俺の古代地縛融合デッキ   作:凡人9号

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一体TFSPで何戦して丸藤弟のデッキを解読したことか・・・


俺とvsロイドデッキ

「満ー起きてるかー?」

「起きてるけどよ・・・ノックしろって言ったよな?」

 

太陽が昇る前に起き、デュエリストとして持っていて当然なデュエルマッスルにデュエル身体能力を鍛えるために島の走れる場所をグルっと一周し、デッキ調整をしながら空いている手をダンベルで鍛えている最中に重大が部屋に飛び込んできた。

ってかなんでドアの鍵がスルーされてんだ?俺ちゃんと鍵閉めた・・・あ、帰って来た時に閉めてなかったわ。

 

「で、どうした?」

「いや、昨日いつ帰ってきたんだよ。心配でお前の部屋から物音で起きちまったぜ」

「心配してたらそこは『寝れなかった』くらい言えよ・・・いややっぱ言わなくていいわ、キモイ」

「で、あの後どうなったんだ?」

「警備員に捕まってクロノス先生からお説教。んで明日に反省文提出しろってさ」

「え?じゃあ反省文書かなきゃいけないんじゃないのか?デッキ弄ってる時間あるのか?」

「授業中に書けばいいだけだろう」

「たたでさえ眠くなる授業中にそんな頭痛くなるようなことよくできるな、満」

「授業中に寝るのもどうかと思うぞ?」

「あ、そういえば今日翔とデュエルするって言ってたよな、今からやるのか?」

「お前ホント唐突だよな十代。流石に朝一ではしねぇよ。デュエルってのは一番油が乗ってる時にするもんだぜ?」

「じゃあ学校終わったらか?」

「昼。あいつにも言っとけよな」

「昼か。分かった、飯食い終わったらだな」

「何言ってんだ?デュエルしながら飯食うに決まってるだろ、馬鹿か?」

「・・・ああ、理不尽ってこういう時に使う言葉なんだな。良く分かった」

 

デュエル飯は基本。まぁ購買のパンだろうけどデュエル中に食うならデュエル飯でいいだろ。

 

 

 

授業中にこっそりコツコツ反省文を仕上げていき、十代とチビ眼鏡と並んで購買へと行き、カツサンドがあったので手を伸ばすと誰かと全く同じタイミングで伸ばしたのか、指先同士が当たった。

顔を上げてみれば・・・青と白の制服を着た金髪の女子生徒。

 

「あっ、貴方昨日の!」

「昨日?さっぱり分からんがカツサンドは譲るわ。あ、おねーさんドローパン二つとお勧めカードパック一つで」

「え?お勧めでいいの?これだ!って言うパックは無いの?」

「カードとの出会いはすべて運命。と言うわけで何か一つ」

「うーん、じゃあこれはどう?」

 

そう言ってサンバイザーをつけている購買のお姉さんが取り出したのは・・・黒いコートを着た人物の後ろ姿がパッケージイラストで、その人物から見て前にはアームドドラゴンがいる・・・なんだこのパック?

 

「なんかわからんがそれで」

「ありがとうございまーす」

 

お姉さんからパックとドローパンを受け取り購買を後にする。

うん、したんだけどなぁ?

 

「昨日、私を無視してたでしょ」

「昨日は女子に話しかけられた記憶ないんだけど?」

 

なんか金髪ブルーが付いてくるんです、誰か助けて。

 

「じゃあ完全に気付いてなかったこと!」

「そういう事なんじゃね?」

「それはそれで何か嫌だけれど・・・はぁ、ところでこれからどこに向かってるの、まだ授業あるわよね?」

「その辺でデュエルすんだわ」

「その辺って・・・デュエルコートを使えば?昨日も使ってたんだから」

「さっきっから何言ってんだ?って思ってたけどまさか夜の事言ってんのか?」

「その通りよ!・・・まったく、なんなの貴方?」

「足利満。そういうお前こそどなた様?」

天上院(てんじょういん)明日香(あすか)よ。で、これからデュエルって、昨日のレッドの生徒と?」

「茶髪の方想像してるんだろうけど残念、俺と髪色が若干被ってる方」

「え?・・・ちょ、ちょっと連絡してくるわ」

「ってか見学する気かよ・・・」

 

PDA取り出して後ろ向いたままだし、なんか通話し始めてるし、おまけに誰か呼ぼうとしてるし・・・

待ってる間暇だし買ったパックを確認してみよう。

 

打ち出の小槌

おジャマトリオ

おジャマキング

アームド・ドラゴンLv.5

Z-メタル・キャタピラー

 

中身を空けてようやく分かった。ああ、これ万丈目のパックの奴か。

ひとまず・・・打ち出の小槌、これはデッキに入れだな。手札を任意の枚数デッキに戻してシャッフル、その後同じ枚数ドロー出来るとかなんて俺向けなんだ、これは満足だ。購買のお姉さんありがとう!

 

「待たせたなー満ー・・・ってあれ?あっちで電話してるのって」

「天上院って奴だ。なんか俺が昨日無視してたって言ってきてな」

「あー、満はデュエルに集中してたからな」

「よ、良く逃げずに来たッスね!」

「誰がテメェ如きにビビるかよ。呆気なく負けても凹むなよ?当然の事なんだからな。それに、さっさとやろうぜ、デュエリスト名乗りたいなら」

「・・・デュエルで語れ、ッスか・・・」

「ライフはどうする?4000でいいのか?」

「そう言って実はパワー・ボンドで自爆回避したいだけなんじゃないッスか?」

「ほう?こりゃ楽しめそうなデュエルになりそうだな」

 

互いにデュエルディスクにデッキをセットし、カードを五枚引き抜く「デュエル!」「デュエッ!」そして電子音と共にライフを表示する画面に表示される「後攻」の二文字・・・ッチ。こうなったらドローパンを食べて気持ちを落ち着けるしかねぇ!・・・お、ハンバーグ、こりゃ当たりだ。

 

「僕の先行、ドロー。モンスターを一体セットして魔法カード、機甲部隊の最前線を発動!そして一枚カードをセットしてターンエンドッス」

「じゃあ俺のターンだ、ドロー」

 

さーて、手札は・・・

 

古代の機械巨人×2

古代の機械兵士

古代の歯車

古代の機械工場

次元幽閉

 

何だこの手札・・・何だこの手札・・・

 

「手札からモンスターを一体セット、カードを二枚伏せてターンエンドだ」

「あれだけ言っておいてその様ッスか?僕のターン、ドロー。手札から、サブマリンロイドを召喚ッス!このカードは相手にダイレクトアタックできるッス!いけ、魚雷アタック!」

「リバースカードオープン、次元幽閉!除外されろダイレクトアタッカー!」

「ああっ!僕のマリンロイドが!・・・ターンエンドッス」

「さて俺のターン、ドロー!・・・古代の機械兵士を召喚し、カードを伏せてターンエンドだ」

「僕のターン、ドローッス!ドリルロイドを召喚ッス!」

「その召喚に発動!落とし穴。そいつは墓地送りだ」

「モンスター出てこない代わりに除外罠多めとか・・・どんな手札だったんッスか・・・ターンエンドッス」

「中々に愉快、だと言っておこう。ではドロー!フィールドの二体のモンスターを素材に手札の古代の機械巨人を召喚する!」

「なっ!これが狙いだったんッスか!」

「これだけじゃないぞ、ドローカードの古代の機械戦車を発動!機械巨人に装備させ攻撃力は3600になる!」

「昨日の6600よりは弱いッスけど・・・自壊しない3600なんて・・・」

「ヒャーハハハッこれがアンティークの絶望だ!・・・正直言うと究極巨人でやりたかった」

「なにサラッと恐ろしい事言ってるんッスか!このパワー馬鹿!」

「力こそ正義!十代、圧倒的攻撃力はいいぞぉ」

「やめろー!そんなの正義じゃない!俺の知ってる正義は・・・皆を、笑顔に・・・」

 

なんかネタ振ったら予想以上のネタが帰ってきたでござる。十代、それ後輩のセリフや・・・

 

「意志無き力などただの暴力だ、翔」

 

ネタやってたらなんかカッコいい事言って誰か出てきた。長身の、ロングコートの様な白と青の反転したオベリスクブルーの制服を着た男・・・その斜め後ろに天上院と名乗った女子生徒。

 

「お、お兄さん」

「お兄さん!お前あれの弟なのか!全く似てねぇな!」

「うるさいッス!で、でもなんでお兄さんがここに?」

「明日香からお前がデュエルをすると聞いてな。しかし・・・クロノス先生を倒したアンティーク使い、だったか」

「おうお前。そこで弟君が負けるのを眺めてるんだな」

「サイバー流道場でも聞いたことがある。門下生が何人かが『アンティークに負けた』と泣きながら帰って来たとな」

「あの程度で泣くとか、それでもデュエリストだったのか?サイバー流ってのは随分温い教育してるんだな、その辺の不良の方がまだガッツあるぜ」

「・・・散って行った同門の為にも、お前は俺が倒そう!」

「待ってお兄さん!今は僕とこいつのデュエルなんだ!邪魔をしないで!」

「翔・・・そうか、では存分に戦え!」

 

なんか知らんが兄弟イベントのダシにされた感・・・クソが、この俺を利用しやがって。

 

「じゃあデュエル再開と行こうじゃねぇか!やれ機械巨人!」

 

・・・機械戦車に乗った機械巨人クソダセェ。

 

「破壊されたのはトラックロイド。防御力は2000だから1600のダメージを受けるッス」

「これでお前のライフは2400、壁モンスターを出せれば二回は耐えれるぞ?よかったな。これでターンエンドだ」

「僕のターン・・・ドロー!モンスターを一体セットしてターンエンドッス・・・」

「はぁ、煽る価値もねぇ。俺のターンでドロー・・・そのセットモンスターに攻撃だ!」

「セットモンスターは防御力1600のエクスプレスロイド!2000のダメージは受けるッスが、効果を発動!墓地のこのカード以外のロイド二体を手札に加えるッス。僕はトラックロイドとドリルロイドを手札に加えるッス!」

「さて、残り400のライフでその手札に加えたカードがどう生きるか・・・ターンエンドだ」

「僕のターン、ドローッス!」

 

ドローしたカードを見た直後、顔が輝いた。そんな表現が出来るんだけど、男のそんな表情見てもイラッとするぜ!デュエリストとしてはワクワクするけどな!

 

「僕は手札から融合を発動ッス!手札のトラックロイド・ドリルロイド・ステルスロイド・エクスプレスロイドを墓地に送ってエクストラデッキからスーパービークロイド-ステルス・ユニオンを召喚ッス!攻撃力は3600で並んだッスけど手札もないし、フィールドにモンスターもいないッスからこれでターンエンドッス。どうだ!これが僕のロイド達だ!」

「素晴らしい、このタイミングでどのカードを引いたのかは分からないが、そのモンスター召喚のキーカードを引くあたり実に素晴らしい!手放しで褒め称えてやろう!この性能が常に出せればイエローどころかブルーも夢じゃないと!」

「そうだよスゲーじゃないか翔!」

「え?そうッスか?」

「だが、しかし、まるで全然!この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!」

 

勿論顔芸をしながらチビ眼鏡、もとい丸藤の表情が変わるのもしっかりとみる。

 

「俺のターン、ドロー!手札から古代の機械城を発動!フィールド上のアンティーク・ギアと名の付くモンスターの攻撃力を300アップさせる!さらにさらにぃ、ドローしたカード、古代の機械戦車も発動!装備するのは勿論攻撃力3900となった古代の機械巨人!」

「攻撃力、4500ッ!」

「俺のリスペクトだ。受け取りな」

 

古代の機械戦車から一度降りて、何故か小さくなっていった機械戦車を足に装備してスケートの様にして走って行き、スーパービークロイドを殴り倒した。

 

「丸藤翔。あえて、あえてだ。お前にこの言葉を贈ろう。ガッチャ、いいデュエルだったぜ」

「あっ!おい満、俺の決めセリフ取るなよ!」




このデュエルで満君は大満足状態になりました。
一方凡9はダサシンの続きが芳しく無くて不満足です。

さて、次回どうしようかなー・・・
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