東方閉心録   作:リアス

5 / 20
今回は初戦闘です。
かなり低クオリティです。


第三話 スペルカード

霊「葉太を、幻想郷に?」

 

葉「ぼ、僕がですか・・・?」

 

紫「ええ、そうよ」

 

 

何で?何で僕なんかを・・・

 

 

葉「どうして僕を誘うんですか?取り柄なんて殆どないのに」

 

紫「取り柄ならあるじゃない。頭がいいのもあるし、自分を食べようとした相手を許したり、助けてくれた相手に一万円を渡したりする人の好さ・・・・・そして何より、貴方は面白い能力を持っているわ」

 

葉「面白い・・・能力?」

 

霊「・・・何よ、その能力って」

 

紫「彼の能力は、『自然と心を通わせる程度の能力』よ」

 

葉「自然・・・?」

 

紫「この能力は、自然界から力を借りたりすることができるわ。心当たりはない?」

 

葉「・・・あ」

 

 

そういえば、息が苦しくなったときに、息が楽になったことがあった。あれは、能力で、自然が助けてくれたのか・・・・・

 

 

紫「それで、どうするのかしら?葉太君」

 

葉「僕は・・・」

 

 

・・・心を閉ざした僕にとっては、どっちも大して変わらなかったかもしれない。でも、どう考えたって、幻想郷の方が良かった。向こうには、少し疲れた。

 

 

葉「・・・幻想郷で暮らしたいです」

 

霊「・・・本当にいいの?元の世界に帰らなくって?」

 

葉「ええ、向こうより、こっちの方が楽しそうですから」

 

紫「それは良かったわ。それじゃあ、スペルカードを作らないとね。霊夢、任せていいかしら?私は、葉太君の住む場所を用意しておくから」

 

霊「ええ、わかったわ」

 

葉「すいません、紫さん。お願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊「スペルカードはできた?」

 

葉「はい、できました」

 

霊「それじゃ、次は実戦「霊夢~!お邪魔するぜ~!」・・・いいところに来たわね」

 

?「ん?霊夢、誰だそいつは?」

 

霊「彼は葉太。外来人よ」

 

葉「どうも初めまして。水瀬葉太といいます」

 

?「葉太か。私は霧雨魔理沙だ。宜しくな!葉太」

 

葉「は、はい」

 

 

何か、元気がいい人だな。

 

 

霊「魔理沙。今から葉太に弾幕勝負をさせたいんだけど、付き合ってくれない?」

 

魔「おう!いいぜ」

 

葉「ありがとうございます、魔理沙さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊「あ、魔理沙。葉太はスペルカード三枚しか作ってないから、お互いスペルカードは三枚までよ」

 

魔「ああ、わかった」

 

霊「じゃあ勝敗は、先に二回被弾したほうが負けね」

 

 

 

 

 

魔「よし、行くぜ葉太!」

 

葉「うわ!」

 

魔理沙さんが弾幕を放ち、僕はそれを間一髪で避ける・・・って、僕弾幕打てないじゃん!それに、こっちは空飛べないのに、向こうは普通に飛んでる・・・・・!

 

 

魔「避けたか・・・!だがまだ!」

 

魔理沙さんが続けて弾幕を放つ。・・・駄目だ!避けきれない!

 

 

葉「風符『ウインドウォール』!(お願いだ!力を貸して!)」

 

 

咄嗟にスペルを宣言する。すると、僕の周りに風が吹き始める。

 

 

魔「な、何だ!?弾幕が!」

 

 

吹いた風は、僕に向かってきた弾幕の軌道を変える。これは、能力で風に守ってもらうスペルだ。成功するか心配だったけど、どうやら風は力を貸してくれたきたいだ。

 

 

魔「風を操れるのか?・・・だったら、恋符『マスタースパーク』!!」

 

 

え!?何あのレーザー!?

 

 

葉「う、うわ!」

 

 

風が破られた・・・って痛い!凄い威力だ、これ・・・

 

 

霊「え!?ちょっと大丈夫!?」

 

葉「大丈夫・・・です」

 

 

そう答えて、必死に立ち上がろうとする。

 

 

魔「お、おい!ほんとに大丈夫かよ!?」

 

葉「え、ええ・・・」

 

魔「そうか・・・なら、続きだ・・・恋符『ノンディレクショナルレーザー』!」

 

葉「草符『リーフバインド』!」

 

魔「!?なっ!」

 

 

魔理沙さんがスペルを宣言したのと同じタイミングで、僕も宣言する。このスペルは、草に頼んで、相手の動きを封じることができる。

 

 

・・・・・動きは封じても、レーザーは来てるんだけどね。

 

 

葉「うわっ!」

 

 

間一髪、避けられたのは奇跡だ。って、あと一枚!?もう後がない!

 

 

葉「風符『ウインドカッター』!」

 

 

最後のスペルカードは、幾つもの風の刃で、相手を切り裂く・・・ってあれ?おかしいな・・・

 

 

魔「何だ、ただの風か?・・・・・はあ!」

 

葉「ぐはっ・・・」

 

 

魔理沙さんの弾幕が決まった。僕の完敗だ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉「どう、でしたか・・・魔理沙さん・・・」

 

魔「ん~と・・・普通かな・・・」

 

葉「えぇ・・・」

 

霊「・・・最初の方は、そこまで酷くはなかったけどね。避け方はともかく」

 

葉「うぅ・・・」

 

霊「最後のスペル・・・あれは何?」

 

葉「どうやら・・・風で攻撃するには、力を借りてるだけじゃ駄目みたいですね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・どうするんだ?これ・・・てっきり、風が勝手に攻撃してくれると思っていたのに・・・そんなに甘くはないってことか・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




葉太の能力は、あくまで力を借りるだけで、借りた力を使いこなせるかどうかは、彼自身です。

風符『ウインドウォール』は、風が守ってくれるので、葉太は何もしなくて大丈夫ですが、風符『ウインドカッター』は、風が勝手に攻撃してくれるわけではないので、葉太が自分で何とかしなければ使えません。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。