俺はたぶんこれはさっき壊した民家の壁の破片を一つ手に持つとそれをがじりと一口した。
それを見て、『
「ま、まさか、アイツ…『滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)』なのか!?」
「うそ…『ナツ』や『ガジル』だけじゃなかったの!?」
「お、オイラは気づいてたよ…」
「うそつけ、動揺してんぞパッピー」
まあ、ホントは技名で分かって欲しかったのだが、確かに分かりにくいよな、俺の『滅竜魔法』…
「驚くのはまだこれからだぜ?こっから先は…ギヤ上げて行くぞ!『地竜波震脚(ぢりゅうはしんきゃく)』!」
俺がこの前評議員達から逃げる時に使った技だ…
『地竜の一歩は大地を轟かす轟咆の一歩…』
「来るぞ!」
緋色髪の女が一言に皆身構える…しかし、もう遅い!!
狙いは…お前だ、
「『火竜(サラマンダー)』!!」
お返しと言わんばかりに俺は『火竜(サラマンダー)』に一撃を与える…
「ナツ!てめぇ!『アイスメイク、大槌兵(ハンマー)』!」
黒髪の男がすかさず反撃をするが、
「『地竜巨巌拳(ぢりゅうきょがんけん)』!」
俺が腕を突き上げると同時に地面から巨大な拳が黒髪の男の造形魔法を一撃で壊す…
『地竜の一撃は大陸を割る破壊の一撃』
「ひ、『開け!金牛宮の扉!タウロス』」
『Moーー!!』
次は牛の星霊か…
「行け!タウロス」
『Moーー!ルーシィさんの為なら!!』
巨大な斧を持った牛の星霊は俺に向かってその斧を降り下ろす…
しかし、俺は右に避け、次の技を繰り出す!
「『地竜豪腕拳(ぢりゅうごうわんけん)』!」
牛の星霊の右バラに強烈な一撃を打つ!
牛の星霊はぶっ飛び民家の壁に砂煙を巻きながら激突した。
「タウロス!」
『Moー…面目ない…』
そう言って牛の星霊は光の粒子となって消えていった…
「次だ!」
「なら私だな!『換装!黒羽(くれは)の鎧』!」
緋色髪の女はさっきの刺々しい鎧から次は漆黒に羽の付いた鎧に変わった…
つまりは彼女の魔法は鎧や武器を変えれる魔法…そして鎧や武器の性能によりその能力は変わると言うわけか…
「行くぞ!ハァァアア!」
彼女はそう言うと俺に剣を降り下ろす…それだけじゃない攻撃の隙を与えないと彼女の素早い連撃が俺を襲う…避けるので精一杯だ…たぶんこの中では一番強いはずだ…
「おいおい、背中お留守だぜ?」
「な、!」
しまった黒髪はまだ倒してなかった…
「『アイスメイク、槍騎兵(ランス)』」
複数の氷が槍として俺の背中を襲う、が!俺も負けられねぇんでねぇ!
「『地竜の咆哮(ほうこう)』!」
黒髪の男の方に巨大な岩石を飛ばす竜の咆哮を!そして、スカーレット髪の女には
「『地竜甲骨岩(ぢりゅうこうこつがん)』」
背中に岩石などでガードする。
「甘いな!『換装!天輪(てんりん)の鎧』…『天輪
緋色髪の女がすれ違った瞬間無数の魔力の剣が俺を斬る!
「くぅ…」
つ、つぇ…その場の判断でパターンを変えるなんて…しかも、あの黒髪の男ギリギリで咆哮を避けやがった…
「まだまだだ!」
あれは『火竜(サラマンダー)』!?
く、あれだけじゃやっぱり倒せてなかったか…
けれど、俺は諦めたワケじゃない!そう思って俺は崩れていた体制を戻し『火竜(サラマンダー)』の方へ走り出す…
「『火竜の…』」
「『地竜…』」
そして、
「『鉄拳』!」
「『豪腕拳』!」
二つの拳が交わった…