くりっく?
くらっく!
■■・■■■■の出会い
いつからだろう。目の前の男を倒したいと思うようになったのは。
いつからだろう。これほどまでに強さを求めるようになったのは。
いつからだろう。その背中に憧れたのは。
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「しっ‼︎」
短く息を吐き出してロングソードを突き出す。相手は半歩横に移動する事で回避するが、それは織り込み済み。すぐさま剣を引き戻し、袈裟斬りを放つ。しかしそれすらも躱される。
「まだだ!」
斬り払いを後ろに跳んで避ける相手の男を追いかける。その相手が振るう太刀を身を屈めて躱し、懐へと潜り込んで胴を斬りつけようと剣を振るうも、高速で戻された太刀がそれを阻む。
「ぐ、うおおお!!!!」
刃を押し込もうと力を込めるが、筋力値の差故に押し負け、弾き飛ばされる。体勢を崩したところへ、男の高速の薙ぎ払いが迫る。
避けることは叶わず、咄嗟に剣でガードする。
「ッグ!!??」
凄まじい衝撃に、硬く握っていたはずのロングソードが手からもぎ取られる。その間に地面に着地。薄っすらと笑みを浮かべる男に向かい、前傾姿勢で駆け出す。
武器をはじかれながらも突っ込んでくるのに驚いたのか、男は僅かに目を見開くが、すぐにそれは獰猛な笑みに変わる。
男の間合いに一歩、踏み込む。
途端に迫る白刃の振り下ろしから目を離さない。フェイント!
完全に振るう直前に刀の軌道を変え、左からの薙ぎ払いがその牙を剥く。その一撃を体をを地面すれすれに屈めることで躱し、石畳の上に置いた左手と、両足で持って男に飛びかかる。
俺の右手には、薙ぎ払いを躱した時にベルトポーチから引き抜いた投擲用の短剣が握られている。振り切られた状態の太刀では今の自分の迎撃は不可能。もらった!
そうして男の首めがけて短剣を突き出す。
いつの間に集まっていたのか、周囲のギャラリーから「おおっ」と声が上がる。
しかしそれは、俺が目の前の男に一矢報いたからではない。
––––決まるかに思われた攻撃を、男が防いだからだ。
太刀を右手で握ったまま柄から左手だけを離し、こちらが突き出した右手を掴んでいた。
「ちっきしょ!」
そうしてそのまま、左手一本で投げ飛ばされる。
「ぐおっ、がっ!!」
ごろごろと地面を転がり、止まったかに思えたところで胸倉を掴まれた。
視界には対戦相手の男が目の前におり、太刀が首の数ミリ手前で止まっていた。
「…………くそっ……」
また負けた。何度目かは覚えていないが、目の前の男に勝てたことは一度もない。
転んでいた俺を立ち上がらせるために男は手を伸ばしてくる。俺はそれを払うことはしなかった。
「投擲用短剣を使うのはよかったが、隠してないと警戒されるぞ」
「ちぇっ、動きやすいコートでも探しておくよ。…………リザイン」
そう宣言をしてから弾き飛ばされた片手剣を拾い、ストレージにしまう。
周囲から歓声が上がる中、ミトから昼飯の誘いがあった。このあと特に用事のなかった俺はそれを了承、指定された店でやつを待つことになった。というのもミトは稽古決闘をもう二戦ほど行うらしい。
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side––––■■・■■■■
俺は先に指定された店で昼飯を食っていた。メニューは安かった日替わりメニューだ。
中層に人知れず建つNPCレストランは、ミトが薦めるだけあってなかなかの味だった。ただ、コンクリームスープのなりをしたコンソメスープを出された時は一瞬頭がフリーズした。
そうして昼食を食べ終えたところに、店のドアが開く音がした。出入り口が見える位置に座っていたので、来店者を何気なく視界に移す。店に入って来たのは二人組。一人は身長の高く、背筋の伸びた男。もう一人はフード付きのこげ茶色のコートを着ていて性別が分からない。というのも、フードから顔が見えないのだ。恐らくは相当な隠蔽率があるのだろうが、ここで顔を隠すとなると胡散臭さがある。気にはなるが、触らぬ神に祟りなしだ。
ミトを待っている間に、俺はゆっくりと目を閉じた。
……ここまで、時間がかかっちまったなぁ。
最初の一月、空いている宿を何とかして取り、引きこもっていた。外へは市場で最も安いパンを買うためだけにしか出かけない日々。そんな中でとうとう限界が来た。コルが間も無く切れると言う実感が湧いた時、俺は疑問に思った。
––––なぜ俺は、ここで縮こまっている?
そう考えた時、俺はようやく動き出した。今まで圏内に引きこもっていたのが馬鹿馬鹿しいとばかりに圏外に飛び出し、ポップしたモンスターを倒していった。
朝から初めて夜までひたすらに狩り続け、レベルはいくつか上がった。俺は生まれつき動体視力がよく、モンスターたちの動きをよく観察し、避けることも、ガードすることもできた。そのままのめり込んでいった。そして自分以外誰もいない夜のフィールドで、声を上げて泣いた。
それからは……楽しかった、敵を倒して、自分が強くなっていくのが。しかしそれは長く続かなかった。いくらレベルを上げても、《技》が無ければダメなのだと実感させる男を見た。
圧倒的、この一言に尽きた。前線の主街区で稽古目的で決闘を行ってくれるプレイヤーがいると聞き、どれ程のものかとふらりと見にいった。
対戦相手のレベルに合わせて加減された速さ、力でもって稽古をつけている男の動きは流れるように見えつつも、力強さを持っていた。驚くことにその男は決闘中に一度も相手の攻撃を喰らうことがなかった。
俺はその強さに惹かれ、超えてみたいと強く望んだ。そうして男に挑み掛かるも、初戦はあっけなく敗北。まずはレベル上げだと告げられ、遮二無二モンスターを狩りまくる。そうやってモンスターを倒しながら、大振りだった攻撃を修正。どうすれば効率的に攻撃ができるか、隙をなくすにはどうすれば良いかを考え続けた。
それから何度も挑み続け、その度に敗北している。未だにヤツには勝てないが、自身の実力がついていることが実感できていた。
ヤツ、ミトがまだ来ないことを不審に思い、ゆっくりと目を開ける。
––––ソイツは、さも当たり前のように俺の眼前に座っていた。
「––––––––ッ!!??」
がたん、と音を立てて椅子から立ち上がり距離を取る。目前にいるのは先ほど店に入って来たフードのプレイヤーだ。両肘をテーブルの上につき、指を絡ませて手を組みながらこちらをじっと見ている。
なんだ。なんの目的で、俺の前に来た。……いや、問題はそこじゃなく、こいつが近づいてくる気配が全くしなかったことだ。索敵スキルを取得している俺に気づかせずに至近距離に近づく程の隠蔽率と技術、やっぱり只者じゃなかったか。
「…………くす」
冷や汗を流して見つめる目の前の人物が、フードの奥から笑みをこぼした。
数秒フードのプレイヤーを睨みつけたところで、相手方から敵意がないことに気づいた俺は、ため息をつきながら再び椅子に腰かける。
「で、誰だあんた?」
その問いにきょとんとした雰囲気を纏ったフードのプレイヤーだったが、それは直ぐに堪えようとするような笑い声に変わった。
「––––ふ、ふふっ。……まさか、座り直して聞いてくるとかっ。ふふっ」
下を向いて笑いを堪えたそいつの声の高さからしておそらく女であろうとあたりをつける。
そいつはひとしきり笑った後、目深にかぶっていたフードを左手で取る。性別はやはり女であった。やつはフードの中にしまわれていたやや長めの茶髪を両手で外に出し、楽しげな笑みを浮かべた。
「あなたがライくん?」
「……そうだが?」
名前を知られているのか……。誰だ、こいつ。少なくともこの世界で俺の知り合いと呼べるのはミトくらいだ。……狭い交友範囲だな、一人しかいねぇや。
それに、人の来なさそうなこの店を選んだことと、ミトが未だに来てないことから、やつが一番怪しい。
「ミトか?」
そう聞いた途端、女の纏う空気が変わった。まるでこちらを試すかのうな、そういう空気だ。
「正解よ。それであなたに提案なのだけど、わたしたちがこれから立ち上げるギルドに入らない?」
「はぁ?」
いきなり何を言っているんだこの女、会って数分の他人をギルドに勧誘するんだ。そもそも、こいつは俺に名乗ってすらいない、あやしさ丸出しだろう。
そのことを指摘してやると、さも嬉しそうに答えてきた。なんだろう、ちょっとテンションに差がありすぎかも。
「ごめんごめん、忘れてた。こほん……初めまして、わたしはカエデ。ここにいるロベールさんが設立するギルドの、副リーダーを務めるわ」
そう言いながら奥にいた男を手のひらで示した。ここにきて男の顔をまじまじと拝むことになるが、三十代くらいの見た目だ。無精髭を生やしているが、なかなか様になっている。もしかしてヤクザ系か?
などと思っていたが、当人の性格はかなり緩いものだった。
「どーも、ライくん。ミトから話は聞いてるよ」
物凄くにこやかに差し伸べてきた手を握り返すと、穏やかであった目つきがまるで射抜くようなものに変わった。
「強く、なりたいんだろう?」
「––––ッ⁉︎」
なぜ、それを知っている。ミトにも明かしてはいない、俺だけが胸に秘めていた行動原理。レベルだのステータスだの、そういうことではない、根本的な強さ。それこそが、俺の求めるもの。それを言い当てるこの男は?
「……あんた、いや。あんたら、何者だ?」
その問いに、二人はニヒルに笑って答えた。
《スパルトイ》、と。
笑っているはずなのに、二人から発せられる気迫は思わず息を呑むほどだった。
「よぉ、調子はどうだ」
カランと音を立てて店のドアを開けて入ってきたのは、俺をここに呼んだミトだ。素知らぬ顔でそう抜かしたヤツを、俺は恨みがましくにらむ。
「俺をギルドに入れさせることが目的だったのか?」
「いや、結果的にお前が最適だったんだよ。こいつらのギルドの参加条件は、メンバーそれぞれが何かを求めていることだからな」
「……はぁ? ………………」
何かを、求める。疑問符を浮かべながらも、それはストンと納得できた。なるほど、だから“強さ”を求める俺を勧誘したわけだ。
……見つかるのか、こいつらといれば。自分の行いを肯定できなかった俺の欲した、強さを。
思案していた俺を、三人は黙して見つめていた。そうだ、あの宿屋を出た時から何も変わらない。俺は進み続けるだけだ。自然と、拳を強く握りしめていた。
そして俺は、口にした。
「いいぜ。あんたらの誘い、受けさせてもらおう」
だが、俺は無条件で加入するつもりはない。自分よりも弱い奴の下について、求めるものが見つかるとは思えないからだ。
「あんた、カエデって言ったよな。あんたと決闘して俺が勝てば、この話は無しだ」
「んお? ……あぁ、いいね。力づくは嫌いじゃないよ」
俺からの挑戦を、カエデは笑って受け入れた。そう、戦うのはこいつだ。俺の感が正しければ…………。
席を立って店を出ようとしたところに、ロベールがカエデを止めようとしたが、カエデは微笑みでそれを制した。
そしてそのまま、店を出た路上で決闘を行うことにした。審判役をミトが買って出た。
ウインドウを操作してカエデに初撃決着決闘の申請を送る。すぐさま承諾し、俺たちの中心に六十秒のカウントダウンが表示される。
その間に手早く武器を装備し、相手の出方を見てみるが、カエデは特に何をするでもなく不敵に微笑んでいる。
武器を装備しない。いや、ウインドウを操作すらしないということは、既に装備をコートの下に整えている可能性が高い。
さすがに決闘が開始されてから装備する阿呆はいないからな。
残り時間が十秒を切り、腰のベルトから片手剣を引き抜く。三十層手前から使い始めたレアドロップ装備なのだが、こいつもそろそろ替え時かもな。最後に一仕事、よろしく頼むぞ。
俺は片手で構えを取るが、カエデはというと腕は下げたまま、構えを取るようには見えない。何のつもりだ?
残り三秒。二、一。––––零‼︎‼︎
決闘開始の宣言がなされると同時に地面を蹴り、カエデに斬りかかる。
剣で弾くか、ガードか。そうなった場合のシミュレーションを瞬時に組み立て、斬り払う。カエデの選択はどちらでもなく、回避。上体を逸らして躱したところに、返す刀で追撃を行おうと追ったところで、視界の外、下に脅威を感じ、足を止める。
そこへバク転のように地に手をつき、こちらを蹴り上げようとする足が鼻先を掠る。
「ッ⁉︎ あっぶねぇ!」
バク転を続けて行い、カエデは距離を取る。そして俺と目が合うと、にこりと笑いかけてくる。挑発か?
そして笑みを絶やすことなく、カエデは武器を構えずにボクシングのような構えを取る。
「あんたまさか、武器を––––」
ぶおっ。と音を立てて俺の真横を拳が通り過ぎる。
「なっ⁉︎」
ラッシュ、ラッシュ、ラッシュ。容赦のない拳が顔面を狙って放たれるが、紙一重でそれらをかわしていく。たかが拳、ライトエフェトを纏った体術スキルなどではない、何の変哲も無いただの拳。当たったところでダメージはない。しかし、ここでゲームシステムに則ったバトルをしようとするほど、俺は緩くない。
拳を躱していく中で、素早く腰の投擲用短剣を抜き放つ。
「ふっ」
それをあろうことか素手で弾く。まじか、どうなってやがる。
しかしそれでも、わずかな隙が生まれる。防戦一方だったこちらの反撃だ。
片手での攻撃の中に投擲用短剣による攻撃も織り交ぜる。それもただ投げるのではなく、片手剣を囮にして、ただの短剣として攻撃を行う。
それに目を丸くしながらも完璧に対応してくるカエデに舌を巻きつつ、攻撃の手は緩めないでいた。
そしてカエデはとうとう、得物を抜いた。
腕を振るったのと同時、斬りかかろうとした投擲用短剣が弾き飛ばされる。
カエデの手に握られていたのは黒い両刃の短剣だった。それを逆手に構え、両手を前に出してのファイティングポーズを取る。
それを迎え撃つように、片手剣を正眼に構えた。
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side––––NO
ライとカエデの決闘が始まって十分両者ともに譲らず、決着はついていない。
人気のない路地で彼らを見守るのは、ミトとロベールの二人。そこにもう一人観客が増えて三人となった。
「おや、ここでしたか」
声はミトとロベールがいる建物の横、路地裏から聞こえた。
薄暗い通路から足音を立てず、しかし楽しげな気配を隠すことなく現れたのは攻略組のロノミアだった。
戦う二人の様子を観察しながら、彼女はミトの隣に並んだ。
「ただの勧誘じゃなかったんですか?」
初めにロノミアは、ミトからライというプレイヤーをロベールとカエデのギルドに紹介し、勧誘することになったという話の流れを聞いていた彼女にとって、二人がなぜ決闘をしているのかが気になったのだ。
「ライのやつが決闘して負けたらギルドに入るって言ってふっかけたんだ、そんでこうなってる」
「なるほど。相手にカエデを選んだのはライくんですか?」
「ああ、やつだ」
それを聞いたロノミアは興味深そうに、カエデと戦うライを見た。
そしてミトを挟んだ隣にいるロベールは、小さくため息をつく。
「彼にはボクがリーダーだって言ったけど、恐らくは気づいてるねぇ」
「あいつの持ち味は適応力と直感だ。そのずば抜けたセンスがあるからこそ、お前たちに会わせたんだ。だからこそ見抜いたんだろうな、本当のギルドリーダーがカエデで、あいつが強いってことを」
剣と剣がぶつかり合い、火花が散る。
苦い顔で攻撃をしかけるライと、対照的に余裕を持って笑みを浮かべるカエデ。
攻め込まれているはずが、焦る様子もなく攻撃を捌いていく。
戦っているライ本人は感覚で理解したその差。レベルの違いはもちろんある。中層帯より少し上に位置する自分のレベルで敵わないということはつまり、カエデのレベルは攻略組相当である。それだけではない。技のキレ、多彩さ、どれを取っても自分が負けている。
だが、戦いを望む自身の本能が喰らいつく。現実では体を痛めかねない動きでカエデの攻撃を捌く。己の死力を尽くして戦えていることに喜びを感じ、自然と口角が上がる。
「……いいね、気に入った」
カエデがそう呟いて、獲物を狩るかのような目でライを見据えた。
それに対して観戦していた三人は反応を示した。
「おんやぁ、お嬢がやる気だね」
「決める気ですね」
「……ここでただやられるか、それとも何かしでかすか。お前次第だ、ライ」
カエデが腰を落とす構えをとった瞬間、投擲用短剣を高速でライに放つ。《剣技》を使わずに投げられながらも、まっすぐにライに向かって短剣は飛翔する。
それを上体を後ろに逸らしつつ、右手に握った片手剣で弾く。その瞬間、ライは背筋を凍らせた。
弾いた短剣と全く同じ軌道で迫る、もう一本の短剣が目前に迫っていたからだ。焦りながらも、逸らしていた上体を重力に任せて落とし、短剣をやり過ごしたのちにバク転で後ろに飛ぶ。
「くそっ。––––ッ⁉︎」
顔を前方に向けた瞬間、カエデの回し蹴りが放たれる。顔を狙ったその一撃を、体を横に傾けることで回避する。そしてすかさず片手剣での反撃。上半身を切りつける形で繰り出したそれを、カエデは笑みを深くして待ち構えた。
金属同士がぶつかる音が響く。
ライの放った斬りつけはカエデに届く直前で、カエデの右手に握られた短剣で防がれていた。
「ちっ! まだ……⁉︎」
剣を戻そうとライが腕に力を込めるが、右腕が動かない。
それを観戦していた三人にはよく見えていた。迫るライの片手剣を、カエデが短剣で止め、左手でライの腕を掴んだところを。
そして彼女は勢いよく体を動かし、ライの上半身を足で挟み、十字固めのような体勢をとると、ライを地面に思い切り叩きつけた。
どん、と重い音を立て、肺の空気を吐き出させられたライの肩には、カエデの短剣が突き立てられていた。
次の瞬間にはファンファーレの音と共に、カエデの頭上にWinner表示が浮かび上がった。
それを聞きつつも、カエデはライの拘束を解こうとはしなかった。不審に思ったロノミアが様子を伺い、目を丸くした。
観戦していた三人からは、カエデが背中を向けたことで死角となっていた正面。カエデのの腹部のすぐ先には、彼女の片腕によって掴まれたライの左手と短剣があった。
投擲用短剣であっても、斬り付けられていたら負けていたのは自分であった。そう振り返るカエデであったが、彼女は負ける気など毛頭なく、ライの短剣はしっかりと見えていたのだから。
立ち上がったカエデは武器を納めると、にこりと笑ってライに手を差し出した。
「約束、忘れてないわね?」
「ああ、俺の負けだ。あんたらのギルドに入る、文句はないさ」
そう言ってライは、差し出された手を掴んだ。
自分は戦闘シーンは一度で書き上げないと辛いと言うのがわかった。
更新を四日ごとにやってて、あまつさえ文字量もそれなりな人を見るとほへってなるわぁ。
ほへっ。
はつかねずみがやってきた
はなしは、おしまい