今回からは白玉楼へと話が進んでいきます。
尚樹が侵入者!?
夜叉の目的とは!?
今回も見ていって頂けると嬉しいです(^^)
映姫「さて、着きましたよ。ここが冥界です。」
夜桜がとても綺麗な場所だ。正直いきなりここに連れてこられて冥界ですと言われても信じられない位だ。
尚樹「うわぁ!スゲェー!」
尚樹は感嘆の声をあげる。
映姫「感動するのは良いのですけど、白玉楼まではこの階段を上がらないと着きませんよ。」
尚樹「え?」
尚樹は前を見る。
そこには階段が……………段々高くなり………
見上げる程…………
尚樹「…………って!何じゃこりゃ!!」
映姫「これは冥界名物、心臓破りの階段です。階段の数は何と一万段。」
一万段!?マジかよ…………
映姫「それじゃあ、行きましょうか……。」
尚樹「ちょちょ、ちょっと映姫様!?これ映姫様もさすがに辛いんでは?」
映姫「?そんなことありませんよ。私からしたら一万段位は楽に行けますし、それも大変なら飛べばいいことですから。」
飛ぶと来たか………
仕方ない。
尚樹「映姫様、でしたら飛んでいってください。俺は鬼道丸の力で身体能力をあげて一気に登ります!」
尚樹は鬼道丸を抜刀する。
映姫「え?ちょっと!尚樹待ちなさい!」
尚樹は物凄い勢いで階段を駆け上がって行ってしまった……。
映姫「………私と行かないとここの庭師さんに侵入者と間違えられちゃうのに。」
尚樹は鬼道丸の力でどんどん階段を上がって行った。
ものの数分でほぼ頂上まで到達してしまった。
尚樹「お?あれが頂上かな?」
階段の終わりが見えてきた。
ラストスパートをかけゴール。
尚樹「ふ~、長かった~!」
尚樹は鬼道丸を納刀しようとしたその時、
妖夢「曲者ーー!!」
ガキンッ!!
間一髪、ガードが間に合った。
尚樹「ちょ、ちょっと待って!いきなり何!?」
妖夢「うるさいっ!!そんな妖気だだ漏れの人が普通な訳がないんですよ!!侵入者は侵入者らしく成敗されて下さい!!」
尚樹「マジかよ!?俺は、うわっ!」
妖夢「動かないでください、変なとこ斬ったら余計痛いですよ。」
やるしかないか……。
一旦距離をとる。
尚樹は覚悟を決め、鬼道丸を構える。
妖夢「抵抗するんですか、いいでしょう。相手になります。」
妖夢「この楼観剣に斬れないものなど、あんまり無いっ!!」
映姫は急いで頂上を目指していた。
すると爆音と共に激しい光が頂上から見えてきた。
映姫「あ~、これはもう始まってますね……。」
映姫はさらにスピードをあげる………。
尚樹「……くそっ!!」
妖夢「もう大人しく斬られてくださいっ!」
全くとんでもない人だ。
隙が全然無い。
しかし、今まで勇儀さんのところでやってきたことは無駄にはなってはない。
確かに速いが相手の刀身が見える。
これなら恐らく…………
妖夢「このっ!このっ!!」
しびれを切らして振りが大きくなってくる。
妖夢「ちょこまかと~!これで終わりです!!」
かかった!
妖夢「人符《現世斬》!!」
尚樹も妖夢と同時にスペルカードを発動する
尚樹「抗符《スペルインターセプト》!!」
妖夢「くっ!スペルカードが!?」
今だっ!!
キィン!!
妖夢はギリギリで反応し防いだようだが、カードした短い方の刀ははじき飛ばすことに成功した。
抗符《スペルインターセプト》はその名の通り相手のスペルカードを妨害することが出来る。
尚樹はそのおかげで妖夢に大きな隙をつくることができたのだ。
妖夢「……少しはやるようですね。まさか白楼剣をはじき飛ばされるとは思いませんでしたよ。……ですが」
妖夢は集中し直すように楼観剣を中段に構える。
妖夢「本当にこれで終わりにしましょう!!」
今まで以上に妖夢の殺気が大きくなる。
一触即発の状態、尚樹もこのラストアタックのために身構える。
二人の戦いを見守るかのように桜の花が風で舞う。
そして、風が収まると同時に、
二人は一気に相手に突撃
幽々子「妖夢~、ご飯~!」
ズザーーーー!!
しようとしてずっこけた。
幽々子「妖夢~…………あれ?二人とも何してる~?」
『雰囲気ぶち壊しですよ、幽々子さん(様)』
二人は内心でそう思っていた。
妖夢「……大変申し訳ありませんでした!!」
妖夢が深々とお辞儀してくる。
尚樹「いえ、妖夢さん!顔を上げてください!妖夢さんは悪くありませんから!!」
でも、と妖夢は頭を上げようとしない。
映姫「いいんですよ、妖夢さん。まず人の話を聞かずに勝手に行ってしまった尚樹が悪いんですから。妖夢さんは仕事をしただけです。」
映姫がそう言うと妖夢はおずおずと頭をあげた。
映姫はフルスピードで飛んで来たが到着したのは二人の戦闘が終わった頃だった。
妖夢「しかし、客人を攻撃してしまうとは一生の不覚です……。」
幽々子「まぁ家の庭師が無礼を働いたみたいだけど許してあげて。妖夢も悪気があった訳じゃないのよ~。」
幽々子さんがやんわりと言ってくる。
尚樹「全然、むしろこちらこそすいません!」
幽々子「二人とも解決しているならもういいわね~。……じゃあ改めてようこそ、白玉楼へ。」
そして、同時刻。
夜叉丸は一人部屋で呟いていた。
夜叉丸「……ふふ、もう少し、もう少しで我が主の願いが達成することが出来ますぞ!」
夜叉丸は不敵に笑う。
夜叉丸「我が主………両面宿儺様!!」
部屋には夜叉丸の笑い声が響いていた……。
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