銃皇無尽のファフニール~物部悠に兄貴がいた!?~ 作:鴉紋to零
毎度毎度、同じことをしそうな物部不知火です!
何だ?俺は遭難する神様にすかれてるのか?
いきなりコンテナに押し込まれて厳重に鍵かけられて、ぶち壊したら何処かの島だぞ?
これ、下手したら、どこぞのツンツン頭より不幸じゃねぇーか
「はあ、不幸だ」
ほらー、同じ事口走っちゃったし!
まあ、いいか。兎に角、ここが何処か調べるか
俺は、波の音がする方へ歩きだした
浜が見えてくると、元気な少女の声が聞こえてくる。だけど
「痴漢モノノベ!変態モノノベ!あれ?そう言えば、モノノベって苗字、あの子と同じじゃーー」
いきなり、顔も見ずに罵倒された
「何処の誰かは存じませんがねぇ、いきなり人を罵倒するのはやめようぜ」
「イリスさんーー人の苗字であまり痴漢、変態と連呼しないでくれませんか?私の事ではないと分かっていても、いい気分ではありません」
俺の声は三年前に聞いた声と重なった
「………マジかよ」
無意識に口から声が漏れる
イリスと呼ばれた少女が返答するがほぼ聞いていなかった
何故ならそこには、
俺が全力で守った、
弟と
妹が
居たのだから
只今、懐かしの弟と妹散歩ではなく移動中なんだけど
「なあ、深月。いい加減答えてくれよ。いったい………何がどうなってるんだ?」
そうそれ、俺も随分気になってることだ
だがしかし!俺は面白いを求めるのでな!
「次に深月は「会話はしかるべき時に、然るべき場所でお願いします。」という!」
「会話はしかるべき時に、然るべき場所でお願いします。ハッ!ってなにやらせるんですか!しら兄さん!」
「わりぃわりぃ、同じ下りばっかりしてると面白くないなと思ってさ」
「全く。兎に角、誰が聞いているかも分からない道端で、軽率に話をすることはできません」
「はいはい、分かってるって」
しばらく進むと、中世の城と近代の建物を足して割ったような建物が現れる
悠が感嘆の声を上げる
「すごいな…………ここが学園なのか?」
深月、いくら悠が違う答えを出したとしても、笑ってやるなよ
「ーーー違います。ここは学園ではありません。私個人の宿舎です」
「へ?」
「Wao……………」
「…………こ、個人の宿舎?この馬鹿でかい建物が全部?」
「はい。全て私が使用しています。ですからこうして、会話に応じられるんです」
おおー、さすが妹。俺の性格もろ被ってるじゃん
「深月はどうしてこんな建物にーーいや、そもそもなんでミッドガルにいるんだ?今度こそ、答えてくれるよな?」
「それは私が特別な″D″だからです。今の私はブリュンヒルデ教室、出席番号三番。ミッドガルの生徒会長であり、竜伐隊の隊長。階級は中佐。兄さん達よりもーー偉くなってしまいましたね」
「おいおい、深月。一応、俺、大佐なんだけど?」
あぶねぇ、危うく深月に負けるところだったぜ