コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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終幕です!第一部はね!


終幕への道

ーアッシュフォード学園付近ー

 

「オーキス。紅蓮弐式は輻射波動装備型のKMFだ。いくらこちらが高性能機でも甘く見てると死ぬぞ」

 

「何を言うキシ。俺達に輻射波動は効かないのを忘れたか?」

 

「ははっ。完全に忘れていたよ。シンフォニーの全機体にはリムーブフレームが採用されてんだっけな」

 

最初に動き出したのはバンシィだった。ビームマグナムを撃ちながらリボルバーカノンを撃つ。煙幕に飛び込むバンシィ。しかし紅蓮弐式はギリギリで避けた。

 

「こんなんで私に勝てると思うなぁ!」

 

紅蓮弐式はスラッシュハーケンで壁に登りバンシィの突撃を避けた。次は蒼炎のビームライフルによる攻撃だ。

 

「カレンには当てるなよ。アイツは必ず動く」

 

キシの予言通り廃ビルの壁が剥がれ落ちビームライフルを当てるまでもなかった。しかし地面に降りてからもフロートユニットを装備せずとも高機動な動きをする紅蓮弐式。ナイフ攻撃を避けた遊撃部隊はビームライフルを撃つ。なぞの光学兵器があたるはずもない。カレンはそう思っていた。

 

「次はカレンがこちらに輻射波動を向けてくる。黒金。背後頼むぜ」

 

しかしカレンは忘れていた。廃ビルに潜んだ悪魔を。あのビームライフルはカレンを地面に降りさせる為の布石。後ろには廃ビルに突っ込んだバンシィがいた。

 

「出直すがいい!素人が!」

 

バンシィの高速機動は弐式を遥かに超えていた。カレンは反応する余裕もなくビームサーベルにより脚部と右腕を失う。

 

「まだ、、まだ輻射波動が一発だけ使える。あの重武装野郎に一撃やれば、、!」

 

弐式は脚部を損傷しているにもかかわらずその微妙な安定感で幻月Xを捕まえる。

 

「最後の一発!喰らいな!」

 

カレンの輻射波動が幻月Xに直撃。爆発、、しなかった。それどころか傷一つ付いていない。

 

「そんな、、!」

 

「カレンちゃん。すまないけどその左腕はもらうよ」

 

幻月Xの左手が弐式の左腕を掴む。

 

「お前こそ喰らえぃ!幻月Xの吸収した紅蓮の輻射波動と俺の輻射波動を足した必殺!大出力輻射波動!」

 

キシが放った輻射波動は弐式が腕をパージしたから良いものの、その腕は跡形もなく消え去る。

 

「よし。紅蓮弐式もつぶした。となると残るは、、」

 

こちらの戦闘を見ていたのは空中にいたガウェイン。この空気では戦うのはただ一人。指揮官と指揮官による戦いだ。

 

「ほう、、面白い装備を持つKMFだな」

 

「あれがガウェイン。だが俺のゴットフリートを前に負けるわけにはいかないな」

 

ゴットフリートが動き出す。ビームサーベルを一本だけ出しガウェインに突っ込む。

 

「ガウェイン!お前の力を見せてみろ!」

 

ビームサーベルを避けてガウェインがハドロン砲を放った。クラッキングやスラッシュハーケンを出し装備を全て使いゴットフリートに襲いかかる。

 

「あのKMF、、この機体では難しいな」

 

「ああ。それに余裕がないな。コーネリアが何も知らないならそれでいいが、、」

 

ゴットフリートはハドロン砲をシールドで受け止めて融解したシールドを破棄する。ガウェインもその驚異的スピードに追いつき近接戦を許さない。

 

「所詮は砲台か。ならば!」

 

ゴットフリートが赤く染まる。背中の粒子の量が多くなりさらにスピードが上がる。

 

「くっ、、最後の一発か!」

 

ハドロン砲を撃てなくなるガウェイン。ゴットフリートは避けるガウェインの腕を切断した。そしてまた距離を作ると両腕に装備した中距離用ビームバルカンでガウェインに容赦なく撃つ。

 

「この十字砲火をかわすのは不可能だ!」

 

ゴットフリートのビームバルカンは更に別方向からも来る。左右上下にビームバルカンがある。

 

「ルルーシュ!」

 

「まさかガウェインの弾が無くなるとは、、撤収地点まで後退する!」

 

ゴットフリートの射程距離から離れるガウェイン。

 

「逃がさねぇぞ、、」

 

ゴットフリートに装備された高出力ビームライフルを構えるオーキス。長距離射程モードに帰るとガウェインをロックする。

 

「オーキス!撃つな!」

 

キシの声でまたもや失敗するところだったオーキス。

 

「落ち着け!ルルーシュまで潰したらやばくなるって」

 

「すまん、、」

 

ゴットフリートが装備を仕舞うと帰ってきたナオト達とも合流した。

 

「さて、、これからどうする?」

 

「この後の運命は、、ジークフリートっつうKMFがいる。多分そいつが邪魔をする」

 

「ゴットフリートにあれだけのダメージを与えられたんだ。多分そいつに潰される」

 

ナヴィスの確実な意見。ゴットフリートに負わされたダメージや武器の消費は比ではない。あまりにも使用し過ぎた為ジークフリートに負けてもおかしくはない。

 

「つまり、、ジークフリートを潰せと?キシ」

 

「ナヴィスの意見は最もだ。オーキス」

 

「分かっている。ジークフリートの反応を探せ」

 

「「了解!」」

 

レーダシステムを最大まで上げてジークフリートを探すオーキス達。その時、ナヴィスの蒼炎に緊急報告がはいった。

 

〈ナヴィス副司令!〉

 

〈スフィア歩兵部隊か。どうした?〉

 

ーアッシュフォード学園ー

 

「学園にて大量破壊兵器を確認!サクラダイトを使用した爆発兵器です!」

 

〈何⁈大きさは⁈〉

 

「残念ながら現在画像による通信機器は破損を防ぐためありませんが目視でも二、三メートルはあるかと、、」

 

〈爆発した時の、、予測被害数は?〉

 

「出ました体長!予測被害は、、東京租界、、全域です」

 

〈そんな、、まだ市民は大勢いるんだぞ⁈〉

 

「体長!女子生徒がKMFの中に!」

 

「なんだって⁈」

 

部下の言う通りそこにはニーナがいた。起爆スイッチを持って。

 

「隊長!発砲許可を!」

 

「麻酔弾を使用しろ!彼女は今錯乱しているようだ!下手に麻酔を減らしたらどうなるか分からん!ヒトに使用出来る最大量で撃て!」

 

「しかし後遺症の危険が!」

 

「責任は俺が取る!撃て!」

 

麻酔弾に麻酔を装填する部下。下では学生達による説得が続いているが無駄だろう。

 

「ゼロは、、どこ?」

 

「ニーナ!早く降りて!今ここでやったら皆死んじゃうのよ⁈」

 

「ユーフェミア様の仇を取れるなら、、別にいいです!」

 

ボタンを押そうとガタガタ震えるニーナの手。

 

「麻酔装填完了!一発で当てろよ!」

 

「んなこたぁ分かっている!」

 

麻酔弾をスナイパーに渡しニーナの首を狙う。

 

「グッバイ。子猫ちゃん」

 

スナイパーの撃った麻酔弾は見事ニーナの首に当たりニーナはすぐ寝てしまった。すぐに回収して地面に下ろすシンフォニーの部隊員。

 

「麻酔の後遺症が残らんように処置をしろ!間に合わなくなるぞ!」

 

注射器で薬品を注入している間、ブリタニアのアヴァロンが近くまで降下した。

 

「後は頼んだ。ブリタニア」

 

「はい。貴方達は?」

 

「シンフォニー傭兵師団の特殊歩兵部隊だ」

 

ヘリポートにあったヘリでスフィアに向かう部隊員。これで租界が消えるのは阻止できた。

 

ースカアハー

 

ジークフリート討伐に向かったゴットフリート以外は全機体がスカアハへと弾薬補給に戻った。

 

「さっきの爆弾犯はニーナだろ」

 

「キシ、、分かるのか?」

 

「ああ。かなりのマッドサイエンティストだ。ユーフェミアが死んだと勘違いしているがな」

 

「私が、、ですか?」

 

シンフォニーの隊服に着替えて総司令官の座席に座っているユーフェミアは話を聞いた。

 

「キシさんは異世界の人ってE.Eさんに聞きました。ニーナちゃんって」

 

「Yes。学生なのに大量破壊兵器を作り出す可哀想なやつさ。ユフィ。君が死んでないと気付かずにね」

 

「今すぐ止めに!」

 

焦るユーフェミア。しかしナヴィスはコーヒーを飲みほしてユフィに言った。

 

「そいつならウチの特殊部隊が麻酔弾で眠らせた。後遺症の残らんよう処置したそうだ」

 

ユフィはほっとした顔になる。

 

「それより、、なんだ。隊服から胸が出ているんだが、、」

 

「ええと、、隊服に入らないんです、、」

 

「ユフィ!good!」

 

「!!」

 

無駄な言葉を言った瞬間ユフィに回し蹴りされ股間にクリーンヒットするキシ。無論、最強の生物でも股間へのダメージは気絶する。白目をむきかけて倒れたキシ。

 

「ハイヒールで股間はないよぉー」

 

「す、すいません、、クレアさんから護身術を習ったので、、」

 

「く、クレアから?」

 

キシがクレアを見るとその目はオーキスを見る女の目ではない。養豚場の豚を見るような目だ。キシにとってご褒美でもなんでもない。瞳に光がない。

 

「あ、あすこにいるのはリサリサ先生か、、⁈」

 

クレアはじっとこちらを見ている。やはり変わらないその目。しかし正面を振り直した彼女はオーキスとのツーショットを見て瞳に光が戻った。更によく見ると、、

 

「な、ナヴィス」

 

「どうした人外。いや変態」

 

「変態言うな。クレアの指、、なんかおかしくね?」

 

「ああ。光る何かがあるな」

 

クレアの薬指には銀色の指輪があった。もうこれはキシが知らなくてもおかしくない。

 

「あいつ、、プロポしたのか」

 

ーゲットー 上空ー

 

ジークフリートと戦闘するオーキス。ビームバルカンで次々と兵装を破壊する。

 

「図体がデカイのが仇になったな」

 

ビームサーベル二丁を高出力モードに変更するとゴットフリートはジークフリートに突っ込んでいく。

 

「三枚下ろしだ!」

 

三枚下ろしにされたジークフリートは爆発してゲットーへと落ちていく。後はキシに聞かなければわからないため、スカアハへと帰還した。

 

ースカアハー

 

程なくして終わったジークフリート戦を見ていたらしいクレアはオーキスが帰って来るなり抱きついて泣いた。なだめている間にナヴィスがキシの話を聞いてこれからの作戦を全て構成してしまった。

 

「つーわけで、、後は終わらせるだけだ。オーキス」

 

キシは運命の流れを全て説明した。これから起こることも全て話した。しかしそれでも変えられる場所はいくつでもあった。

 

「よし、、後は皇帝がいる場所へと向かうだけだな。ルルーシュには済まないことをするな、、」

 

「ま、気にするなよ。ルルーシュにはまた後で色々やれるよう支援すればいいさ」

 

キシはオーキスにそう言うと自分の持ち場へと戻る。オーキスも再び司令席に戻り帽子をかぶった。

 

「スフィアには帰還命令を出した。俺達は最終目標の神根島に向かう。速力159!針路109に変更!急速発進準備!全員固定器具を装着!」

 

「全員固定器具装着ヨシ!」

 

ユフィが全て確認するとオーキスは司令を出した。

 

「スカアハ!急速発進!」

 

スカアハは神根島へと方向を変え猛スピードで向かう。

 

続く!

 




第一部は次で終了です。第二部まで皆様どうか見守ってください。
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