ISG~インフィニット・ストラトス・ガンダム~   作:レイブラスト

1 / 102
またもや新作投稿です。執筆の切っ掛けは「ブルー・ティアーズってストライクフリーダムに何となく似てない?」と思ったからです。


Episode ZERO

「……ん……ふぁ~あ……あれ? どこ此処? おい龍、起きろって」

 

「う~ん……ん? 何だ此処は!? 見渡す限り真っ白だ?」

 

俺達、家に帰ってた筈だけど……いつの間に? 普段通ってる道を歩いてたら子供2人が道路に飛び出して車に撥ねられそうになったんで、隣にいた龍と即決して助けに入って……あ。

 

「彰人……」

 

「その様子だと、お前も思い出したのか……」

 

何てことだ。子供達を助けた時に、俺達は2人揃って死んでしまったということか……父さん母さん、それに親戚の皆さん……きっと悲しんでるだろうなぁ。

 

「正解。いやぁ、自力で自分の死に気づくとは。やっぱり君達は只者じゃあないな」

 

「っ、誰だ?」

 

背後から聞こえた声に驚いて振り向くと、白い衣装を着込んだ男性が椅子に腰掛けていた。

 

「これは失礼。私は君達の世界を見守る者の1人。言うなれば神だ」

 

「神様? 本当に? いや、疑ってる訳じゃないが……」

 

訝しみながらも真っ直ぐ神様(?)を見つめる龍。俺も疑いたいところだけど、自分が死んだという自覚はあるし、この真っ白な空間が何なのか説明がつかなくなる。

 

「それで、そんな神様が俺達に何の用で?」

 

「ふむ。実は私が来たのは他でもない。桑原彰人君と菅原龍君。君達を勇気ある者として、特別に転生させる為さ」

 

なるほど、転生か………………………え、転生?

 

「マジで言ってるんですか?」

 

「うん、マジ。ついでに転生先は『IS』一択だから先に謝っとく。選択肢なくてごめんね」

 

「ISって……あのIS!? まずいなぁ、俺全く知らないぞ」

 

ポリポリと頭を掻きながら龍は困った様子で言う。コイツはガンダムのノベライズ版を主に読んでたからな……無理もないか。

 

「うろ覚えだけど俺知ってるから、必要ならサポートしようか?」

 

「是非頼む。うろ覚えでも何でもいいから」

 

藁をもすがる思いとは正にこのことを言うんだろう。

 

「ただ、転生すると言っても環境が整ってないと話にならない。何か注文があれば聞くよ?」

 

「本当ですか? じゃあまず、龍を織斑一夏として転生させて下さい」

 

「いいよ」

 

「俺名字と名前変わんの!?」

 

「いや、姿も変わる」

 

「嘘ぉ……何でこうするの?」

 

だって、原作の一夏だと……恋愛関係で厄介事に巻き込まれるのがわかるもん。

 

「他には?」

 

「他には……俺と龍は変わらず幼なじみにしてほしいのと、俺もISが動かせるようにしてほしいです」

 

「お安いご用だ」

 

ISが動かせないと物語に入るどころの話じゃなくなるからな。前世じゃ周りはほぼ男子だったんだし、その逆も楽しまないと。

 

「後、君達の専用ISを決められるんだけど、どうする?」

 

「(専用ISか……)そうですね、俺はTV版のウイングガンダムゼロで。龍は何にする?」

 

「え?(これ、自分が好きなガンダムを言うの? だったら……)ダブルオーライザーで」

 

「よしわかった。手配しておこう」

 

絶対龍は上の空だったな。これは転生したらしっかりサポートする必要があるな……。

 

「それじゃあ、転生させるよ。……スリー、ツー、ワン…………転生、キターーーーーー!!」

 

「「何でフォーゼ!?」」

 

龍とダブルツッコミを入れながら、俺の意識は消えて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彰人と龍が転生した後、1人空間に残った神は腕を組んで「う~ん」と唸っていた。

 

「原作そのままだとどうにもつまらないよねぇ。見た目ガンダムのISが2つあっても違和感だらけだし……よし! 思い切ってISは全部ガンダムの見た目に変更だ! それと自然転生させる予定の人間が3人居るから、彼らもぶっ込もう! 他にも色々弄くって……ふふふ、これは面白くなりそうだぞ!」

 

そう言うと、彼は真っ白な空間から姿を消した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。