そしてノーデュエル回
三沢とデュエルをしていたらいつの間にかデュエルアカデミア島に付いていたいたみたいだ・・・デュエルと煽りに熱中してて気づかなかったぜ。
「必ず勝ってやる!」
「俺は逃げも隠れもしねぇさ。いつでもかかってきな、俺のデッキ調整の贄としてやるぜ」
「ほざけ、次こそ俺がデッキ調整をさせてもらう」
「んじゃ後でな三沢」
ひとまず別れ、合格通知が届いた時に同封されていたオシリス・レッドの制服に袖を通してアカデミア中のホールへと向かう・・・
普通椅子とかあるだろ、なんで入学式なのに立ちっぱなしなんだよ・・・つーかレッドか、いやまぁ別にいいんだけども。
隣には立ちっぱなしで寝てるクロノス先生に勝った茶髪メンがいるがあまり接しないようにしておこう、闇デュエルとか痛そうで嫌だ。なんて思ってるとコカパクアプが二の腕をタップしてくる。意識を戻してみれば三沢がこちらに近づいてきていた・・・
「まさか・・・レッド、なのか?」
「多分リスペクトの方針だろうな。全く。ブルーの連中よりも強いだろうお前がイエローとはな、やっぱクソだわアカデミア」
「なに、すぐにブルーに上がって見せるさ」
「いいねぇ、やる気満々で。レッドがイエローに上がるのは辛そうだ」
「そもそも足利はそういうの気にしないだろう?」
「デュエルは口よりも語る、ねぇ。いい言葉だと思わないか?全く」
「皆一度お前とデュエルすればお前の考えが分かるというのに・・・皆負けたくないそうだ」
「ヘタレ共はイエローで燻ってろ。レッドは良いぞぉ?失うモノがなにもない」
「どちらかと言うとレッドの方が燻っている者が多いと思うのだが・・・」
離しながら表に出、荷物を置きに互いの寮へと向かおうと歩いていると通路の脇に置かれている銅像に腰かけた茶髪が話しかけてきた。
「やあ二番。お前はオシリスレッドか?」
「いや、ボクは制服を見てわかるようにイエローだ」
「あ、制服の色ってそういう事だったのか」
「つまり、俺と同じ寮って事だ。よろしくな」
「あっ!あのアンティーク使い!」
「アンティーク使い?・・・俺は
「足利満、んでこっちは三沢大地」
「それにしても、どうして君と足利がレッドなのか、不思議だよ」
「ん、なんだか引っかかる言い方だな」
「そりゃお前の心が汚れてるからだ遊城」
「そうだな、こいつの煽りなんて酷いものだぞ?」
「顔が?ねぇ顔が?」
「顔殴るぞ」
「ごめん、ごめんて三沢。だからその拳を収めてくれ」
「拳?何を勘違いしている、これが取り出すのはデッキだ!」
「まだ調整すんでないだろ返り討ちにするぞ落ち着け!」
「こいつはこんな風にサラッと毒を吐いてくるからな、慣れておけよ。一番君。じゃあ足利、また今度デュエルしてくれ」
「いつでも来い、俺のデッキの糧にしてやる」
なんか一人称がボクになった爽やか三沢君と別れ・・・
「で、そっちの青いのはなんでさっきっから俺を睨んでるんだ?」
「髪の色がかぶってるし、ヒールじゃないか!」
「ヒールも必要な役割だぜ?それに俺の髪は自前だ!」
「僕の髪だって自前さ!」
このチビっこいの、満足さんより前のキャラだからって調子乗りやがって。
問題は、俺の外見が年々満足さんに似てきてるって所だ。後は袖無しジャケットとバンダナを巻けば完全に
「こうなりゃ・・・もうデュエルで決めるしかぁねぇよなぁ」
「うっ・・・い、今はすぐに寮に行くッス!」
「あ、待てよ翔ー」
「おい、デュエルしろよ」
「おっ、追ってくるなよー」
「俺と、俺とデュエルしろぉおおおおおおおおお!!」
そこまで気合を入れずに走ってるってのにあっさりと追い付かれるとかおせーよホセ。
そんな事やってる間に崖際の赤い屋根のアパートの様な寮に辿り付いた。
「で遊城、こいつの名前なんて言うんだ?」
「
「デュエルすれば皆友達。あいつが俺とデュエルするなら仲良くしてやってもいい・・・あの様子じゃしねぇだろうけどな」
「そうか?お前のデュエル船の中で見たけど俺は好きだけどな、アレってワザとやってるんだろ?」
「・・・なんでデュエルしてないのに分かるんですかねぇ」
「分かるぜ。いいデュエルだったからな!俺ともデュエルしてくれよ」
「まだ調整中なんだが、調整に手伝ってくれるならいくらでも」
「クロノス先生と同じテーマのデッキ使うんだろ?いいデュエルが出来そうな予感だぜ!」
「テンション高いなぁこいつ」
「デュエルしてる時のテンションがおかしい満には言われたくないぜ」
「まぁどっちが頭おかしいかで言えば俺だわな」
デュエル中に突然爆笑し始めて顔芸し始めるんだからな、どう考えても頭イッてますわ。
「とりあえず俺は荷物置いてくるわ」
「ああ、荷物置き終わったら一緒に探検に行こうぜ!」
「デッキ調整するわ」
「えー行こうぜ!三人で行けば楽しいと思うんだけどなー」
「内二人の間がギスギスするからやめとけ。友人の友人って仲がいいわけじゃないんだぞ」
「分かった、翔と行ってくる・・・帰ったらデュエルしようぜ!」
「おー、調整の確認手伝ってくれ」
制服と同じく合格通知に同封されていた寮の鍵を取り出して部屋を確認して扉を開ける。
スッゲーボロい上にベットが一つしかない。参ったな、俺は布団派なんだが・・・
「ま、デッキ調整できるなら何でもいいか」
さて、カードを増やして削って行こう、まずは・・・手札補充と言えばこれ!手札のレベル8のモンスターを墓地に送って二枚ドローするトレード・イン。すっかり存在を忘れてたりしたことは内緒だ。
あとはー・・・フュージョン・ゲートでも入れとくか?フィールド魔法だし、融合出来るし・・・なんで俺はこれ入れてなかったんだ?こんなんじゃ満足できえねぇぜ。
古代の機械工兵はどうしようか・・・一応入れておこう。最悪手札コストとして墓地に行って貰う事にしよう。
さて、削るのは・・・プリズマー三積みは流石にやりすぎと言うか三枚ある恩恵をあまり感じないから除いておく。プリズマーをあまり引けなくなったら入れる事にしてサイドデッキにこっそり入れておく。
「しかし、サイバー・ドラゴン三積みはどうしようか、減らすか・・・いや、パワーボンドプリズマーサイバードラゴンの三枚が手札に揃った時の火力を考えると・・・しかし一回やってみたいなぁ、パワーボンド古代の機械究極巨人リミッター解除で狙うは理論値17600。オベリスク四体分の攻撃力だ、オベリスクブルーぶっ潰してやるよ」
「随分と物騒な事を言っているな」
「うおっ!・・・なんだ、三沢か。いつ来た?」
振り返るといたのは三沢・・・あれ?俺部屋の場所教えたっけか?
「ここに来る際に例の一番とすれ違ってな、教えて貰ったのだ」
「軽く調整も終わったが、やるか?」
「いや、調整を手伝って貰おうと思ってな」
「猫の手も借りたいってか?」
「俺はブルーに上がる。それに相応しいデッキを作らねばな」
「なんだか面白そうだし手伝うわ。コンセプトは?」
「オベリスクブルーからとって水属性デッキだ。いや、水族デッキはあるんだが、さらに強いのをな」
「ガガギゴとかどうよ」
「アトランティス含めてノーコストで2650か、確かに魅力的だが、俺が求めているのは攻撃力ではない!」
「つまり万能性か。弱ったな、俺は一撃特化だからなぁ」
「・・・一撃特化がテーマならば手札事故などが起るはずなのに起きないお前はやはりおかしい」
「俺の本領発揮は顔芸してからだからなぁ」
「・・・なるほど、通りで俺とのデュエルで妙な顔をしているわけだ」
「ぶっちゃけそういうの抜きにしてやってて楽しい」
「タチが悪いな、足利」
「じゃ、デッキ調整やっちまおうぜ。余分なカードは持ってきてんだろうな」
「当たり前だ、他者から借りたカードでデッキを組むほど落ちぶれてはいない」
こうして三沢のニューデッキ調整に付き合わされることになったわけだ・・・遊城が帰ってきたら三沢とやらせてみるのも面白そうだな。
家を漁ってみても見つかるのはポケモンカードとデュエルマスターズだらけ、そんな中でつい衝動でストラクチャーデッキのシンクロン・エクストリーム買ってみたんですよ。
久しぶりに触る遊戯王カード。こんな小さかったっけ?と思いながらスリーブに入れてカードをシャッフル。
大体三、四ターンでスターダスト・ウォリアー出せるってどういうことなのこのストラクチャーデッキ(ドン引き)