そうとしたからといって、嫌いになったりしないよ」
ル「・・・ありがとう。葉太・・・」
葉「ううん、どういたしまして」
霊(随分と甘いのね・・・)
葉「・・・・・えっと・・・」
霊「話は、神社に着いてからよ・・・ついて来なさい」
葉「は、はい・・・」
どうやら、僕は不味いところに迷い込んだみたいだ・・・って、さっきも言ったか。
今回はここまでです。
何かアドバイス等がありましたら、感想欄にお願いします。