今回は新入り尚樹君の歓迎会という内容のストーリーを書いてみました。
よろしければ見ていって頂けると嬉しいです(^^)
しばらく歩くと博霊神社に到着した。
道中文に色々聞かれて大変だった。
人間なのにどうしてそんな動きができるのか、剣の腕はどこで磨いたのか、等々……。
自分の事を書いてくれるのは嬉しいのだが、流石に疲れてきた。
映姫「尚樹、着きましたよ。あれが博霊神社です。」
見えて来たのは少し古そうな神社だ。
尚樹「これが博霊神社か………。」
魔理沙「霊夢~!いるか~?」
魔理沙が神社に駆け寄る。
霊夢「はぁ、そりゃ居るでしょうよ、私の家なんだから………。」
魔理沙「それもそうだな………。そんなことより霊夢、宴会だ!宴会!!」
霊夢「はぁ~?またやるの?つい昨日にやったばかりじゃない!あんた達やるだけやって片付けないから嫌なのよ!」
霊夢からは疲れの色が見える。よほど大変なのだろう。
魔理沙「固いこと言うなよ霊夢!何て言ったって新入りの歓迎会だから良いじゃねーか!」
霊夢「新入り?魔理沙あんたそんな嘘ばっかり……………あら、本当だ。」
尚樹「はじめまして、鬼道尚樹です。」
霊夢「私は博霊霊夢。この博霊神社の巫女よ。にしても珍しい客ばかりね、新入りに地獄の閻魔様とは。」
映姫「私は尚樹にこの辺りを案内しているだけです。ここに来たのもそこの二人に捕まったからですよ。」
ふ~ん、と霊夢は適当に相槌をうつ。
文「あ、私一旦新聞作って来るので帰りますね!宴会の時にまた来ますから。それじゃ!」
文は飛び立つと物凄い勢いで飛んでいった………。
魔理沙「まぁ、そういうことだ霊夢これから歓迎会するぞ!家から良い酒持ってくるから。」
霊夢「はぁ~、分かったわよ。でもあんたは後片付け手伝わせるからね!」
魔理沙「わかったわかった!」
尚樹「何か手伝った方がいいか?」
すると霊夢は驚いた顔をする。
霊夢「……まさか宴会の準備を自分から手伝う何て言う奴がいるなんて思わなかったわ。そういうことならそのおぶってるバカをその辺寝かせておいて。皿出すのとか手伝ってもらおうかしら。」
尚樹「わかった。」
映姫「なら私も手伝いましょう。お皿はどこにありますか?」
霊夢「玄関入って……………」
霊夢から映姫が皿の場所を聞いているようなのでとりあえず神社の縁側にチルノを寝かす。
チルノ「……ん、う~ん……」
うっすらとチルノが目を開けた。
尚樹「あ、ごめん。起こしちゃった?」
チルノ「……うにゅ?ここは?」
チルノはまだ寝ぼけているようだ。
尚樹「ここは博霊神社だよ。さっきの弾幕勝負でチルノちゃんが気絶してそのまま寝ちゃったからここまで連れてきたんだ。」
チルノ「弾幕勝負?………ああ!そうよ勝負!アタイはまだ負けてないわよ!」
意識が覚醒したようだ。まだ負けたと思ってないらしい。仕方ないこのままここで暴れられても厄介だ。
尚樹「あぁ、勝負?チルノちゃんが勝ったよ。うん。」
面倒だしチルノが勝ったことにして置こう。
チルノ「え?そんなはずは………。」
尚樹「最後チルノちゃんのスペルカードが決まったからねー。あー強かったなーチルノちゃん。」
かなり棒読みで伝える。
チルノ「………そ、そうよね!このアタイが負けるわけないもんね!最後もアタイがバシッと決めたしね!」
尚樹「あー、うんうん。強かったなー。」
チルノ「お、お前名前何て言ったっけ?」
尚樹「名前?あぁ、鬼道尚樹だ。」
チルノ「そう、尚樹ね。尚樹もかなり強かったわよ!
……でもまだまだね。しょうがないからアタイの子分にしてあげるわ!アタイの素晴らしい戦い方を見て学ぶといいわよ!」
尚樹「ははは、ありがとう。チルノちゃんは優しいね。」
そう言って尚樹はチルノの頭を撫でる。
チルノは驚いた顔をしたがすぐに笑顔になった。
映姫「尚樹~!行きますよ~。」
映姫が玄関から呼んでいる。
尚樹「じゃあこれから俺は宴会の準備しなきゃいけないから行くね。」
チルノ「そういう事ならアタイも手伝ってあげるわよ!霊夢~!なんかすることあるかー?」
………なんだか懐かれちゃった気がするな
そしてチルノは霊夢の方に駆け寄って行った。
霊夢「はぁ?あんたが手伝うとかどういう風の吹き回しよ?……でもあんたなんか壊しそうで嫌。」
チルノ「どういうことよーーー!!」
弾幕ゲーム開始…………。
映姫「尚樹~!何してるんですか~!」
おっと、いけないいけない。
尚樹「今行きまーす!」
………宴会が始まると神社はとても賑やかになった。
幻想郷も狭いのか、宴会があるという話は瞬く間に広まったようで次々に博霊神社に酒や食料を持ってやって来る。
尚樹「にしてもずいぶんと賑やかになったなぁ……。」
魔理沙「ここの住人は宴会があればどこからともなく現れるからな。」
尚樹は先ほどのメンツの席についている。
俺→映姫→文→魔理沙→霊夢→チルノという順番だ。
霊夢「はぁ、こいつら毎度毎度神社に集まっては馬鹿騒ぎして帰ってくんだから……。」
魔理沙「いいじゃねーか、それのおかげで霊夢はタダ酒飲めるんだから。」
霊夢「……まぁそうだけど。」
二人とも仲が良いようだ。この二人の付き合いの長さがよく分かる。
未成年の飲酒もあれだか、ここは法律なんてものなさそうなので尚樹も酒を飲む。
………まぁ《影響を受けない程度の能力》のおかげで酒の影響も受けないのだが……
尚樹はとなりでちびちび酒を飲む映姫に気が付く。
尚樹「映姫様はあまり飲まないのですか?」
映姫「明日から仕事ですからあまり飲んでしまうと明日に支障が出ますからね。というか尚樹、あなた明日初出勤なのですから飲み過ぎない方がいいですよ。」
すると霊夢と文が嫌な笑いを浮かべた。
霊夢『面白い事が起こりそうね……。』
文『記事のネタになりそうな予感。』
………うわぁ、あからさまに悪い事考えてるよこれ。
霊夢、文「「萃華ー(さーん)ちょっとこっち来てー(来れますー)?」」
萃華「なんだー二人してー?」
霊夢「なんか映姫が飲み比べしたいらしいのよ!」
文「そうそう、私達じゃ相手になりませんから!」
二人がまわりに聞こえるように大声で萃華を呼ぶ。
映姫「え?ちょ、ちょっと私そんなこと一言も」
魔理沙「おお!マジか!飲め飲め~!!」
チルノ「飲め飲めー!!」
………どうやらチルノも酔ってるらしい。誰だ小さい子に酒飲ました奴は。
周りからは一気コールが飛び交っている。
霊夢「ほらほら、萃華はもう二杯目突入してるわよ!」
映姫「ああ、もうどうにでもなれ--!!」
ああ映姫様、明日仕事なのに………。
尚樹「とりあえずトイレ行ってこよう。巻き込まれても大変だし………。」
そう言って尚樹は席を立ち、御手洗いに向かう。
……しかし手洗いに向かう途中、端の方で酒を飲んでいる人と目が合った。
………なんか見覚えが
その人は優雅に微笑んだ。
紫「ここの生活には慣れたかしら?」
その声は!
尚樹「八雲……紫さん?」
紫「あら、覚えててくれたの?」
尚樹「そりゃ命の恩人ですから。」
紫「嬉しい事言ってくれるじゃない。」
?「紫が連れてきたってのはこの子~?」
紫さんの隣ので一緒に酒を飲んでいた人だ。
幽々子「私は西行寺幽々子。ゆゆちゃんって呼んでね!」
なんだかふわふわとした感じの人だ。
尚樹「鬼道尚樹です。よろしくゆゆちゃんさん。」
幽々子「あら、尚樹君刀が使えるの~?なら今度家にいらっしゃいな。家の庭師も剣術扱えるから手合わせしてもらえば~?」
それは嬉しい。記憶無くしてから刀振ってないから感覚を早いとこ取り戻したい。
尚樹「はい!今度お伺いさせてもらいます。」
幽々子「うん、いつでもいらっしゃい。歓迎するわよ~。」
……気になる事がある
尚樹「紫さん、一つ聞きたいのですが………。」
紫「ん?何?」
この幻想郷に来て一番気になっていた事だ。
尚樹「……なぜ俺を助けてくれたんですか?」
紫は微笑みながら話してくれた。
紫「……そうねぇ、気まぐれ……かしら。」
尚樹「気まぐれ……ですか。」
紫「でも貴方を助ける事は必然的だったかもしれないわねぇ?」
尚樹「どういう事です?」
紫「さぁ?ただ一つ言える事は真実を知りたいなら記憶を辿りなさい。今言えるのはこれだけね。」
尚樹「ちょっと待って下さい!それはどういう事ですか!?」
紫「さて私はそろそろ帰るわ。」
幽々子「あら、じゃあ私も帰ろうかしらね~。」
紫「貴方もそろそろ向こうを止めに行かないと大変なことになってるわよ。」
尚樹「え!?」
紫「じゃあまた今度ね。」
尚樹「ちょ、ちょっと!」
しかし振り返った時には二人の姿は無かった……。
コメント、感想、アドバイスなどお待ちしています。
次回は宴会の続きを書いて行こうと思ってます。
次回も見ていって頂けると嬉しいです(^^)