銃皇無尽のファフニール~物部悠に兄貴がいた!?~ 作:鴉紋to零
深月は可愛いんじゃぁぁぁ~!!むにゃむにゃ
「クベゲボラッ!?」
ちょ!?起き抜けに鳩尾に肘を打ち込まれるとは………
「に、兄さん!寝言ですらそう叫ぶんですか!!とりあえず起きてください!」
あ、でもこのアングルは………
「グボァァ!?!?」
待ておい!?まだ思考の五%も入ってないのに!
「邪なことを考えるのは禁止です!」
ちょ、痛いのね流石に。とりあえず人の鳩尾にオラオラッシュをするのを止めて!!
「イ、イェッサー………」
ご褒美だけどね、これは死ねる
「お早う、兄………兄貴!?顔面蒼白どころか、全身蒼白になってるぞ!?」
あっ………
「あ~、深月に似た天使だぁ~」
ひぃ、ふぅ、みぃ………沢山いる~
「兄貴!帰ってこーーい!!!」
「………ハッ!?俺は何を………………」
深月に似た天使がいたのは覚えてるが………。まあいいか、俺得な夢だったし!
「お早う。悠!清々しい朝だな!」
「俺は朝から心配で心が重いわ……」
「………………であるからして、深月は可愛いのさ!!」
イヤー、深月の可愛さは止まりませぬな!!
「登下校の時もこの話にするなよぉぉぉ!!!」
「………………恥ずか死ねます。これは……」
ほんと、深月は可愛くて困るねぇ……全く
おっと、もう学校か
「しら兄さん、御願いですからここから先は弁えて下さい」
「弁えてるさ!」
いやもう、がちでがちで!
「………心配です」
「………どうだか」
「お前らが生活し辛い環境に(シスコンとブラコンを拗らせた)兄がするわけないだろ」
おい、今の()に悪意を感じるんだが………
まあ、気にしたら負けだな!!
「深月様、おはようございます!」
「深月様、今日もお美しいです!」
「深月様、昨日のお話、感動いたしました!」
あっれ~気のせいかな?デジャブが…………
「おはようございます、皆さん」
うん!深月の笑顔はかわいい!
そう、気のせいさ気のせい!
デジャブなんて起こらないに決まってる!!
現実逃避?キノセイデス……
「ゆ、悠様とし、不知火様もおはようございます!」
………………デジャブったぁぁぁ!!
ええい、考えろ!考えろ俺!
ここは敢えてスルー?いや、クール系とか言われた経験がある…………カッコよく?ダメだろ!それはまた怒られるコースだろ!?
「ああ、おはよう」
ええと…………答えない……と、深月の名声に関わるから……ちくしょうめぇぇぇ!!!!
「おはよ」
これが俺の…………限界だ!
まさにperfectな解答だろう?
我ながら惚れ惚れするぜ……
………………黄色い声が聞こえるな~
おい、そこ、悠×不知火?…………おぞましい物を考えてんじゃねぇぇ!!!!
よし!何にも聞いてないぞ!!そう!
「________兄さん達、鼻の下が伸びてますよ?昨夜の忠告、まさか忘れてはいませんよね?」
「……俺は違うよね?というか、複数系なわけがないと思うんだ……」
これで鼻の下が伸びてるとか……
「そうでした、すいません不知火兄さん。不知火兄さんは生まれもってのchickenでしたね♪」
ガメオベラ!?(吐血)
うわーん、妹が兄の心の傷を抉るよ~、抉ったところに笑顔で塩を塗り込んでくるよ~
「兄貴!?目が死んでる!?目が死んでるからぁ!?」
あははははは………………
「悠…………後は……頼んだ……バタリ」
「兄貴ぃぃ!!って茶番させんな!!」
クッ……遂にツッコミ(物理)まで習得したのか…………ピンポイントで頭の痛いところをしばいたな……
「まあ、弟の成長を我が身で感じられるからいいか」
「良くねぇよ!?」