『勝てるわけないだろ!!』
クラスの連中がざわつきながら言うが確かに勝てないだろうな。しかしこの俺と頭のキレる雄二が指揮を取れば別だがな。
「いやこのクラスには勝てる要素が揃っている。」
「おい、康太いつまで姫路のスカートを覗いてるんだ。」
『あれがあの有名なムッツリーニか!?』
「姫路の学力はみんな知っているはずだ。」
『そうだ俺らには姫路さんがいる!』
『彼女ならAクラスにも引けを取らない!』
『あぁ彼女さえいれば何もいらないな。』
雄二が話を続ける
「それに木下秀吉だっている。」
『演劇部のホープ!』
『あいつの双子の姉がAクラスの木下優子だっけ?』
「そしてルルーシュ・ランペルージ。こいつは何でもソツなくこなす器用なやつだ。俺の予想だがこいつはほとんど本気を出していない。」
『確かにそんな雰囲気出てるぜ!』
ふっ、雄二に気づかれていたのか。オレが本気を出していないことを。
「当然俺も全力を尽くす。」
『坂本って確か小学生の頃神童とか呼ばれてなかったか?』
『じゃあ試験は姫路と一緒で体調不良だったのか?てことは実力はAクラスレベルが2人もいるのかよ!!』
クラスが盛り上がり最高潮に達したとき
「それに吉井明久だっている。」
シーン‥‥
『誰だよ吉井明久って』
「そうかみんな知らないのか、こいつは観察処分者だ。教師の雑用係だ。力仕事とかの雑用を特例として物に触れるようになった召喚獣でこなすんだ。だから、召喚獣の扱いはこの中でも上手いはずだ。」
『そうなのか!知らなかった!勝てるぞこのクラス!』
「そしてまず手始めにDクラスを落とす!試召戦争は昼からだ!以上だ!」
Dクラスへの宣戦布告は明久が行ったようでぼこぼこにされていた。
ー昼休み屋上ー
現在のメンバーは俺、明久、雄二、秀吉、ムッツリーニ、姫路、島田の7人だ。
「明久今日ぐらいはまともな物を食べろよ。」
「そう思うならパンでもおごって欲しいんだけど。」
「えっ吉井君はお昼食べない人なんですか?」
「いや、水と塩だよ。」
一同沈黙
何だかんだで姫路の気遣いで明久だけではなく、俺たちにまで弁当を作ってくれるらしい。
「ところで雄二どうしてAでもEでもなくDクラスなんじゃ?」
「その理由は現時点でEクラスは戦うまでもないからだ。」
「え?でも僕らよりクラスが上だよ?」
「試験の時点ではな。今は違う。明久お前の周りのメンツをよく見てろ。」
「美少女2人とバカが2人とムッツリが1人とイケメンが1人いるね。」
「俺が美少女だと!?」
「まぁまぁ雄二も落ち着くのじゃ。」
「まっ、Dクラスになら恐らく勝てる。」
「じゃあ最初からAクラスに挑もうよ。」
「それは‥‥「それは召喚獣の操作練習兼今後の布石だろう?」
雄二side
やはりこいつは頭がキレるな想像以上だ。俺と共にこのクラスを指揮すればいける!
「ああルルーシュの言う通りだ!お前らが俺に協力してくれるなら俺らのクラスは最強だ!」