誰が為に征く   作:駆華野 志想之介

19 / 26
真面目に書いた戦闘描写ってこれが初な気がする回です。
こうした方が良い、などありましたら是非。

くりっく?
くらっく!


振るわれる力とその先

 

第十層ボスモンスター、正式名称《Kagachi The Samurai Lord》。

 

一目見ただけでは人型であるが、咆哮を上げた《カガチ》の口から細長い下が見えたことから、迷宮区に出現するトカゲ型モンスターの上位互換のようなものなのだろうか。

第十一層に続く扉の前に仁王立ちし、じっと侵入者を待ち受ける姿を見て、誰もが思わず息を呑んだ。

武士を思わせる鎧装備、兜から伸びる鍬形は金色に輝き天を衝くかのようだ。

武器は右手に太刀、左手には白い帯のようなものが巻きついているのみだ。

《カガチ》がボス部屋に突入した俺たちを捉える。赤い瞳を一瞬光らせ、体を前に倒して駆け出した。

 

「来るぞ!B隊は防御、C隊は攻撃準備!!」

 

レイドメンバーであるリンドの号令のもと、プレイヤーたちは動き出す。

《カガチ》は走る勢いそのまま、手に握る太刀を横に一閃した。助走の威力の乗った横薙ぎを、B隊––––《ドラゴンナイツ・ブリゲード》の壁隊は見事に防ぎきってみせたが、一番最初に攻撃を受けたプレイヤーのHPバーは防御したにもかかわらずニ割も削られた。

そのことに驚愕を覚えつつも、すぐさまリンドは攻撃を受けるたびにローテーションを行わせることで対策を取る。ボスに隙ができればすぐさま別の部隊が攻撃を仕掛け、着実にHPを削っていく。

 

そしてHPバーの最初の一本を削り落とした。未だにミトは実力というものを見せず、この場にいるプレイヤーがどうするのかとミトを意識し始めていた。

 

「よし、まずは一本だ。一旦下がるぞ、陣形を整えろ!」

 

HPバーを削られたことで地に膝を突く《カガチ》、俺たちはその間にステージの端近くまで後退する。その間、俺たちはミトと言葉を交わす時間があった。

 

「ミト、どうする気だ? このままいけば押し切れそうだけど……」

 

今までの攻防の中で、ミトの行動は今まで通りだった。俺の問いかけにミトはちらりとこちらを見るとため息を吐いて後頭部に片手を置いた。

 

「……そうだな、そろそろ頃合いか。…………それに、このままいける。なんて事はないだろうしな」

 

刹那、ボスの攻撃を防ぐ壁隊から悲鳴が上がった。

それにつられて俺たちは声のした方を見る。ボスのHPバーの一段目が消えた後に行動に変化が起きたり姿が変わるボスがいるが、《カガチ》は攻撃数と移動速度が上昇している。

それに対処仕切れなかった壁隊の一人が吹き飛ばされ、危うく追撃を喰らう、というところで、ボスの太刀が大きく弾かれた。

壁隊のプレイヤーとボスの間に立つロノミアが、振り下ろされる太刀を見事に弾いて見せた。彼女の顔に先日のような悲しみを滲ませた表情はなく、溢れんばかりの気迫に満ちていた。

 

「俺も負けてられないなァ」

 

ミトはそう言うと素早く腕を動かしてメニューウインドウを呼び出す。いくつかの操作の後、ミトは手に持っていた曲刀を消すと、俺やレイに向けて、不敵に笑った。

 

「よく見ておけよ!」

 

次の瞬間、俺たちは目を奪われた。

 

「なっ!?」

「……ぇ?」

「うそ……」

「…………」

 

一瞬で姿を消すほどの速度もそうだが、瞬きほどの間に見えた、ミトの腰に差された武器。

今の段階ではスキルとして発見されておらず、この十層が解放されてからは血眼になって探すものまで出たほどのレアスキル。

そういえば、一層で別れたクラインはこれを探しているらしいな。

そう、ボスが使うものと同じスキル。俺が岩山で獲得した《体術》スキルと同じエクストラスキル。名を《カタナ》スキル。

 

「スイッチ!!」

 

高らかに声を挙げ、攻撃を弾いたロノミアとすれ違う。

誰もがミトの腰に差された太刀に目を奪われていた。

攻撃が弾かれたことで遅延状態に陥っている《カガチ》への抜刀攻撃が繰り出される。驚くべきは、視認するのが困難な速度で繰り出されたことだ。いつの間に《カタナ》スキルを習得していたのかは不明だが、相当の練度であることがうかがえる。

攻撃を加えたミトに続くように、レイとセンが単発《剣技》で追い打ちを仕掛ける。

ダメージを受けた《カガチ》はミトに狙いを定め、再度駆け出しす。そこにすかさずロノミアが攻撃を弾こうと走るが、ミトがそれを手をかざして止めさせる。

状況としては一騎打ち。ミトは一人でボスを相手取ってみせようというのか。

誰もが息を呑んで見守る中、ミトの眼前に迫った《カガチ》は刀を右上段から斬り降ろす。体をかがめて躱したミトへすぐさま、返す刀で地面すれすれの薙ぎ払いを繰り出す。

それをミトは後方へ跳躍し、刃はミトの目の前を通り過ぎてゆく。なんとか切り抜けたとホッとした直後、一歩で距離を詰めた《カガチ》が鋭い突きを繰り出す。

 

「危ない!!」

 

誰かがそう叫ぶ。

しかしミトは後退することなく前進。放たれる突きを体勢を極限まで前に倒すことでやり過ごし、勢いそのままに再びボスに接近する。

地面すれすれを這うように疾走して行く。当然《カガチ》はそのまま攻撃を受けることはせず、ミトを阻もうと床に刀の先端を突き刺しながら円を描くように薙いだ。

それをミトは迫る太刀の前で前方に飛ぶ。何をする気だ。そう思った俺たちはミトの身体能力に驚愕することになる。

あろうことかミトは、薙ぎ払われる刀身を片足で蹴ってさらに跳躍。空中で《カタナ》スキル《鷹爪》を発動させる。水平斜めの四連撃の後、トドメの刺突を放つ計五連撃は見事に《カガチ》の胴体を捉え、HPを目に見える形でがくんと減らした。

ミトの戦いぶりを見ていたレイドメンバーの目には、先ほどまではなかった負けていられないという闘志が燃えていた。

迫る太刀を避け、弾き、打ち払う。《カガチ》が隙を晒せばすかさず高速で斬りつける。その異様な集中力、忍耐力を以ってミトは直撃を喰らわずに戦い続ける。

無論、それを俺たちが黙って見ているわけもなく、ミトが生み出した隙に《剣技》を叩き込んでいった。

ボス攻略はそのまま順調に進んでいった。壁隊が崩されかければすかさずミトが助けに入り支える。それを受けてダメージディーラーに守られているばかりでは格好がつかないと、奮起した壁隊は次からの攻撃を見事に凌ぎ切ってみせた。そして数十分の奮闘を繰り広げ、あと僅かで最後のHPバーだけとなる。

 

––––順調だ。

 

誰もがそう思っていた。

俺たちは忘れていたのかもしれない。第一層のボス攻略でレイドリーダーのディアベルを死に追いやった、《カタナ》スキルの技を。

気付いた時には遅かった。

昨日の会議では、《カタナ》スキルの種類と、その対策を行った。しかし、ミトの告白によって会議よりもミトの方に意識を持っていかれていたのだろう。

ボスがプレイヤーに取り囲まれた際に発動させる《カタナ》スキル、《旋車》。

 

「まずい、下がれ!!」

 

出来た隙に続けとばかりにプレイヤーが押し寄せ《剣技》を発動させようとした。

しかしそれよりも早くボスの太刀が煌めくライトエフェクトを纏い、《剣技》が発動された。

それはボスの足元近くで張り付いていたプレイヤーと、気づくのが遅れて逃げ遅れた者を巻き込んで繰り出された。

十名あまりものプレイヤーが巻き込まれ、HPを五割強減らし、追い討ちのように状態異常のスタンが付与される。

 

二つのギルドのリーダーは無事のようで、すぐさま壁隊を前進させ、ボスの攻撃を防がせようとするが間に合わない。

振り下ろされる刃は、まるでスロモーションのように見えた。死を運ぶ一太刀が、スタンしたままのプレイヤーに向かってゆき、がぎぃ、という音を立てて目の前で止まった。

 

「ミト!?」

「大丈夫だ。こいつらを早く後退させろ!」

 

皆それを聞いて慎重かつ手早くスタンしたメンバーを引きずって壁際まで下がっていく。

それを見届けたミトは、せめぎあったままの刃を、自身の太刀を斜めに傾けることで地面に叩きつけさせる。

刀を伝って、地面から《カガチ》までの不安定な道が出来、そこをセンが素早く登ってゆき、ボスの顔面に四連撃の《フィア・クラウ》を直撃させる。《カガチ》それを鬱陶しそうに顔をしかめると、空いている左の手でセンを掴もうとするが、それよりも早く彼女はボスから飛び降りると距離を取った。

見ればボスのHPバーは先ほどの攻撃で削りきられて残り一本となっていた。

そのことにやっとか、と思う反面、ここからだと気を引き締めた。最後の一本で、攻撃パターンを変えてくる可能性も否めない。

そうやってボスの動きをみんながよく見ていたが故に、その攻撃を回避できた。

《カガチ》はこちらに向かってくる気配は見せなかったが、白い縄状のものが巻き付いた左手を後ろに下げた。

––––何か来る!?

 

「何か来るでぇ!ボスの直線上から離れるんや!!」

 

いち早く指示を出したキバオウの声に従い、プレイヤーたちはボスの直線上から離れる。そして次の瞬間、大きな破砕音がした。音のした方を見ると、白く発光する何かが《カガチ》の腕からこちらに伸びていた。よく見ればそれには頭があり、まるで蛇のような外見をしていた。

《カガチ》がそれを大きく振ると、蛇は顎を大きく開き、レイへと襲いかかった。

それを逃げ切れないと判断したレイは、槍の柄を短く持つと、穂先の部分で蛇の頭部分を斬りつける。

 

「……くぅ……切れないなぁ」

 

蛇は頑丈にできているのか、軌道を変えられはしたものの、ダメージは通っていないようだ。そうなると、蛇をやり過ごしつつ《カガチ》を倒すしかないのだろうか。しかし、《カガチ》は腕を振るって蛇を元に戻した。

疑問に思ったのも束の間。前傾姿勢をとって駆け出し始めた。

 

「さあ、ラスト一本だ。D隊、防御だ!!」

 

リンドが声を張り上げ、それに答えるように盾を持ったプレイヤーが前に並び、初撃同様の薙ぎ払いを完璧に防いで見せる。

ボスの攻撃を壁隊が防ぎ、できた隙に攻撃隊、俺やアスナたちが攻め立てる。

着実にHPを削り、アスナが超高速の《リニアー》を放ち、俺が《シャープネイル》を当てたところでHPバーが赤に突入した。それを確認した俺たちは素早く壁隊の後ろまで後退した。

 

「ナイスアタック、アスナ」

「キリトくんこそ」

 

俺たちは互いに拳をコツンと当てると、ボスの方を向き、緩んだ気を張り直す。

 

「くるぞ」

「ええ」

 

怒りの咆哮を上げて《カガチ》が突進を仕掛ける。壁隊が振るわれる刀をしっかりと防ぎきり、その後ろから攻撃隊が仕掛けようとしたところで異変に気付いた。

振るわれた刀の他にもう一つ、別の刀が攻撃隊へと向かっていたのだ。

《カガチ》左手に握られたそれは右手のものより短いが、取り回しの良い小太刀。その白刃は《剣技》発動モーションを入っていたプレイヤーを簡単に切り裂き、吹き飛ばした。

 

「二刀使い!?」

「そんなのありかよ!」

 

集団の中から声が上がる。SAOの中では武器を二つ装備するとエラーとなって《剣技》が発動できないのだ。しかし、たとえ《剣技》が発動できなくとも、武器を二つ装備するやつはいない。単純に難易度が高いのだ。盾のように片方を防御のみに使うのならまだしも、攻撃に使う武器を二つ装備したところで動きにぎこちなさが出る。そんな隙を晒していればモンスターからの攻撃を受けることになる。

この場合立場は逆だが、そこはプログラムされたモンスターである。太刀で攻撃を仕掛け、小太刀で追撃や防御を難なくこなしてみせる。

《カガチ》のHPはあと僅か、分かっているが攻め切れない。じりじりと集中力が磨耗していく中で、ヤケを起こしてしまった者が出た。

雄叫びを上げて両手剣使いが突貫。それを迎撃するために《カガチ》が太刀を振り下ろすモーションに入る、それを左に大きく飛んで回避。

 

「……青い」

 

ミトが短く呟くとボスと両手剣使いの元へ疾走する。何事かと《カガチ》の方を見れば、太刀は振り下ろされていなかった。

代わりに小太刀が、太刀を避けようとした両手剣使いを切り裂いていた。

フェイント!?そんなことまでしてくるのか!!

今までのmobはおろか、ボスでさえも通常攻撃でフェイントを使ってくることはなかった。完全に油断していた。あそこにいたのが俺でも、おそらく攻撃を受けていたことだろう。それに気付いたミトの底知れなさに何度目か知れない驚きを感じるが、焦りはより強くなっていた。

間に合わないのだ。

いくらミトが早くとも、振るわれる小太刀の方が先に両手剣使いに届く。当の本人もフェイントに気づいたはいいが、焦燥からか避ける選択をしてしまった。刀を弾けばミトとのスイッチが可能だったかも知れないが、すでに遅い。

小太刀での横一閃。胴体にヒットしたそれは、一撃で両手剣使いのHPを四割も減らしてみせる。壁隊が急いで救助に向かおうとするが、続いて《カガチ》の右手に握られた太刀が上段から振り下ろされる。

 

「破ァああああああ!!!!」

 

裂帛の掛け声とともにレイがボスと両手剣使いの間に割って入る。槍を振り抜くようにして、穂先を太刀とぶつける。がぎぃん、と金属がぶつかり合う音を響かせ、太刀が左に弾かれ、レイと両手剣使いのすぐ側の地面を抉った。

 

「よくやった、レイ」

 

声とともに一閃。居合技である《辻風》を使用し、防御態勢をとった《カガチ》を弾き飛ばす。

 

「ちゃんとフェイントだって気付けてたみたいだし、いいもの見せてやる」

「え……やった! 久しぶりだなあ、ミトの技を見るの」

 

太刀を両手で構えるミト。先ほどの例の言葉もあり、何をするのかと全プレイヤーがミトに視線を向ける。

かく言う俺も、ミトの技とやらには興味がある。第一層でレイは槍を習っていると言っていたし、もしかしたらミトもレイと同じ人のもとで授業を受けたのだろうか。そんな期待をよそに、ミトはじっと構えたままだ。

その間にボスが態勢を立て直し、咆哮を上げて突進してくる。

恐らくこれが最後の激突。

そう誰もが感じた瞬間、ちり、と肌が反応した。……この感覚は、タランの村でミトとロノミアに会った時に感じたものと同じ。いや、少し違う気もするが、これは……?

 

《カガチ》の突進を見て、ミトが半歩前に出る。

 

「……フェイントってのはな、こうやるんだよ」

 

ミトが太刀を振り下ろした。

なんでもないようなその一撃を、《カガチ》は受け止めようと太刀を水平に構えた。

 

「◼︎◼︎◼︎!」

 

小さく吐かれたその言葉を聞き逃したが、それは些細なことだった。

ミトの振り下ろした刀。それは《カガチ》が水平に構えた太刀に防がれるはずだった。しかし、ボスの体には横一文字のダメージエフェクトが赤く表示されている。

やがて《カガチ》の体は光に包まれ、莫大なポリゴン片を四散させた。

 

ボスからの攻撃を受けた回数、ゼロ。

武器防御でHPが削られたのみで、その傷は《バトルヒーリング》のスキルで既に癒えている。

ミトは刀を振るってから鞘に戻すと、ゆっくりとレイドを振り返った。

他と一線を画すその実力はこの戦いで見事示され、この場にその実力を否定できる者はいないだろう。

俺たちの沈黙を実力の肯定と受け取ったミトはゆっくりと口を開く。

 

「最初に言っておくが」

 

しんと静まり返っていた、ボス部屋の中でミトの声だけが響く。

まるで吸い込まれるように、皆がミトを見つめていた。

ごくりと、誰かが喉を鳴らす音が聞こえた。

 

「––––俺は犯罪者以外を殺さない」

「……な、に?」

 

唐突すぎる宣言。

いや、待て。この場のメンバーは最初、ミトが一般のプレイヤーに対してPKを行なったのだと思っていた。しかし、もしミトがオレンジプレイヤーをPKしたのだとしたら?

しかしそれでも殺人に変わりはない。俺は自然と握っていた手を、さらに握りしめた。

 

「厳密に言えば、人に手をかけようとした奴らを、だがな。それ以外の奴らはぶったたくか、牢獄にでも放り込むさ」

 

人に手をかけた者しか殺さない。

その言葉を受けてなお、ミトのことを信じられていない者もいる。ミトはそれを愉快気に眺めると、ロノミアを連れて十一層へと続く階段を登って行く。階段の中程まで来たところで、こちらを振り向く。

 

「もし俺のことが気に入らなければ、デュエルでもしよう。勝ったやつに俺をどうするか、決めさせてもいい」

 

そう言い残して、今度こそ二人は扉の向こうへと消えていった。

後に残された俺たちは、誰もその場から動こうとはしていなかった。

 

「はー、終わったぁ!」

「オレも、かなり動けるようになったかな」

 

レイとセンはいつも通りのようだ。

いえーい、などと言ってハイタッチを交わす彼女たちを見ていると、まるでミトのことが嘘のように思えてくる。

そして全員の緊張が次第に弛んでいき、ボス部屋のあちこちでは勝利を喜ぶ声が上がり始めた。

その後、俺とアスナ、レイとセンの四人はささやかながらの打ち上げをすることになり、四層にある、テラスから外周の見えるレストランで夕食を取った。

その日まではミトのPKについての情報は出回っていなかったが、翌日、ミトがPKをした旨の情報が発信され、詳細を求める多くの声が上がった。

攻略集団はおろか、情報屋でさえ掴めていない事を伝えると、今度はミトだけでなく、攻略集団にも疑問の声が上がるようになった。

それを止めるために立ち上がったのがミトだ。

 

「俺を罰したいなら、情報が欲しいなら、俺をデュエルで倒してみろ」

 

結果としてそれはうまく作用した。

最初はミトよりも強いのだと証明したがるものや、情報屋にネタを売り込むためにミトと戦う者が多くいた。

それをミトはすべてなぎ倒した。

その際に対戦相手にデュエル後の感想と、どこがいけなかったのかを指摘していた。

そうして次第に、ミトに稽古をつけてもらうという魂胆でデュエルを申し込む者が増加した。

決闘場所はそのときの最前線の広場などがよく使われている。

ボス攻略が十五層にもなると、決闘はもはやお馴染みとなり、それを見学しにくるものまで現れた。

 

 

この日もまた、ミトに挑戦するプレイヤーが最前線を訪れていた。

 

 

「よろしくお願いします!」

 

 




やりたかったカガチとの戦闘も終わり、後はミトに教え役的なことをさせたかったのです。

初期から人を増やしすぎたせいで、あんまりレイとセンにスポットが当てられないのが悔やまれます。

はつかねずみがやってきた
はなしは、おしまい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。