コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will 作:ラムネ便
ー中東ー
黄色い砂埃の中、前進する巨大な軍。彼らの特殊スーツや兵器、KMFの肩には”SMD”のマークが入っている。シンフォニー傭兵師団の略称である。
『第一次攻撃部隊は更に前進!フォーメション2!テロリストを壊滅せよ!』
〈機甲歩兵部隊は遺跡内部へ攻撃開始!制圧せよ!〉
分厚い装甲を装備した機甲歩兵部隊はバルカンやショットガンで敵を倒していく。彼らにアサルトライフル程度の弾は勿論、ミサイルのニ、三発の直撃はダメージの内に入らないのだ。
〈国連より通達!遺跡内部の破損率は30%までならば良しとする決議可決!シンフォニー傭兵師団はISを撃滅せよ!〉
〈司令よりSMD全体に告ぐ!勝機は我等に有り!奴らを一人残らず潰せ!〉
マスクをかぶるテロリスト達はロケットランチャーを放つ。しかし機甲歩兵部隊にはバリアトーチカを装備しており並大抵の火力では破る事など不可能である。
〈撃てーっ!〉
機甲部隊の肩に装備された迫撃砲が土嚢を積んでいる部隊に直撃。テロリストが徐々に追い詰められて行く。
〈KMF部隊攻撃開始!奴らを一人たりとも逃すな!手加減はいらない!〉
遺跡内部にいたテロリストは突撃したバルカン機甲部隊により壊滅。KMF部隊は数々の装甲車を破壊しテロリストは一人も生きている者は居なくなってしまった。
〈作戦終了だ。全員スフィアに搭乗。後片付けは国連にまかせろ〉
戦艦に乗り込むKMFや傭兵達。全員を収容するとスフィアと呼ばれた戦艦は空に浮かび次の目的地へと向かう。
ー戦艦スフィアー
『流石シンフォニー傭兵師団の戦艦だな。KMFは190体収容可能。おまけに歩兵は500人収容可能なんだからな』
『フレイ艦長のおっしゃる通りです。シンフォニーには未だ隠された武器があるらしいですね』
『そういう事を言うなアーティア副長。探したくなるではないか』
『おっと失礼しました』
〈艦長。本部より回線がきました〉
『通せ。セキュリティは二重に』
〈了解〉
画面に映し出されたのは最高司令の安達だった。
『おやおや、、最高司令官殿ではないですか。どうしました?』
〈当主が見つかった。これからは当主の意向に沿って作戦を行う〉
『へいへい。当主ねぇ、、名前は』
〈オーキス・シンフォニー様だ。失礼の無いようにな。指揮能力に関しては問題は無い。父親譲り、、いや、それ以上かもしれん〉
『一度会ってみなきゃ信用ならんな。何処にいるんだ?』
〈ブリタニアだ〉
『あの内戦中の国かよ⁈正気か⁈』
〈当主様は兄弟を無くされた。その中で生きてきたんだ。生半可な覚悟ではあるまい〉
『直ぐに援護に向かう』
〈心配するな。向こうには援軍として潜水艦マーリンのジル艦長が指揮している〉
『ジルが?あの女、、戦いを嫌っていたのにか。5年もたちゃ人は変わるもんだな』
〈少なくとも現在スフィアを動かすのはシンフォニーが更にブリタニア、日本に敵対していると意思表示する事になりかねん。今は動くな〉
『了解』
ースカアハ ハンガーー
幻月を片っ端から解体していくタキセ。部品を一つずつ並べてX線にかけている。
『確かにいい装備だ。だがこれではあまりにもエネルギー消費が多い』
部品をいるものといらないもので分別を開始した。
『んー、、バックブースターが正直邪魔なんだよな。羽が無い方が楽だし、、』
そんな事を言いながら羽を解体して部品を洗浄機にかけた。
『何かお困りのようだね』
『E.Eさん』
『設計は私に任せて。タキセは組み立てだけやってくれる?』
『ゴットフリートをあそこまで改造した貴方なら、、まあ大丈夫ですね』
タキセは洗浄機の中にある部品を更に洗う。E.Eは幻月のフレームをじっと見つめる。
『さてと、、どうするかな〜。フレームからしてGNドライヴを乗っける余裕は無いし。外付けなら可能だけど破壊されたら何も出来ないから却下だね。ストフリにしてあげようかな。いや待てよ、、ストフリのドラグーンみたいに羽を増やしてやれば、、』
ースカアハ キシ個室ー
『ナヴィス。忙しい中すまない』
『別にいいさ。で、何の用だ?』
『ナヴィス、、君のギアス幻覚、、だったよな?』
『ん?ああそうだが?』
『この計画に、、協力してほしい』
『計画?』
『そうだ。だがおそらくこの計画にはE.Eちゃんも必要になる。そして、、ナナリーも、、』
『詳しく聞こうか』
『ユーフェミアは、、ルルーシュのギアスの間違いによって日本人を殺すというギアスをかけてしまう。俺はルルーシュの片目を見せない事により成功したが、、今回俺は公にいる訳じゃない。作戦としてはナヴィスの力でユーフェミアが殺される所を幻覚を展開。その前にユーフェミアを俺達が回収。ユーフェミアの人形をE.Eちゃんの力で作成してナナリーのギアスで操る』
『それが、、誰も悲しませない為の方法、、か』
『特区の施設が出来上がり見積もって1週間で出来る。その間に更にこの計画を濃密にしなきゃいけない。ナヴィス。やってくれるか?』
『やってやるぜ』
ースカアハ 操縦室ー
〈は?潜水艦マーリンを帰還させるのですか?〉
『ああ。仕事はしてくれた。後始末はスカアハだけで片付ける』
〈オーキス当主様。スカアハだけでは流石に、、〉
『分かっている。そちらに空きの部隊はいるのか?』
〈一応あります。第68連隊です。KMF部隊と歩兵部隊が集まった本格的部隊です。先程ISを壊滅してきたばかりなので本家で弾薬補給をしてから向かわせる事になりますが〉
『それで頼む。マーリンは暫く点検。ジル艦長やそのほかの船員に礼を言っておいてくれ。頼むぞ。安達』
〈はっ!〉
回線が閉じられてオーキスは椅子に腰深く座る。
『さて、、黒の騎士団。ブリタニア。どちらから出るか。先に出た方が勝つるか、、負けか、、。どちらにしろシンフォニーは知られずに動かなければならない』
ー戦艦スフィアー
『本家で補給してからオーキス当主の所に向かう?』
〈そうだ。KMFの整備も完全に終わらす。まだオーキス当主様は動く様子はない。本家に戻ってからでも遅くはない〉
『了解した。それと国連から、、』
〈聞いたぞ。あの難攻不落の遺跡を制圧。テロリストを全員締め出したらしいな〉
『物量作戦に置いちゃこっちが有利だからな。で、”死の商人”は見つかったのか?』
〈まあな、何人か始末した〉
『やるなぁ。安達司令殿は』
〈まあ、、いずれこの座を譲る時も来るだろうな〉
『最高司令官の座か?俺は興味ないね。前線に立ち続けるのが生き甲斐だからな』
続く!
オマケ
戦艦名 スフィア
スカアハの二世代前の戦艦”ルーファス型”ベースに現代技術でフルチューンした戦艦。浮遊システムはタキセのエナジーウィングのシステムを導入しておりエナジーウィングの羽は見えなくしておりあらゆる作戦に対応出来る。艦長はフレイ・アドヴァス