ハイスクールD×D 蘇った彼(凍結)   作:総司

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一ヶ月ほど更新出来なくてすみません。
ここ最近ほぼ毎日残業してました( ;∀;)
家に帰って晩飯を食べて風呂に入るとほとんど0時を過ぎるか0時少し前の毎日……。
休みの日なんてほとんど一日中寝てたしね。
Chaos;Child買ったけどあんまりプレイ出来てないし。
今日やっと一周目が終わった。
といった感じでChaos;Childをプレイしながら今日書きました。
文字数は少し少なくてすみません。



エピソード4

 

理が三年のクラスに転入し、いわば時の人となった初日の放課後――

 

「zzz……」

 

――理は寝ていた。

 

一時間目は質問攻めにあい、一時間目が終わると同時に理は寝はじめたため、三年の中で唯一の男子を見ようとやって来た他のクラスの女子は理の寝顔しか見れていなかった。

 

もっとも弁当を食べるために昼休みはちゃんと起きてはいたが、学園にいる間は殆ど寝ていたと言っても過言ではない。

 

確かに悪魔になったばかりでなれるまでは太陽の日に弱くなってるとは言え、さすがに寝すぎ出はないだろうか?

 

いや、前からよく寝ていた気もする。

 

「あらあら、理くんは沢山寝てますわね」

 

「理起きなさい。部活に行くわよ」

 

朱乃は笑っていたが、リアスとしては少し残念でもあった。

 

リアスは昼休みに理に学園の案内をするつもりだったのだが、理は学園にいる間の殆んどを寝ていたのだ。

 

「……………なに?」

 

理は眠そうに目を擦りながらリアスと朱乃を見る。

 

「部活よ。この間私たちのことを話したでしょ。今日は自己紹介をしてもらうわ」

 

「……わかった」

 

理はまだまだ寝たりないと言っている体を起こし、リアスと朱乃の後をついて歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理が向かった場所は校舎の裏手に建っている普通の生徒は普段使わない旧校舎だった。

 

彼女たちはこの旧校舎の一室を部活をする部屋として集まっている。

 

そして理たちは部室に入るとまだ誰も来ておらず、静だった。

 

だが、理はその部屋の床、壁、天井に至るまで見たこともない文字が書かれているのを発見した。

 

(これ、誰の趣味なんだろう?)

 

普通なら驚くとか気味悪がると思うが、理は全く違うことを考えた。

 

リアスと朱乃はソファーに座り、それを見た理もソファーに座る。

 

「他の人たちはいつ来るの?」

 

「もう少しで来ると思いますわ」

 

「前に言った通り私たち以外は全員後輩よ」

 

「そう」

 

それを聞いた理はヘッドホンを耳につけ、曲を流しながら目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「理、起きなさい」

 

「ん……」

 

教室にいたときのようにリアスの声で理は目を覚ました。

 

(……教室じゃない?)

 

今度はそれほど長い間寝ていないようだったが、理は少し寝ぼけていた。

 

(ああ、そうか、部室に来たんだ……)

 

少しボケッとしていた理だったが、すぐにここがどこなのか理解した。

 

――だが

 

「なんで膝枕してるの?」

 

「嫌かしら?」

 

「別に」

 

理はソファーに座って寝ていたはずだったが、目を覚ますとリアスに膝枕をされた状態だった。

 

理としてはあまり気にすることじゃないのだが、理が寝ている間に来たのであろう男子生徒の一人が嫉妬のオーラを全身からだしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結城理です。最近悪魔になったばかりだけどよろしく。ついでに三年生」

 

「……兵藤一誠です。友達からはイッセーって呼ばれてます。結城先輩と同じように最近悪魔になったばかりの新人です」

 

取りあえず理は自己紹介をはじめるが、イッセーから出る嫉妬のオーラは健在だった。

 

理がリアスと一緒に登校してるのをイッセーは見てしまったのもあるが、それにくわえてさきほどリアスが膝枕をしているのを見てしまったのだ、男としては無理はないのかもしれない。

 

それにイッセーにとって仲良くなったりしない限りイケメンは敵なのだ。

 

だが、先輩である以上あまりタメ口で話さない方がいいだろうと考えた。

 

「あんまり怒りすぎはよくないよ。この飴をあげるから落ちついて」

 

理はイッセーの目が怒ってるように見えたのか、鞄から以前買った飴を袋から一つ取りだし、イッセーに渡す。

 

「……ありがとうございます」

 

理から受け取った飴をイッセーは口に入れるが……

 

「◎▽※∋〓‰♯θΩ◆□§〓⊆∨〓」

 

イッセーは飴を口に入れた瞬間に目を見開き、ヒトとは思えない奇声を出しながら部室を走り回った。

 

「理! イッセーになにをあげたの!」

 

「ただの飴だけど……」

 

この飴は“眠気スッキリ”“怒りも悲しみも忘れさせます”“これ一粒で元気になる”と言うキャッチフレーズで売られており、なんか面白そうと言う理由で買った飴だった。

 

(うん、普通の飴だよね)

 

理は一つ飴を取り、口に含み確認する。

 

この飴はイッセーに食べさせる前に理自身もいくつ嘗め、普通の飴よりかは少し美味しい? ぐらいであった。

 

部室を走り回ったイッセーは奇声をあげながら部室の外に出ていってしまう。

 

(なにがそんなにいけなかったんだろう?)

 

理はそう言いながら飴の入った袋の裏面を確認する。

 

そこには飴に使う原材料の他に見知った文字が書かれていた。

 

その文字は“劇薬”。

 

理が月光館学園の保健室でたまに飲んでいた薬の材料の一つが書かれていた。

 

(……もしかしてこれのせい? でも僕ははじめて飲んだ時も全然平気だったし)

 

確かに理は劇薬入りの薬を飲んでも平気だったが、理が平気でも他の人も平気とはかぎらない。

 

そもそも劇薬が入った袋に“飲むな危険”と書かれていたのだ、普通でいられるはずがない。

 

……ペルソナ使いは誰もが飲んでも平気なのだろうか? いや、理が特別なだけか。

 

「■■■■■■■■■■■」

 

部室の外からもはや奇声でもない声? が聞こえ、皆で窓から覗くとイッセーが全身を痙攣させながら倒れていた。

 

そもそもなぜあんな飴が売っているのだろうか?

 

理のように劇薬が効かない人がいて、好きで買う人がいるのだろうか? それとも罰ゲームなどといったことで買う人がいるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日はイッセーを部室に連れ戻し、目を覚ますまで看病をして終わった。

 

余談だが、イッセーが目を覚ましてからもう一度自己紹介をした。

 

 

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