槍兵奮闘記 作:ざびえる
その槍を見た瞬間身体中が震え出し、悪魔は今すぐにでも逃げたいと思った。
だが、自分は悪魔。下等な人間に負ける自分ではないと言い聞かせた。
[下等なる人間よ。今すぐ立ち去れ。今なら逃がしてやるから早く去れ]
大層や槍を持っていても、所詮は子供である。殺気を浴びせればすぐに逃げるに違いないと思った。が、答えは槍の一振りである。そしてその槍の一振りによって眷属が
すべて消え去ってしまった。悪魔はそれを見て、今攻撃を与えれば死ぬと思い
魔力を放つが槍によって弾かれるか避けられるかのどちらかであった。
[お前が、俺の父さんをこんな目に合わせたのか]
[す、すまない。この通りだ。許してくれ] 必死に命乞いをするが意味はなく
槍の1突きで呆気なく消滅した。少年は悪魔を殺した後急いで父の所へいくが
もう致命傷だということはわかっていて後は看取るだけだった。
[お前はこれからどうする?]
[俺は修行するよ。今よりもずっと強くなって見せるさ。]
[そうか、修行するのか、ならば帝釈天の所へ行くといい。父さんも昔行った事があるよ、それに僕の持っている神器をお前に託そうと思う。もうじき帝釈天が来るだろう
だからそうするんだ]
[父さん 今まで本当にありがとう。うぅ、ぐす]
親子の最後の会話をしていると天が光り1人の男が現れた。
[HA.HA.HA お前が、とうとうくたばるとはな。随分呆気ないもんだ。
[あぁ帝釈天か。どうか僕の願いを叶えてくれ]
[はぁ、しょうがねぇ。昔のよしみでやってやんよ]
[すまないな]
[それで神器も小僧にやりゃいいのか]
[ああ、頼む。]
[おい、付いて来い。小僧てめぇにお前の親父の神器とてめぇに修行つけてやるよ。 てめぇの親父の神器はな
聖母の微笑みっつう野郎のくせに聖母っつう意味の分からねぇもんだがかなりのレアモンだ。
本当だったらもらいてぇ所だがお前の親父に頼まれたからな感謝するんだな]
[その聖母の微笑みってどんな能力なんだ?]
[そりゃあなぁ受けた傷を治す便利なもんだ。しかも奴の禁手は相当やばいもんだ。たくさん修行するんだな。]
[あぁ、俺頑張るよ]
〜5年後〜
[ふっ、ふっ、はぁ]
[いい感じになってきたのぅ。12歳でこれだと将来は神だって屠れるかもしれないさね]
[西遊記の孫悟空に言われるとは。光栄の極みだ。]
[本当に修行に出ちまうのかい。ずいぶん寂しくなるねぇ。]
[俺は人間としてどこまでやれるかを試したい。それに英雄には仲間だっているしな。]
[いいか。よく聞くんだ。今のお前さんなら仙術もある程度は使えるから並の物は倒せるだろう。]
[さてと、まずは仲間を集めて行こうか。