霊夢「DUST514?」   作:ぽんでぷっしゅ

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ちなみに同名で筆者もプレイしています。
戦場で出会ったらよろしくお願いします。

詳しい説明は次回から


1話

「平和ねぇ・・・」

 

縁側に座り、巫女服を着た少女は、ほのかに暖かいお茶を啜り、一息ついた。

 

そして、自分の真横にある煎餅をつまんで食べようとしたとき、少女が手を伸ばした先にあった煎餅は消えた。

 

いや、消えたと言うより、誰かに取られたと言ったほうが正しいだろう。

 

なぜなら何もなかった空間から急に手が出てきて、煎餅を持っていく光景を少女は見たからだ。

 

だが少女は、何度も似たような光景を見たことがあるのか、全く驚かなかった。

 

「紫、勝手に私の家の食べ物に手を付けないで頂戴」

 

少女がその空間に向かって言うと、バリボリと咀嚼音をたてながら、紫と呼ばれた女性が笑いながら顔を覗かせた。

 

空間から出てきた女性は、女性と呼ぶには少し幼く、一見して10代後半の少女のようだった。

 

だが、その雰囲気は見た目に対してあまりにも大人びており、どこか怪しさを漂わせていた。

 

「別に良いじゃないの。あなたと私の仲でしょ」

 

紫は全く悪びれることなく言うと、遠慮無く少女の隣に移動し、腰掛けた。

 

「もう・・・仕方ない・・・」

 

その光景を見た少女は腰を上げ、急な来客にお茶を出そうと部屋の奥へと消えた。

 

 

「・・・で、魔理沙。あんたはなんでここにいるの」

 

お盆にお茶をひとつ載せた少女が戻ってくると、先程まで自分が座っている場所に、黒系の服に白いエプロンを着た少女が座っていた。

 

そして、自分が先程まで飲んでいたお茶を飲んでいた。

 

「どうにも暇でな。平和なのは良いがやることが無くて霊夢のところに来たんだよ」

 

そう言うと、魔理沙と呼ばれた少女は一気にお茶を飲み干した。

 

「それ、私のなんだけど」

 

霊夢と呼ばれた少女は、しかめっ面をして魔理沙に言った。

 

「別に良いだろ。お前と私の仲だし」

 

その言葉を聞いて霊夢は溜息をつき、お茶を紫に差し出した。

 

「そういえば霊夢は紫から聞いたか?」

 

「聞いたって何を?」

 

「ああ、霊夢にはまだ言ってないの。私から言うわ」

 

紫は美味しそうにお茶を飲みながら、霊夢に言った。

 

「修行の一環として、あなた達二人は戦場に出て欲しいの。場所は私が案内するし、その戦場では特別なスーツを着用するから、あなた達は多少なりとも痛みは感じても、死ぬことは無いわ」

 

「飽きたらいつでも好きなときに帰ってきて良いって言うし、行ってみようぜ霊夢!」

 

目を輝かせながら話しかけてくる魔理沙を尻目に、霊夢は真剣な顔で紫に言った。

 

「絶対嫌」

 

「言うと思った」

 

紫は笑顔でそう返し、空間を作って霊夢の胸倉と、魔理沙の服の背面を掴んで無理やり空間に引きずり込んだ。




全部英語ですが、公式も小説を出しているみたいです。
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