コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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最近は書く事がなくなってきました、、。


大波乱!ミレイ会長学園祭!中編

朝七時半頃、斑鳩の甲板に着いたブルーウルフは着艦許可を得てKMF用キャスターに収納される。ナヴィス以外は光学迷彩を起動してコックピット外に降りる。ナヴィス本人はC.Cに案内されてゼロの衣装を身につけて通商条約の締結に向かった。テレビ放送局も生放送で来ているがボイスチェンジャーで全てルルーシュの声に出来るので予め用意されていた質疑応答メモを元に淡々と答えていく。その頃ルルーシュ本人はデートをこなしてスケジュール通りに進めていた。スカアハでもゼロの質疑応答を見守りナヴィスがミスしない事を祈るばかりだ。

 

「質疑応答は終わり。次はショッピングモールだったな。キシ!時間は?」

 

「ルルーシュの言っていた三十分は過ぎてない。急いで行くぞ。全員乗れ!」

 

ゼロの衣装を返してブルーウルフに搭乗するナヴィス達。ルルーシュの変装マスクや服を着て五分でショッピングモールに着くと待っていたであろう女子生徒が近づいてくる。

 

「ルルーシュくぅーん!」

 

「待たせてしまったね。済まない」

 

「ううん。いいのー。早く行こ!」

 

キシ達は別人の振りをしてナヴィスを追いかけていく。服を選んだりペットを見たりと大忙しだがナヴィス自身は久しぶりの外で悪くない気分だった。

 

『こちらキシ。目標の四十分まで残り五分切った。急いで戻れ。オーバー』

 

キシからの無線を聞いたナヴィスは時計をわざと見て離れる準備をした。

 

「ああ、、もうこんな時間か。済まないけど予定が入ってるんだ。また今度」

 

「分かったー。じゃーねー」

 

手を振って別のショッピングモールへと走るナヴィス。体力はかなりある方なので別の女子生徒を待たせないよう全力で走りだした。キシはナナリーを背負いユフィとナヴィスを追いかける。

 

「なんか最近ナナリー重くなって、、いだ⁈」

 

「女性に言うような事じゃありません!」

 

意外と速いユフィはナヴィスの背後を一定の距離でしっかりとついている。一方キシはナナリーを背負っているので少し遅い。三分全力で走ってなんとか間に合い再び同じようにデートを始める。時々キシやナナリー、ユフィの助言を受けながら十時間以上かけて九人の女子生徒とデートをした。その後は四人だけで街を歩いた。ルルーシュはなんとかシャーリーのデートに間に合わせ訳を説明する。

 

「と、、言うことなんだ。分かってくれたならいいんだけど」

 

「ふぅーん。そうなんだ」

 

まだ素っ気ない態度しか取らないシャーリー。訳を話したがまだ足りないところでもあるのだろうか。ルルーシュが考えているとシャーリーは自分から切り出した。

 

「ルル!あ、、あの時のキスはどういう事?」

 

「あ、ああ。アレは、、」

 

そのまま黙ってしまうルルーシュ。プラネタリウムを偶然近くの座席に座っていたナヴィス達はルルーシュを見守っていたがナナリーとユフィが痺れを切らした。

 

「ユフィさん!」

 

「分かってるよね!ナナリー!」

 

二人はこくりと頷くとナナリーはルルーシュに向けてギアスを発動。ユフィと同期させる事によりルルーシュを二人の制御下においた。ルルーシュ自身は全く気付いていない。

 

「ルル。やっぱりいいよ。言いたくないなら大丈」

 

「シャーリー。済まないが少しだけ黙ってくれ」

 

「何よ!ルルがした事、、」

 

シャーリーの目の前が真っ暗になる。停電ではない。手で目を隠されているだけだ。最後列なので人は少ない。他の人がやったとは思えない。そして唇に感じる暖かいもの。一瞬で頭の中が真っ白になって何も考えられなくなっていく。ルルーシュも自分が何をしているのか分からなかった。だが重要なのはそこではない。制御下に置きシャーリーを口説くつもりだったナナリーとユフィの作戦は完全に破られたのだ。つまりこの行為はルルーシュがやった事という意味になる。

 

「あの時の続き、、のつもりだったんだが、、」

 

ルルーシュは自分で何も考えられなくなりとにかく頭に浮かんだものを口に出していくしかない。シャーリー自身は言われた事が頭に入って来ない。プラネタリウムが終わり外に出た二人。気不味い雰囲気で手を貸したくなる。

 

「お兄様、、ここはお兄様自身がなんとかしなければ進展しないんです!頑張って!」

 

「やっぱりいつ見てもアイツはヘタレだな」

 

「別の世界のアイツもあんな感じか」

 

「早く!早く言わないと!頑張ってヘタ、、じゃない!ルルーシュ!」

 

いい雰囲気の中で近づいてくる影。リヴァルやジノだった。気付いたユフィが幻覚でもう一人創り出してジノ達を別の場所に誘導していく。他の女子達も移動させて完全に二人きりの状態を作り出した。

 

「ルル!わ、私、、貴方と、、」

 

「シャーリー。今日n」

 

「ルル!私から逃げないで!」

 

ルルーシュの予想外の事をされて固まってしまう。抱きつかれた状態では何も出来ない。何より今までC.Cに女子関係は任せていたので方法を全く持ち合わせていない。知ってる方法といえばただ一つ。戦争に巻き込ませない為に断るということ。しかし断る前にミレイ会長が近くで拍手をしながら走ってきた。

 

「シャーリーおめでとう!ルルーシュもしっかりしなさいよね!いつまでも女子に任せ切りじゃ何も出来ないわよ!」

 

「か、会長⁈何故ここに⁈」

 

「シャーリーのデート作戦を展開したのは私よ!このミレイにかかればくっつける事なんて楽勝!」

 

笑いながら自慢気に話すミレイ。これではルルーシュは断る事が出来ない。ルルーシュが多数の女子に対応しているのを知っている状態で組んだのだ。ジノやリヴァルもただの様子見であり隠れていたミレイからの意識をそらせるための囮だった。つまりミレイの策略にまんまと嵌りルルーシュとシャーリーをくっつけたという事になる。

 

「ま、まあ何とかなったからいいんじゃない?早くスカアハへ帰りましょう?」

 

ユフィがそういうと草叢に隠れていたナヴィス達はブルーウルフに乗りスカアハへと帰路についた。空には綺麗な月が出ていて満月の夜。しかし月から来るような一機の機体が見えた。レーダーにも反応しており識別番号が一切ない機体だ。カメラをズームするとブリタニアのエンブレムが刻まれているのがみえる。

 

「こちらブルーウルフ二号機。スカアハ応答せよ」

 

『こちらスカアハ。E.E。どうしたのナヴィス?何かあった?』

 

「識別不明機が接近中。指示を」

 

『識別不明機?距離は?』

 

「距離六千。不明機からのレーダー照射はない」

 

『外装は?』

 

「通常の戦闘機と同じだ。ただ、、なんだアレは。レドームか?」

 

『レドーム?偵察機?』

 

「いや、、あれは、、」

 

『ブリタニア軍特殊警護部隊に配属されている無人偵察機だ!ナヴィス!今直ぐその空域から離れろ!撃墜される!』

 

オーキスがそう叫んだ時無人偵察機からのレーダー照射を受けハドロン砲のエネルギー波を感知。更に通常回線が使えなくなり複合長波データリンクに切り替わる。どうやら相手は電磁パルスによるジャミングを行っているようだ。

 

「ハドロン砲⁈俺の世界じゃ無人偵察機につけるなんて聞いた事がないぜ!」

 

「しかもレドームは偽装。電磁パルスでジャミングしてる。厄介だな。撃墜してもいいか?」

 

『撃墜しろ。但し一撃でな』

 

「了解」

 

ハドロン砲が放たれ直撃コースに迫ってくる。それを避ける為に一気に上昇するブルーウルフ。無人偵察機が追いつけない速度で翻弄されていく。小回りが利くブルーはまだ最後の手段を残していた。

 

『EXAMシステム。スタンバイ』

 

機械音声の声が流れて機体の一部のフレームが赤く変色する。同時に隠されたブースターが露わになり加速度が上昇。ナヴィスはKMFにあってはならない高機動をみせ腰に装備されたバルカンを速度を落とした無人偵察機の眼前で逆さまの状態で構えた。

 

「一発あれば十分だ」

 

トリガーを引いてセミオートで一発だけ放つ。弾丸は無人偵察機のど真ん中を貫き無人偵察機は海上に落ちていく。そして一分も経たない内に爆発した。

 

「撃破成功。帰艦する」

 

再びスカアハへの帰艦ルートを辿るブルー。スカアハでは無人偵察機の情報収集にあたっていた。オーキスはスザクの端末に連絡をとり無人偵察機の確認をしている。

 

「ハドロン砲装備型無人偵察機。コイツに見覚えは?」

 

『いや、、一切ない。シュナイゼル殿下が開発を命じたとしてもこんな非効率な戦闘機は作らない』

 

「だとしたら誰が?」

 

『分からない、、だが目星ならつけている』

 

「流石ナイトオブラウンズ。中身は幾らでも調べられるのか」

 

『危ない橋だけどね、、。それでその目星は』

 

「ギアス卿団。でしょ?」

 

『正解』

 

続く!

 

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