解散を一方的に告げられる暗部構成員達。
彼らはこれからどうなってしまうのか??
アレイスター「今日ですべての暗部を解散とする」
ビーカーの中で逆さになっている不気味な男、アレイスター=クロウリーはそう告げた。
土御門「はぁ?今なんていった?」
アロハにグラサン、金髪というやんキーのような男が唐突な台詞に目を見開きながら聞き返した。
それもそうである。暗部とは学園都市の闇の部分であり、今まで自分が汚れ仕事をしてきた組織のことなのだから。
アレイスター「本日を持ってすべての暗部は解散する。みな普通の学生として学校に通ってもらう」
まったく表情を変えずに告げた。それに対し土御門はいぶかしげな表情を見せる。
そしてもう何もいうまいと話を進める。
土御門「ほかの暗部はどう返事をしてきたんだ?俺は別に暗部が解散してもかまわないんだがアイテムやスクールはそんなこと受け入れるわけないだろ」
彼は淡々と話を切り出す。アイテムは麦野沈利率いる女性だけの暗部、スクールは垣根提督率いる暗部であり、どちらのグループもリーダーである二人が一癖もふた癖もあるやからなのである。そんな二人が簡単にそんなことを認めるはずがないと踏んでいたのである。
アレイスター「そこは心配無用だ。もうアイテムとスクールの2チームには了承を得ているからな」
ビーカーの中でにやりと微笑みながらいう。
アレイスター「その音声の録音データだ、聞きたまえ」
目の前にイヤフォンが現れ、土御門は音声データに耳を傾ける。
・・・
麦野『何か用かしら、統括理事長』
アレイスター『やぁ原子崩し、久しぶりじゃないか』
麦野『あいさつはいいからとっとと要件を教えなさい』
アレイスター『それでは端的に伝えよう、本日を持って暗部組織をすべて解散することになった。すべてのアジトはすべて閉鎖するから今から明日までに必要な私物をまとめておいてくれたまえ、そしてこちらで家を用意させてもらった。その住所はメールで送らせてもらう、後ほど確認してくれ」
麦野「はぁ!?何いってんだぁ?暗部が解散だぁ?本気でいってんじゃぁないだろうなぁ?」
アレイスター「そんなわけあるまい、これは決定だ、逆らうことは許されない」
麦野「ちょっ本気なの?」
アレイスター「あぁそして学校にも復学してもらうからそのつもりでいてくれ」
麦野「なんか釈然としねぇけどわかった。だがアイテムのメンバーに何かあったらこの第4位、原子崩しの麦野沈利が許さないから」
アレイスター「わかった、約束しよう」
麦野「じゃぁ私たちは明日までに準備をすればいいだけなのね?」
アレイスター「あぁ、明日の13時に業者が行くように手配してある。ではよろしく頼むよ」
・・・