俺の古代地縛融合デッキ   作:凡人9号

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TFSPで遭遇して、そしてやりたくなったんだ。だってカッコいいじゃんコイツ。


俺の制裁デュエル

黒尽くめの不審者をヒャッハーしたデュエルで倒し、気絶させたので十代達に合流してなんか感動巨編の中盤みたいなシーンに遭遇して隼人だっけコアラ顔の奴と先に寮に戻って今日の満足反省会を開いていた。

 

「ダークシンクロに集中しすぎてた。その気になればトリシュ―ラセットを提供出来てたはずなのに、俺の腕は錆び付きまくっちまったな・・・カードが作られた時に数回調整しただけだしな。うん、壁相手にソリティアでもするか・・・カードが圧倒的に足りないけど」

 

主にシンクロが。エクシーズ、特にチェインでもあれば面白いんだけどなぁ。

 

適当にデッキをシャッフルしてデッキトップを五枚引き、一枚ドローする。

手札抹殺、インフェルニティ・ジェネラル×2、インフェルニティ・ネクロマンサー、インフィニティ・インフェルノ、インフェルニティ・ビートル。

なんでこんなにジェネラルさんと手札抹殺がセットで手札に来まくるんですかねぇ。

そのまま手札抹殺を発動して五枚ドロー。

インフェルニティガン、インフェルニティ・デーモン、インフェルニティ・ドワーフ、インフェルニティ・ビースト、二重召喚。

二重召喚をセットしてインフェルニティガンを発動してドワーフとビーストを墓地に送る。

デーモンを召喚してデッキからネクロマンサーを手札に加えて伏せた二重召喚を発動して

墓地のジェネラルを除外してビートルとネクロマンサー特殊召喚、

ビートルリリースしてデッキからビートル二体特殊召喚。

デーモンとネクロマンサーにビートルをチューニングしてトリシュ―ラ。

墓地のジェネラルの効果でネクロマンサーとビースト蘇生。ネクロマンサーの効果でデーモン蘇生。

ネクロマンサーとデーモンにビートルでチューニングし二体目のトリシュ―ラ。

そして全てを纏めてデッキケースへと収める。

 

「ここまですりゃ大丈夫だろ、あー頭使ったー頭痛ー・・・で、これあってるのか?大丈夫なのかこれ?」

 

しかし、思い出せば思い出すほど満足民ってのは頭おかしい連中ばっかりだな。トリシュ三体並べたり、深海に潜むサメ使ったり、空母使って除外したり、ループして満足したり・・・インフェルニティ使ってた時に友人が俺をそう呼んだけど満足民の中でも下の下だろう、いや今の有様じゃ名乗れもしないだろう。

大体なんなんだよ「このカード使ってループ考えて」って言われてから五分でループ完成させるとか・・・他のループを雛形にしてるにしても明らかにおかしいだろ、って連中が満足民だ。

 

手札ゼロっていう利点と欠点を生かすために「こっちが手札ゼロでもさ、相手が逆転困難な状況を作ればデメリットにならないんじゃね?」という狂気染みた発想の元ループを生み出している連中でもある。

俺はそこまでの脳みそが無かったから最先端を走る化け物達の恩恵にあずかっているだけだった。

 

俺に出来るのは満足神を出して満足するだけ・・・満足、もっとだ。もっと満足を・・・

 

 

 

デッキ調整が終わって寝落ちして、起きたら椅子にロープで縛り付けられていた件について・・・

 

「起きましたか、足利満君」

 

そんな俺の目の前にはガラス張りを背にして社長机に社長椅子と偉い人感丸出しのスキンヘッドのナイスダンディ・・・誰だ?って思ってよく見たらこの学校の校長だった。入学式でモニター越しに挨拶してたのを思い出した。名前は・・・鮫島、鮫島?名前なんだっけ?

 

「えっと、どうも校長先生。状況が良く分かってないんですけど」

「話は大徳寺先生や遊城十代君達から色々と伺いました。あの廃寮に忍び込んだらしいですね」

「あー、はい。校則違反だったんですか?」

 

色々考えた末に堂々と嘘をつく事にした。うん、だって俺のデュエルスタイルは耳に入ってるだろうし別に気にしない事にした。

 

「その事でですね、アカデミアとしては校則違反をした者達に罰則を与えなければならないのだ」

「まあ見せしめとしては必須ですしね」

「そこで、制裁デュエルとして遊城十代君と丸藤翔君の二名でタッグデュエルを、そして君にはソロデュエルをしてもらう事になった」

 

うん?俺と十代と丸藤弟の三人?コアラ顔はそもそも入ってないらしいし、天上院は確か中にいたよな?

 

「・・・ああ、天上院はブルーだから仕方ないね」

「汚い大人だと罵って貰って構わない」

「別にいいんじゃないですかね、組織を守るためですから。で、俺の相手は決まっていたりするんですか?」

「揉めてはいるらしいが、余程のことが無ければ教師の誰かになるだろう。そのつもりでいてくれ」

「使うデッキは何でもいいんですか?」

「構わないとも。君のこれからがかかるデュエルだからね」

「じゃあ全力でバーン使いますねー」

「・・・私に言っていいのかね?」

「勝つためのデッキなんてバーンくらいじゃないですかね。今のデッキそろえるまで地元でギャンブルとバーンでのDP稼ぎで鳴らしてた身なんでね。デッキバレ、対策なんでも来いよ、って感じです」

「ま、まあ楽しみにしておるよ」

「それで校長先生・・・これ、外して貰ってもいいですか?」

「ああ、すまないね。今外すよ・・・所で、遊城十代君から聞いたのだが、君は千年アイテムに詳しいようだね」」

「人並みだと思いますけど、え?なんかあるんですか?」

「いやぁ、私も噂程度でしか聞いたことが無くてね。やはり気になるじゃないか」

 

その後もなんか「管理委員会が手荒だ」のどうのと愚痴りながらロープを外してくれた。

苦労してるみたいなんで今度のデュエルで盛大にバーン決めてやろうと心に刻んだ。

 

 

 

バーンカードを探していたら色々と面白いカードが出てきたのでそれを主体にデッキを組みしっかりと調整に調整を重ね、

 

「ヒャッハー!特訓の時間だゴルァ!」

「うおっ!一日も引きこもってた上になんなんだな突然!」

 

完成したから部屋を出て十代達の部屋のドアを蹴り開けて中へと入っていくと、パンダ顔しかいなかった。

 

「言っただろ、特訓の時間だ!」

「そんなことよりも、十代と翔の制裁デュエルって今日なんなんだな。だから、お前の制裁デュエルも今日なんじゃないか?」

「え?俺日にち言われてないぞ?」

「・・・え?」

「ま、まあデッキは用意してあるし大丈夫だろ。おいコアラ顔、お前も来いよ」

 

そして後ろ襟をつかんでそのまま引きずっていく。「はなせなんだな」とか「くるしいんだな」なんて声は気にしない。

 

多分制裁デュエルが行われるであろうデュエルスペースへ向かっている最中で出入り口付近にいたクロノス先生が駆け寄ってきた。

 

「遅いノーネシニョール・足利。まずはシニョールからの制裁デュエルなノーネ!」

「いや、俺いつデュエルするか言われてないんですけど」

「なっ!シニョールがデュエルする担当が日時を伝える担当だったノーネ!」

「デュエルアカデミアガバガバ過ぎませんかねぇ」

「な、なにはともアーレ、急いでデュエルスペースに急ぐノーネ!」

「はい、じゃあコイツここに置いて行くんであとよろしくお願いします」

 

クロノス先生に頭を下げてから走り出す。後ろから「シニョール前田!何故こんな事になったノーネ!」と聞こえたが涙を堪えて目の前の光に向かって走っていく。パンダ顔、お前の犠牲は無駄にはしないぞッ!

 

「あー、すみません遅れました」

「遅かったですね足利君、では早速始めましょうか」

 

なんか爽やかな先生がデュエルコートに立っていたが・・・どこかゲスな雰囲気を感じる。ゲスなのはゲスなんだけど実力をあまり感じない。いyくぁ、あまり実力が無いからゲスなのか?

 

「っと、その前に先生、俺のデッキカットして貰ってもいいですかね」

「不正防止ですか、一応デュエルディスクにセットした時にもシャッフルされるのですが・・・構いませんよ、私のデッキもお願いします」

 

デッキケースから取り出した用意したデッキを渡し、受け取ってデッキもシャッフルして返し、戻ってきたデッキをディスクにセットし、再びシャッフルされたのを確認して立ち位置へと移動する。

 

「では、これより制裁デュエルを開始します。勝っても負けても自己責任でよろしいですね」

「問題は無いので早くやりましょう」

「デュエル!」

「この場にいる全員に向けて先に言っておこう!このデュエル、互いにライフポイントを削ることなく決着がつく!デュエッ!」

 

デッキからカードを五枚ドローして確認・・・oh・・・もうこれ王手一歩手前やん・・・

 

「何か聞き捨てのならない事を聞きましたが、まあいいでしょう。私の先行でドローです。カードを三枚伏せ、モンスターを一体セットしてターンエンドしましょうさあ、互いのライフポイントを削ることなく私に勝って見せなさい!」

「では俺のターンドロー!手札から天使の施しを発動!三枚ドローして手札を二枚捨て、強欲な壺を発動で二枚ドロー、手札断殺を発動してお互いに二枚捨てて二枚ドロー、天使の施しを発動して三枚ドローから手札を二枚捨てる、成金ゴブリンを三枚発動して相手のライフを合計3000回復させて三枚ドローそしてまた天使の施しを発動して三枚ドローで手札二枚捨て・・・宣言通り勝たせてもらうぞ先生!いや、勝ったッ!」

「手札補充、ライフを削らずに勝つ・・・ま、まさか足利君!君はッ」

「はじめはさ、バーン使って楽に勝とうと思ってたんですよね。でもよぉ、なんか色々大変そうで疲れてるだろう鮫島校長に俺からのファンサービスだ!手札にこの五枚のカードが揃った時、デュエルに勝利する。その封印を今一時だけ解き、顕現せよ!封印されしエクゾディア!」

 

ディスクのモンスターゾーンに手札から五枚のカードを乗せていくと俺の背後に巨大な五芒星の魔法陣が現れ、その中から出てきた二つの腕が魔法陣の縁をがっしりと掴み、顔を、その上半身を出現させた。

 

「ヒャーハッハッハ!目ん玉開いて脳みそに焼き付けろよ民衆共!エクゾディアなんて普通にしてたら早々見れるもんじゃねぇんだからよぉッ」

 

そう、俺のデッキはひたすらドローしまくってエクゾディアを揃えるだけのデッキ。バニラ積んで凡骨の意地とか活路とか積んでるんだけど出てこなかったな・・・

 

「解き放て!怒りの業火、魔神猛火砲(エクゾード・フレイム)

「私の、私のぉおおおおおおおおおおおおお!」

 

ソリッドビジョンのエクゾディアの攻撃を浴びながらなんか叫んでその場にぶっ倒れた。まさか、質量を持ったソリッドビジョン、この時代で完成していたのか・・・なんて冗談は置いておいて。

 

「くぅ~疲れました、これにて制裁デュエル終了です。では解散」

 

で、あの先生の名前って何だったんだ?

 

 

 

俺のデュエルも終わったから退場し、これから制裁デュエルの十代と丸藤弟とすれ違いついでに励まして、クロノス先生とあった所に辿り付き、寮に戻ろうとしていた矢先、俺の背後から声がかけられた。

 

「先ほどは素晴らしいデュエルでしたよ、満ボーイ」

 

その声と語尾に恐る恐る振り向くと、赤いスーツに片目を隠すような白い長髪をした人物、

 

「ぺ、ペガサス・J・クロフォード!?」

 

遊戯王世界に置いての遊戯王(デュエルモンスターズ)の生みの親がそこに立っていた。




ちなみにエクゾディアを出した理由はTFSPでじーちゃんと戦った結果エクゾディアに負けたからです。
じーちゃんがマップにいるの見てそういえば戦ったことなかったな、と思い立った直後のソロデュエルで俺の古代地縛融合がぶっ潰された。

次回の為に漫画遊戯王を引っ張り出してペガサスの口調の研究を始めます。独特過ぎるんだよなこの人の言い回し。
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