東方閻鬼録   作:狛犬太郎

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 こんにちは!狛犬太郎です!

 今回は宴会のその後と異変の始まりについて書いてみました。

 尚樹を殺した犯人、犯人の目的とは!?

 今回も見ていって頂けると嬉しいです(^^)
 


飲み過ぎ注意!!

 尚樹「……………………………。」

 

 魔理沙「ヒャッハー!!どんどん飲めーーー!!」

 

 文「霊夢さーんこの調子じゃ負けますよ~!」

 

 霊夢「………もう無理……ぎもぢわるい………。」

 

 萃華「霊夢もまだまだだね~。これぐらいでへばるようじゃ私には勝てないよー!」

 

 一体なにがあったらこうなるのだろう……。

 

 咲夜「お嬢様、そろそろ館に戻られては?」

 

 レミリア「もう少し見ていきましょう。今日は気分がいいわ。」

 

 この二人に状況を確認しよう。

 

 尚樹「俺のいない間になにがあったんですかね、これは……。」

 

 レミリア「ん?あなたが外から来た人間かしら?」

 

 尚樹「はい、鬼道尚樹といいます。」

 

 レミリア「そう、尚樹ね。私は紅魔館の主レミリア-スカーレットよ。まぁそうね、あなたのとこの閻魔様が飲み比べ開始から三杯目にして脱落、そして飲み比べが霊夢に飛び火して今に至るわけよ。」

 

 やべぇ、ため息しか出てこねぇ……。

 

 尚樹「しょうが無いから止めてくるか。レミリアさんありがとうございました!」

 

 尚樹は騒ぎの渦に飛び込んで行った。

 

 レミリア「……面白い人間ね、普通私の姿を見て話しかけてくる人間なんてそうそういないわよ?」

 

 咲夜「きっと肝の据わった少年だったのでしょう。」

 

 レミリア「今度紅魔館に招待しようかしら。さて咲夜、面白い物も見れたし帰るわよ。」

 

 咲夜「はい、お嬢様。」

 

 

 

 

 一方尚樹……………

 

 尚樹「はぁ~映姫様、大丈夫ですか?」

 

 とりあえず倒れ込んでる映姫を起こす。

 

 って、うぉ!酒臭っ!!

 

 映姫「んん~?なんだ尚樹ですか~!ほら、貴方ももっと飲みなさいほら!」

 

 あぁ、こりゃダメだ……。完全に酔ってるわ。

 

 尚樹「映姫様、明日から仕事じゃないですか……そんなに飲んだら仕事に支障が出ますよ。」

 

 映姫「仕事なんてやってられるかぁ~~!!あんな延々と死者を裁いての繰り返しの仕事なんて~!

ほら、尚樹もっと飲みますよ!!」

 

 はぁ、どうしたもんかな~……。

 

 尚樹「映姫様、ですが………」

 

 映姫「尚樹~!貴方は私のお酒が飲めないっていうんですかぁ~!私は~貴方の上司なんですよ~!」

 

 あぁ、だんだん愚痴になってきちゃったよ、居酒屋のバイトは辛いって聞いてたけどこんな感じだったんだろうな……。

 

 映姫「だいたい貴方は堅すぎるんですよ~!私と話すときだってもっと砕けた感じでいいのに~!私だって

女の子なんですから、ただの上司じゃなくて女の子として接してくれてもいいじゃないですか~!」

 

 ヤバイ、平常心を保て!映姫様は今酔ってるからこんなこと言ってるだけだ!そうだ尚樹落ち着け!

 

 映姫「尚樹~キスしましょうよ~ねぇ~」

 

 !?おいおいおい、どうしたこれ!

 

 尚樹「え、映姫様!?ちょ、ちょっとチ、チルノ止めてくれ!!」

 

 横を振り向く!

 

 しかしチルノも酒の飲み過ぎで目を回していた……。

 

 映姫「ほら~尚樹~チュ~」

 

 尚樹「ちょっと!映姫様!?しっかりして!!」

 

 だんだん映姫の顔が近づいてくる。

 

 いいのか!?俺!!

 

 目をつぶる………

 

 

 

 

 

  ……………ん?あれ?

 

 目を開けるとそこには酔い潰れてすーすーと寝息をたてて寝てしまった映姫がいた……。

 

 尚樹「………………………………………はぁ~~~~。」

 

 尚樹はその日一番大きなため息をついた。

 

 突然のフラッシュ。

 

 そこには文と魔理沙がニヤニヤしながら立っていた。

 

 魔理沙「アツアツだったねぇ二人共~。」ニヤニヤ

 

 文「これはスクープになるのでばっちり写真に収めさせて頂きましたよ!」ニヤニヤ

 

 ……え、マジで?

 

 尚樹「ちょ、ちょっと待って!?二人とも誤解だよ!

 どう考えたって事故でしょ!」

 

 魔理沙「そっかー、事故かぁ~。」ニヤニヤ

 

 文「そうですよ!事故ですよぉ~。」ニヤニヤ

 

 尚樹「そのニヤニヤを止めろおぉぉーーー!!!」

 

 こいつら面白がってやがるな!!

 

 魔理沙「さーて、みんな帰り始めてるし、そろそろ帰るとするぜ~またな~尚樹!」

 

 文「私も失礼しますね~。あ、尚樹さん明日の新聞期待しておいてくださいね~!」

 

 尚樹「あ!待て!逃げるなあぁぁーー!!」

 

 幻想郷一素早い奴らを捕まえられるわけもなく

彼女らは颯爽と飛び去って行った………。

 

 残された尚樹はただ呆然と立ち尽くす。

 

そして振り向くと残っているのは宴会の後片付けだ。

 

頼みの綱であった霊夢さんも酔い潰れて寝ている。

 

 尚樹「…………………はぁ~~~~~。」

 

  尚樹は本日二度目の大きなため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後片付けも終わり(結局一人で片づけた……。)寝ている映姫を背負って帰り道を歩く。

 

 尚樹「はぁ~疲れた~。みんなマジで逃げやがって……。」

 

 でもまぁ楽しかったからいいか……。

 

 確かにこちらに来てからあまり笑った事が無かった気がする。

 

 

 映姫「………ん、んん………。」

 

 映姫が目を覚ましたようだ。

 

 尚樹「あ、映姫様?大丈夫ですか?」

 

 映姫「うぅ……頭、痛い……。」

 

 酒の影響もあってか、意識が朦朧としているのだろう。

 

 尚樹「無理しなくていいですよ。このまま寝てて下さい。」

 

 映姫「うん。ごめんなさい、尚樹…………すぅ、すぅ」

 

 映姫は再び眠りについたようだ。

 

 ………さてと、

 

 尚樹「おい、さっきからコソコソついて来てる奴、出て来いよ。」

 

 ?「おぉ。この俺の気配に気付くとはなかなかやるな。」

 

 木の影から一人の男が現れた。

 

 ?「流石、鬼道流と言ったところか。俺の妖気に気付いたか。」

 

 鬼道流を知っているだと!

 

 鬼道流は妖刀を扱う為妖気の流れを読むということが必要になる。……しかし、そこまで知っているとは。

 

 尚樹「………お前何者だ?」

 

 男はわざとらしくふ~むと考える素振りを見せる。

 

 夜叉丸「俺は夜叉(やしゃまる)、鬼道に恨みを持つ者と言っておこう。」

 

 夜叉丸「しかし、噂は本当だったようだな。俺の部下が殺したはずの鬼道の生き残りがこっちに来てたとは……。

 

 尚樹「……生憎、まだ死んでないんでな。それとも、お前をここで殺ればいいのか?」

 

 夜叉丸「はっはっは!!よせよせ!俺の部下に殺されかけた奴が俺を殺せるわけないだろう。」

 

 夜叉丸は何を言うかと大笑いしている。

 

 夜叉丸「第一、荷物を背負って戦う気か?」

 

 尚樹「貴様っ!!」

 

 夜叉「だから止めとけって。それに今日は噂の真実を確かめに来ただけだ。今すぐ殺しはしねぇよ。こっちも準備が出来てないからな。」

 

 夜叉は背を向けて歩き出した。

 

 尚樹「待てっ!!話は終わってないぞ!!」

 

 夜叉丸「さらばだ、『鬼狩りの鬼道』。」

 

 そう言うと夜叉丸は姿を消した。

 

 尚樹の額にはうっすらと汗がにじんでいた。

 

 尚樹「…………くそっ!!」

 

 全身が震えている。夜叉丸が最後に見せた妖力はとんでもないものだった。あの威圧感は半端ではない………。

 

 映姫「…………尚樹?」

 

 映姫が起きてしまったようだ。

 

 尚樹「映姫様、俺もっと強くなります。そして必ず映姫様を守って見せます。」

 

 映姫は突然の事に不思議そうな顔をする。

 

 風が木々を揺らした。まるで異変の始まりを告げるかのように…………。

 

 

 

  




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