〜IS 覇王の行く道〜   作:羅正紋

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羅正紋「皆さまコンニチワ。羅正紋です。....プロローグ投稿時点でなんとお気に入りが17+1が来てました(+1は自分の)有難いです。皆さまの期待に答えれるよう頑張ります!では本編ドゾー」


第一話 適性検査あるいは入学

 

IS(インフィニット・ストラトス) 覇王の行く道〜

 

 

 

第一話 適性検査あるいは入学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曰くーーその王は暴君であり、

その王は人々の羨望を纏めた名君であり、

その王は最後まで臣下と共に夢を見た夢の共有者であった

 

 

 

 

 

 

 

「ここが測定所か」

 

 

自転車を走らせること10分、イスカンダルは測定所に着いていた。

 

 

何故か分からないが自然とこの町の道なりは頭に浮かんできた。恐らく神からの贈り物なのか、もしくは....嫌、よそう。IFの事なぞ考えるだけ無駄というものだ。

 

 

「ふむ、皆死んだ様な目をしておる....それ程ISというものは重要なものなのか?」

 

 

この征服王、知性はあるのだが、如何せん別世界に産み落とされた身、未だにISの重要性を理解していない。

 

と、考え事をしていると

 

「次の人、早くしなさい!あぁもう、なんだって私が男の検査をしなきゃならないのよ....全くめんどくさいわ....」

 

と、『女尊男否』の考えにどっぷりと嵌ってしまった女の声がする。

 

 

 

「よし、この征服王たる余が征服の算段を立てるため、手始めにこのISというものを乗りこなせて見せよう。この身はかつてライダーのクラスで呼び出されたが故に。」

 

 

そう言ってイスカンダルは中世の騎士を思わせる機械に手を触れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー瞬間

 

 

 

 

「む?むぉっ!?」

 

 

イスカンダルの脳内に流れ込む大量の情報

 

それはISの情報だった。流れ込むのは機体の出力や特性、エネルギー残量や最高速度などISを動かす上で必須の情報だ。

 

 

更に情報は送られ続けた

 

 

 

皮膜装甲展開(スキンバリアーオープン)........完了

 

推進機(スラスター)正常作動........確認

 

近接ブレード........展開

 

ハイパーセンサー最適化........完了

 

 

IS(インフィニット・ストラトス)起動(ジェネレート)

 

 

 

 

「む?ふむ、なかなか悪くない。だが、相棒(ブケファラス)に比べれば些か乗り心地は悪いな。」

 

と、この世界での一大事を人事の様に自身がまとうラファールの乗り心地を1人解説していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園、という学校がある

 

 

詰まるところのISを専門に扱う学校だ。

別に何かを専門に扱う学校は珍しくない。いわゆる専門学校、というものが今までにあったからだ。

 

 

しかしこのIS学園、専門に扱う物がISなため、いろいろと制約や条約がある。

 

まず初めに、ISと言うのはソレ単体でも一国の軍事を担えるほどの兵器としての完成度を持っている。ISの登場によって過去の兵器を鉄くず同然に変えてきた程だ。

 

しかし、兵器としての側面が強すぎた為、『アラスカ条約』によって兵器としての側面は勿論のこと、ISのことを学ぶためのIS学園の在り方、ISの情報の独占の禁止などを明記され、現在は『スポーツ』と言う形で落ち着いている。

 

IS学園はISのことを()()学ぶための学校だ。そしてISは一部の特殊な例を除き絶対に男には動かせない。

 

つまり何が言いたいのかというと、

 

 

「女子しかいねぇ〜....」

 

 

そう、周りに女子しか居ないのだ。男子にとっては夢の楽園、永遠に遠き理想郷だろう。しかし全校生徒が女子となると話は別だ。いくら某ネズミーランドもびっくりな夢の国と言えど気軽に喋れる男友達というのはいつの時代、いかなる場所であろうと重要なものなのだ。

 

 

「....くん」

 

 

まず、女子だらけの教室の中に男子をぽつんと放り込むのは、ピラニアの群の中に一口大にした牛か何かの肉を放り込むのと一緒ではないのだろうか....

 

「....お....ら君!」

 

そもそもなんで藍悦学園に向かってた筈なのにIS学園にきてるんだよ!どんなオヤジギャグだよそれ!

 

「織斑一夏くん!」

 

「は、はい!?」

 

「え、えっとごめんね。今自己紹介の途中で今『あ』から来て今『お』なんだよね。お、怒らせちゃった?ご、ごめんね。自己紹介してもらっても良いかな....?」

 

 

しまった。考え事をしてたら自己紹介の順番が来てしまった。そして俺の前には何故か目をウルウルさせて上目遣いで俺を見てくる先生ーー山田真耶先生と言うらしいーーが両の手をがっしりと掴んで俺の方を見てくる

 

ーー視線が痛い

 

「先生、落ち着いて下さい!ちゃんとしますから!」

 

「ほ、本当ですか!?約束ですよ!先生との約束ですよ!」

 

 

余計に目をウルウルさせてこっちを見てくる山田先生。....何だろう。グッとくるものが....

 

さて、自己紹介だな。

 

「織斑一夏です。えーっと趣味は....特にありません。宜しくお願いします。」

 

と、完璧な自己紹介をしたというのにクラスの女子は「まだ何かあるよね?」と言う視線を投げかけてくる....ここは....

 

①「以上です!」と切り上げる

②自分がISを動かした経緯を語る

③ハンサムな織斑一夏はなにか作を考えつく

 

この3つか....③が一番だがそれはない....②なんて聞きたい人とかいないでしょ。ポンコツみたいな理由だし。迷子になったなんて絶対に言えない....①だな。

 

 

「以上です!」

 

 

 

『ガタタッ』という音と共にクラスの女子が数人ズッコケた。おお、ドリフもかくやというこのコンビネーション....業界狙えるんじゃないのか。

 

と、そんなことを考えていると

 

 

『バッシィィィィィン!』

という音と共に俺の脳天に()()簿()が振り下ろされた

 

「いっ....痛ってぇぇぇぇぇ!」

 

そして叩かれた方を振り返ってみるとそこには....

 

「げえっ!バーサーカー!?」

 

「誰が狂戦士か馬鹿者」

 

2度目の出席簿アタックが敢行されました。

 

イタタタタ....知ってる?脳って頭叩かれたら脳細胞が5千個死ぬらしいよ....ああ、俺の脳細胞が....

 

 

「あ、織斑先生、もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、山田くん。クラスの挨拶を押し付けてすまなかったな。んっん....諸君、私が担任の織斑千冬だ!君達新人を一年で使い物になる操縦者を育てるのが仕事だ。いいか、私の言うことはよく聞き、理解しろ。出来ないは聞く耳もたん。出来ないのであれば私が出来るまで指導してやる。私の仕事は諸君ら弱冠15歳を16歳までに鍛えぬくことだ。私の言うことにはイエスかハイで答えろ。いいな!」

 

 

嗚呼、なんと素晴らしい暴力宣言ここまで来るともう....なんていうか....凄いの一言だよね....全く、そんなんじゃ呆れられ....

 

「キャァァァ!千冬様よ!本物の!」

 

「私、故郷から千冬様に憧れてやって来ました!あえて光栄です!」

 

「私お姉さまの為ならなんだって出来ます!」

 

きゃあきゃあと騒々しく騒ぐクラス一同、上がる黄色い歓声、今この教室は混沌空間へと変貌したーー

 

 

「全く....毎年毎年、なぜ馬鹿ばかり私のクラスに集まるんだ?なにか仕組まれているのか....?」

 

本気で呆れているのだろう、呆れも一周して疑惑が学園へと向けられる。哀れ学園、恨むならIS学園の新一年生を恨むがいい。

 

「キャァァァ!もっと罵って!」

 

「でも時には優しくして!」

 

「でも付け上がらないように躾もして!」

 

 

だめだこいつら....早くなんとかしないと....

 

「全く....ああ、そうだ、あと一人、このクラスに急遽入ることとなった生徒がいる。はいれ!」

 

クラス内がシーンとする。千冬に紹介された人物がどのような人物か気になっただけではない。何故か騒々しくしてはいけないと思ったからである

 

「紹介しよう、世界で二番目の男性操縦者の『イスカンダル』だ。みんな仲良くするように。」

 

その風貌は一言で言うならばワイルドであった。

 

髪は赤色でオールバックに纏められ

年齢と不釣り合いな圧倒的強者のオーラ

顔は知性と若さを感じさせながらも『王』と言う強者の出で立ち

 

英雄王、騎士王と高潔な王がいた。彼らにも後の後世に伝えられる伝承があり、そのあり方を書いたであろう名作と呼ばれる本があれども、『征服』王と言う民のために征服し、また、自らの夢のために臣下を率いた王はこの人物だけであろう。『征服王イスカンダル』と

 

「イスカンダルだ。みんな、よろしく頼む。」




羅正紋「....長なったわ....ビックリ....あ、ISの原作を一気買いしましたwこれから読もうと思いマース。では次はイスカンダルの挨拶からセシリアの死フラ立てのとこまで行こうと思います。では皆さん次回もお楽しみに!」
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