夢と館と美術館とゲーム好きの幻想入り   作:ラオシャン

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2話「館脱出者と紅魔館」

 

銀髪で白いマフラーとメガネをした学制服の青年。

彼は恐怖の青鬼の館から脱出をした4人組のうちの1人。

ヒロシである。

彼と他の3人があの館から脱出して数カ月がたち、平和な生活に戻れたはずだった。

しかしある日学校から帰ってきて自室に入ろうと扉をあけた瞬間、ヒロシは謎の目眩に襲われ倒れ込み意識を失った。

そして次に彼が目を覚ました場所は見たことのない建物の中であった。

 

ヒロシ「ここは・・・どこかの館でしょうか。

館はもう沢山ですが、ここが何処なのかハッキリさせるには探索するしかありませんね。」

 

そしてヒロシはその館の探索をするために歩きだした。

 

 

 

それからしばらくして、ヒロシはナイフを投げるメイドから逃げていた。

 

ヒロシ「くっ、いったい何なんですか。

突然ナイフを投げてくるなんて。」

 

メイド?「侵入者に話すことなど何もありません!

さっさと観念しなさい!」

 

ヒロシ「確かに勝手には行っていたのは謝りますが、そもそも知らぬ間にここで目を覚ましたんですよ?」

 

メイド?「いかなる理由があろうと侵入者には代わりはありません!」

 

ヒロシ「聞く耳を持ちませんか。

武器さえあれば戦えるのですが。」

 

そう言いヒロシは自分の服のポケットの中を探ってみた。

するとポケットの中には本来入っている筈がない、かつてあの青鬼の館で最初に手に入れた皿の欠片が入っていた。

 

ヒロシ「何故これがポケットに?

しかし何もないよりはマシでしょう。」

 

そしてヒロシは立ち止まりメイド?の方を向いた。

 

メイド?「ようやく観念したわね。

大人しく捕まりなさい!」

 

そしてメイド?が再びナイフを投げる。

しかしヒロシは皿の破片でそれを払い落とし、そのまま走ってメイド?に近づき皿の破片で切りつけた。

 

メイド?「やってくれるわね。

でもこの程度何とでもないわ。」

 

そしてメイド?はナイフを投げヒロシの持つ皿の破片を弾き飛ばした。

 

ヒロシ「は!?

し、しまった!!」

 

メイド?「さあ、これで終わりよ。」

 

そしてメイド?はヒロシに向けてナイフを突きつけた。

 

???「待ちなさい、咲夜。」

 

その時メイド?の背後から声がして、一人のコウモリのような羽をつけた少女が現れた。

 

咲夜「レ、レミリアお嬢様!?」

 

レミリア「咲夜、彼を私の部屋へ案内しなさい。

私は先に行っているわよ。」

 

咲夜「わかりました。」

 

ヒロシ「え、えっと?

とりあえず助かったみたいですね。」

 

咲夜「今からレミリアお嬢様の部屋へ案内するわ。

ついてきなさい。」

 

そしてヒロシは咲夜に連れられレミリアの部屋へとやってきた。

 

レミリア「よくきたわね。

まずは自己紹介をさせてもらうわ。

私はこの紅魔館の主のレミリア・スカーレット。」

 

咲夜「そして私はこの紅魔館のメイド長をしている十六夜咲夜よ。」

 

ヒロシ「ここは一体何処なんですか?」

 

レミリア「ここは妖怪や神、人などが住む幻想郷よ。」

 

ヒロシ「妖怪、神、幻想郷・・・。

まさかそんな場所に知らぬ間に来てしまうとは・・・。」

 

レミリア「もしもしばらく幻想郷にいることになったら、あなたにはしばらくここに住むことを許すわ。

それと咲夜、ヒロシを霊夢の所へ連れていってあげなさい。」

 

咲夜「わかりました。

では、行ってきますね。」

 

そして咲夜とヒロシはレミリアの部屋を後にした。

 

レミリア「できれば当たってほしくはない運命の可能性だけれど・・・、もしこれから本当に異変が起こるのならば彼はきっとその時に重要な存在になるはず・・・。

私もいざというときの準備をしておくとしようかしらね。」

 

そしてレミリアも自室を出ていった。

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 





キャラ紹介

ヒロシ
年齢 17歳
職業 高校2年
能力 青鬼の館内で存在した物をその時々によって召喚し様々な使い方ができる程度の能力

フリーゲーム青鬼の主人公。
ゲーム本編全員脱出エンド後。
あの館からの脱出から約1年がたっていて、普通の高校生活に戻った。
しかし今回突然の目眩にあい意識を失って、気がついたら幻想入りしていた。
原因は不明である。

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