旅団狩りRPG   作:GGアライグマ

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ごめんなさい。グロい表現があります。


筆者としてはかわいい女の子を殺したくはないけれど

 円での調査を始めて3日後、メルエムは旅団員の一人、シズクのオーラの残り香を発見した。

 そして、そのオーラをたどり、次の日にはとうとうシズクを見つけた。

 

「あっはっはっはっはっは!!!!」

 

 オーラを閉じ、愉快気に笑うメルエム。

 この笑いには見つけることができた喜びに加えて、もう一つ理由があった。自分と相手の力量差がよく分かって簡単に倒せると知ったため、この小娘をどう料理してやろうかと、笑みが込み上げてくるのだ。

 

 メルエムは興奮を抑えきれなかった。プフやピトーに報告する前に、シズク目がけて飛んだ。

 

 全速力でシズクの目の前に現れたメルエムに、シズクはなかなか気づいてくれない。

 先ほど当てられたオーラへの絶望感もあって腐抜けているようだ。

 1秒ほどしてシズクはようやく目の前のメルエムに気付いたが、興奮して1秒が万秒にも感じるメルエムとしては、焦らされた気分になっていたため、不満だった。

 そして、遊んでやろうと思った。

 

 パッと、メルエムは瞬間的に、シズクの真後ろに移動する。

 

 文字通り目にも止まらぬ速さだったのだろう。シズクはメルエムが消えたように思い、慌て始める。

 そして、後ろを振り返る。メルエムはそれに合わせてシズクの死角へと回る。

 

 それを30秒ほど続けると、誰もいないと思ったのかシズクがホッと一息ついた。

 しかしそこで、メルエムは己のオーラを解放する。

 

「あっ! ぐっ!」

 

 圧倒的オーラに当てられ、シズクはひざまずいた。メルエムが後ろにいるのは分かっているが、振り向けない。

 

「あっはっはっはっはっはっはっは!!!!」

 

 再び笑うメルエム。この感覚は魔人ブウだった時以来、二度目だ。

 あの時は桁が違い過ぎるあまり逆に相手が自信を持ってしまったが、今回は2桁ほどしか違わないため、相手もこちらの実力がよく分かったようだ。

 

 苦しむシズクを見て悦に入るメルエムだったが、やはり彼も男である。

 少女らしい容貌のシズクを拷問する気にはなれなかった。

 

「いっ! ああっ! ぐうっ!」

 

 代わりにおしりぺんぺん的なものをしている。

 パアン! パアン! とリズムよく平手打ちされた音が響き渡る。

 

「うーん、なんか違う。けど、あんまりひどいこともできそうにないなあ」

 

 などと言っているが、実はけっこう興奮している。お尻がやわらかいのだ。

 魔人ブウの時は性欲ゼロだったが、メルエムはゼロではない。女性の色香は普通にうれしいのだ。

 

「もういいや。とりあえずプフとピトーのところに持っていこう」

 

 などと言っているが、これ以上やっていると性欲がいけない方向に進みそうだったので自重しただけである。本人は全然冷静では無い。

 ともかく、メルエムはシズクをかつぐと、言葉通りにプフ達のいる場所へ移動し始めた。

 

「くっ、私をどうするつもり!」

 

 焦ったように言うシズクの声が、メルエムには心地いい。だから、言われるがままに無視している。

 完全にSである。もっとも旅団限定のSだが。

 

 そんな感じで、メルエムはプフ達のもとに着いた。

 

「まずは気絶させた方がいいのか?」

 

 一先ず尋ねるメルエム。

 操ったりするのはプフとピトーの役目だ。メルエムは詳しくない。

 

「そうですね。やはりそれなりの念能力者相手だと、私の鱗粉でも時間が……って王!」

 

 と、ここで急に慌て出すプフ。

 実は、プフが話している最中にシズクが舌を噛んで自殺しようとしたのだ。

 しかし、彼女の血は流れない。

 シズクの意図に気付いたメルエムが顎を揺らして自殺を阻み、同時にシズクを気絶させたからだ。

 

「脳をいじるとか、操るとか、そういうのは任せるぞ」

 

 そう命じるメルエムはいやに落ち着いている。

 ここからが勝負ということで、集中力を高めているようだ。

 

「はっ! 仰せのままに」

 

 返事をするプフも、緊張感を高めていた。

 

 

 

 10分後。

 

「アッ! アッ! 団長……ホモ……アッ!」

 

 プフとピトーは例のごとくクチュクチュやっちゃっていた。

 シズクは完全にイっちゃっており、気持ちよさそうに蜘蛛の情報をバラまいている。

 

「ほぼ逝きかけてるな。だが殺すなよ。そいつはエサなんだから」

「分かってるにゃ」

「仰せのままに」

 

 その後もクチュクチュは続き、シズクの気持ちよさそうな喘ぎ声が響き渡った。

 

 結局、旅団員全員の情報は集まらなかったが、団長とマチとカルトとシャルナークの電話番号は分かった。

 カルトは他人の居場所を特定する能力を持っているので、人探しをするなら彼女を頼ればいいとのことだった。

 彼女と言ったが、少なくともシズクはカルトのことを女の子だと思っていた。ぼくっ娘だ。

 

「それじゃあ次はカルトちゃんに会おうか。あの子は実質旅団員じゃないから、ひどいことはしないけど」

「では、この娘を操って、カルトに会えるように電話しましょう」

「任せた。『アッ! アッ!』とか変な声が出ないように気を付けてくれよ」

 

 

 3時間ほどして、プフとピトーはそれなりにきれいにシズクを操れるようになった。

 もう変な声は発しない。電話をかけても安心だ。

 

 

 というわけで、シズクが操られていると怪しまれることも無く、無事にカルトへ電話できた。

 予定が詰まっているため会えるのは5日後になるらしい。

 場所は天空闘技場のある町を指定した。理由はなんとなくだ。

 

 

 

 余談だが、半分イっちゃっているシズクは漏らしていた。だから、服を洗ったりするためにしばらくスッポンポンであった。

 また、カルトが来るまでの五日間、闘技場近くのホテルでのんびりしていると、普段から溜まっているらしいカメレオンがシズクで処理させてほしいと言ってきた。長い舌でなめまわす様は想像しただけでエロいとメルエムは思った。

 メルエムは溜まっていないのでシズクは使わなかった。興奮してしまったら負けだと思った(そのルールなら実際は負けている)。

 

 そんな感じで五日後。カルトちゃんとの面会の日がやってきた。

 

 とあるカフェの前でポケーっと突っ立っているシズクを監視すること30分。とうとうカルトちゃんがやって来た。

 メルエム達はまず、どこぞに監視の目が無いかを確認した。主にプフとトンボの能力を使って。

 そうして監視がいないことを確認すると、再びカルトちゃんとシズクの様子を監視する。

 メルエム達の予定では、シズクはこれからカルトちゃんをホテルの自室に案内することになっている。で、実はそこはメルエム達の部屋で、そこからカルトちゃんとの交渉スタートというわけだ。

 

 と、ここでシズクが動き出した。次いでカルトちゃんも歩き始める。

 メルエム達は成功を確信し、部屋に戻った。後はカルトちゃんが来るのを待つばかりである。

 

 2分ほどして、ホテルの部屋の扉が開かれた。

 そこから入ってくるのはシズクと、念願のカルトちゃんだ。

 

「シズクさん。あの人たちは誰ですか?」

「ああ、彼らが今回の依頼主よ」

 

 緊張した面持ちのカルトちゃん。その顔を見たメルエムはにやにやしている。

 

「どうも初めまして。依頼主のトガーシだ。よろしく」

 

 メルエムは偽名を名乗り、頭を下げて挨拶をする。

 カルトは緊張した面持ちのまま、黙ってこくりと会釈して見せた。

 おそらくだが、彼女はどこかでメルエム達の圧倒的な力に気付いているのだろう。だからこれほどまでに強張っているのだ。メルエムはそう思った。

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