暁の水平線   作:ラインメタル

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プロローグ 1

私は――見ていることしかできない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵機あと400機以上確認!残り距離30000です!迎撃しきれません!」

 

悲痛そうに砲雷長は叫んでいる

そりゃそうだと私は思う

なにせ敵機が発艦完了した時点で1000機以上は確認できたんだ

600機も落としたというだけでよくやったと私は思う

それが―70年以上も違うこの船やほかの14隻の護衛艦と80人といえども

 

「馬鹿野郎!」

 

艦長の手が砲雷長の頬をはたく

 

「そんなこと言っている暇があれば迎撃に集中しろ!」

 

そのとうりだな...

戦闘中にそんなことを考えたらだれもが弱気になるからな

艦長もそこら辺をわかっているのだろう

 

「『こんごう』被弾!」

 

「!様子はどうなっている!」

 

「速力低下 落後している模様です....」

 

わが艦隊のかなめであるイージス艦が1隻やられたか...

これで防空能力が落ちるな....

 

「『たかなみ』『すずなみ』被弾!」

 

次々と被弾報告が来る

この船ももうすぐ―

 

ズズゥンという音とともに衝撃が来た

どうやら被弾したようだ

 

「敵弾被弾!貫通はしてないようですがこのまま攻撃を受けたらこのまま―」

 

「この『―――』はそう簡単には沈まない!迎撃に集中しろ!」

 

そういう艦長にも焦りが見えている

そうだろう...敵機はまだまだたくさんいるのだから

ふと外を見るとレーダーに雷撃機と思わしき機体がこちらに魚雷を投下していた

 

「敵機魚雷投下!――に接近しています!」

 

「取り舵いっぱい!」

 

艦長の号令が来る

だがこの船はでかい

舵が効くまで時間がかかるだろう

 

ようやく舳が左へ動こうとしていたら

衝撃とともに右舷に3つの水柱が上った

被雷したな...

まだまだ爆弾を投下していない敵機はたくさんいる

頑丈なこの船はともかく脆い護衛艦が攻撃を受けたら

ますます対空砲火が薄くするだろう

 

もうこの船から飛翔しているミサイルはほとんどない

スパローミサイルが全段発射されたからだ

スタンダードミサイルはまだ発射されてはいるが

ランチャー式のためその絶対数は足りない

 

また4つの水柱が右舷に上がる

どうやら敵は右舷を狙っているようで

左には敵機の姿は見られないが

右を見ると60機以上とみられる敵機がこちらへ向かってきている

この船も頑張ってはいるだろうが

すぐに弾切れを起こすファランクスだけじゃ難しいだろう

 

と また水柱だ、そろそろこの船もやばそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――

 

「艦長この『―――』はもう駄目です。

幸いまだ沈む気配はありませんし護衛艦が近くにいますので総員対艦命令を」

 

「......わかった..総員対艦命令」

 

艦長が抑揚がなく弱弱しい声でそう言うと

CICにいる人員はすぐさまここから去った

 

「艦長司令達を退艦させてきます」

 

副長が艦長へ向けてそういうと

 

「わかった」

 

と艦長は答えただが副長は動かなかった

どうやら艦長にまだ伝えることがありそうだ

 

「艦長はどうなさるおつもりで?」

 

と副長が言うと、艦長は

 

「もう少しここにいることにする。

この『―――』と最後の別れを楽しむためだ」

 

艦長は運命を共にするつもりなのか?

それはだめだ艦長は生きてこれからも頑張ってもらわねばいけない

といいたいのだがそう思っても声にはできないし艦長を引っ張って海に落とすこともできない

 

「艦長私とともに司令達を退艦させましょう、

絶対に運命を共にさせません。いきましょう」

 

そういうと副長が艦長の腕をつかんでCICから引っ張り出した

よかった..運命を共にさせたくないからな

 

「やれやれこの船と運命をともにもできないのか って副長痛いからやめてくれ歩くから!自分で歩くから!やめてー!うでがちぎr――」

 

艦長..御愁傷様です

ッとだんだん眠くなってきたな

最後に一眠りでもするか、起きたらどうなっていることかな?

と軽いことを考えながら私は目を閉じた

 

 

 

 

 

 

 

 




お久しぶりラインメタルです
この小説は前書いた小説があまりにもひどくなってしまったので
書き直したものです
なおプロローグは新しくしました
すこしシリアスっぽく書いていきます
前の小説はまだ見れますが
ネタバレを多く含むため非公開にしようか悩んでいるところです
それでは次の話まで!

in the next story

といった手前早く次の話書こう..
1ヶ月とかだったら怒られるしな...
1週間以内で頑張ろうかな?w
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