みなさんご機嫌麗しゅう。
本居七海でございます。
先にちょっとした報告があるのですが、この小説【居酒屋『道草』】は毎週日曜日の夜
を目安に投稿していきたいと思います!
遅れても許してね ←
それではごゆるりとお楽しみください。
「・・・で、なんで紫さん普通にお酒飲んでるのさ・・・」
「いいじゃな~い ほらぁ~宗介も飲みなさいよぉ~ 」
「いや俺まだ未成年だし。」
「ノリ悪いわねぇ~」
拝啓、母様。今日もここ、幻想郷は平和です。
幻想郷に来て5年くらいの月日が経っただろうか・・・。
俺は19歳になり居酒屋を開いた。
常連ばかりしか来ないのだがそれなりに稼げているので食費はなんとかなっている。
・・・とは言っても常連は目の前にいる金髪の賢者とツンデレの巫女だけなのだが・・・。
そんなことを考えていると。
「はい、宗介さんお茶どうぞ。」
「ん。みすちーありがと。」
「お安い御用です。」
夜雀の可愛らしい妖怪が俺にお茶を差し出してくれた。
今はみすちーこと、ミスティア・ローレライと一緒に店を回している。
2、3か月前に俺は居酒屋を開店したのだが1か月くらい経つと、一人でお店を回すのは無理だなと感じた。
人手が欲しいなぁ思っていると、お客さんが言ってた八目鰻の屋台を経営している女将の話を思い出した。
お客さんが言ってた話によるとあちらはお店が大繁盛していて、人手が足りないのだということだ。
こちらもあちらも人手不足。いいじゃないか。
そう思っているとお店の扉が若干突っかかりながら開いたのでとっさに声を張り上げた。
「いらっしゃいませー。」
すると着物姿の女の子が一人暗い闇の空間に立っていた。
「あの・・・道草という居酒屋はここですか?」
「はいそうですが・・・何か御用で?」
「えっと~店長さんいらっしゃいますか?」
「あっはい。店長です。」
女の子は梅干しを食べたような渋い顔をした。
「いやあの・・・お店の一番偉い方いますか?」
「はい。俺です。」
女の子は一瞬固まり、
「はぁ!?」
明りの無い真っ暗な夜の空に甲高い少女の声が響いた。
「あの時はほんと驚きました。まさかあんな若い人が居酒屋をやっているなんて。もっと年いってるおじさんが経営しているのかと思ってました。」
「失礼だな。俺だって女将さんと聞いてたからアラフォーのおばさんが鰻焼いてるのかと思ってたわ。」
「アラフォーっってなんですか?」
「40歳辺りって意味。」
「女性にそんなこと言いますか!?」
あれからお客さんたちが話していた女将がみすちーということを知り、それからは話が早くすぐ合同で経営しようという方向に至った。
そんなことを思い出していると、
「よっ!私も混ぜろよ!」
大きな帽子を被った霊夢の親友、霧雨魔理沙がやってきた。
「おっ、魔理沙いらっしゃい。何飲む?」
「今日はオレンジジュースにするぜ!」
珍しい、魔理沙が酒を飲まないなんて。これは雪でも降るのか?
「飲まないんですか?珍しいですね。」
「いやー今日は箒で来たからな!酔って森に落ちるとまずいし!!」
「なるほど。みすちー冷蔵庫にオレンジジュースあると思うんだけど・・・とってきてくれないか?」
「はいはーい。」
みすちが奥の冷蔵庫に向かい、俺がお酒を補充していると、魔理沙が
「・・・で?どうなのよ?みすちーとは何か進展あったのかい?」
いやらしい笑顔を浮かべながら俺に訪ねてきた。
「んー・・・まぁぼちぼちだよ。てか言わせるな!恥ずかしい!!」
「あはははは!顔赤くしちゃって~ かわいいなお前!」
「うるせぇ!ああもう!お前と話すといつもこのはn「魔理沙さんお待たせしましたー。」・・・ゴホン。」
「・・・宗介さん?なんの話をしていたのですか?」
みすちーの質問に意表を突かれて
「ふぇ!?い、いやちょっとした世間話だよ・・・。」
俺は裏声のような声を出してしまい、
「宗介、今変な声が出てたぞ。」
魔理沙が突っ込み、
「あらぁ~?宗介顔が赤いわよ~?」
紫が口元を釣り上げて言うと、
「魔理沙と紫。宗介さんを茶化すんじゃないわよ。」
霊夢が止めてくれた。
そんなしょうもないことを日が昇るまで話し、お天道様の下で霊夢と紫、みすちーは仲良く吐瀉物を吐いていて、俺と魔理沙はお腹を抱えて笑っていた。
今日からまた新しい一日が始まる。
いかがでしたしょうか?
今回は前回より少し短かった希ガス・・・w
宗介くんは恋する男の子です。
優しく見守ってあげてください